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更新日:2024.10.10

馬連のおすすめの買い方とは?枠連・馬単との違いも解説

更新日:2024.10.10

馬連は全券種の中でも的中率と回収率のバランスに優れた券種です。

初心者だけではなく、長く競馬に触れている人にも支持されています。

今回は馬連買い方や他の券種との違い、的中率や平均配当を解説します。

また、馬連で勝つためのコツもまとめていますので、予想の参考にしてください。

馬連とはどのような券種?

馬連

(出典:人気のある馬券の種類はこの3つ 馬連・3連複・3連単の基本を抑えよう!|競馬予想・競馬情報ならJRA-VAN)

馬連とは1~2着に来る馬を着順不動で予想する券種です。

選択した2頭がどちらも馬券に絡まなければ馬券は的中しませんが、選択した2頭は着順を問いません。

とにかく1~2着に入線してくれれば的中となるため、他の券種と比較すると意外と的中頻度は高いのです。

なお、2頭の馬を選択して予想する券種は馬連以外にもいくつか存在しています。

本章では、馬連とそれ以外の券種の違いについて解説していきます。

馬単との違い

馬単

(出典:競馬の馬単とは? しっかりと着順を指定して買ってみよう|競馬予想・競馬情報ならJRA-VAN)

馬単とは1~2着に入線する馬を着順通り予想する券種です。

馬連との違いは、着順まで指定するかどうかです。

馬連は着順不動ですが、馬単の場合は着順まで当てなければいけません。

単純な組み合わせ数は馬連の倍ありますが、、人気馬と穴馬の組み合わせになると高配当が飛び出すケースも多いです。

穴馬の着順によっては3頭の馬を選択する3連複より配当妙味が高くなることも。

枠連との違い

枠連

(出典:枠連とは? 出走馬を8つの『枠』に分ける馬券=枠連の特徴を紹介|競馬予想・競馬情報ならJRA-VAN)

枠連とは1~2着に入線するであろう馬を着順問わず、枠番で予想する券種です。

馬連は馬番で予想するのに対し、枠連は枠番で予想するのが最大の違いといえるでしょう。

枠番とは、出走馬を8つのグループに分けたもので、馬番が1頭のみを対象にしているのに対し、枠番は1~3頭をひとつのグループにまとめています。

枠番は8つしかないため、組み合わせ数は馬連よりも少ないです。

そのため、馬連よりも枠連のほうが的中率は高いです。

ただし、組み合わせ数が少ないため、ひとつひとつの組み合わせに票が集まりやすく、配当妙味は馬連に劣ります。

ワイドとの違い

ワイド

(出典:ワイドってどんな馬券? 当てやすさと配当の見極めが大事|競馬予想・競馬情報ならJRA-VAN)

ワイドは選択した2頭の馬がいずれも1~3着に入線したら配当が得られる券種です。

馬連の的中範囲は1~2着のみですが、ワイドは3着以内まで範囲が拡大されています。

そのため、下記3つの的中パターンが存在しています。

1~2着

1~3着

2~3着

組み合わせ数自体は馬連と同じ数だけ存在していますが、的中パターンが3種類あるため、的中率は馬連の1/3です。

2頭以上の馬を選択する馬券種の中では的中率の高さに定評がある券種といえるでしょう。

ただし的中率が高い分、配当妙味もそこまで高くないため、利益を得るには1点当たりの投資額を増やす必要があります。

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ここまで馬連とは、どんな馬券なのかを解説してまいりましたが、実際に購入して試してみましょう。

ただ、いきなり競馬新聞や競馬メディアを見て、予想を組み立てるのは難しいですよね。

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馬連の的中率や平均配当について

馬

馬連は的中率と配当のバランスに長けていますが、具体的な的中率や平均配当はどれくらいあるのか気になりますよね。

ここからは、馬連の的中率や平均配当について、過去のデータから算出しました。

的中率は0.5〜0.6%

馬連の的中率は下記の数式を使って求めることができます。

◆馬連の的中率の求め方

出走頭数×出走頭数(-1)÷2=組み合わせ数

1÷組み合わせ数×100=的中率

例えば、フルゲート18頭立てのレースにおける1点当たりの的中率は下記の通りとなります。

◆フルゲート(18頭立て)の1点当たりの的中率

18×17÷2=153通り

1÷153×100=0.65(%)

フルゲートにおける馬連1点当たりの的中率は約0.65%でした。

なお、出走頭数が少ないほど1点当たりの的中率は高くなります。

出走頭数ごとの1点当たりの的中率を下記の表にまとめました。

出走頭数 組み合わせ数 1点当たりの的中率
3頭 3通り 33.3%
4頭 6通り 16.7%
5頭 10通り 10.0%
6頭 15通り 6.7%
7頭 21通り 4.8%
8頭 28通り 3.6%
9頭 36通り 2.8%
10頭 45通り 2.2%
11頭 55通り 1.8%
12頭 66通り 1.5%
13頭 78通り 1.3%
14頭 91通り 1.1%
15頭 105通り 0.95%
16頭 120通り 0.83%
17頭 136通り 0.74%
18頭 153通り 0.65%

平均配当は約5,000円

馬連の平均配当を過去のデータから探っていきます。

対象にしたのは2021年から2023年の中央競馬の全レースです。

JRAの公式データベースソフト【JRA-VAN TARGET frontier JV】を使って抽出しました。

年度 馬連の平均配当
2023年 5,369円
2022年 5,013円
2021年 5,653円
3年の平均配当 5,345円

馬連の平均配当は約5,000円でした。

固い決着だと1,000円を下回ることも珍しくないため、平均配当が意外と高いことに驚いたかもしれません。

馬連は全体的に平均より安い決着が多いものの、時折飛び出す高配当が結果的に平均配当を引き上げたと考えられます。

馬連の買い方の種類

マークシート

馬連は2頭の馬を予想する券種ですが、実にさまざまな買い方の種類が存在しています。

どのような買い方があるのか、ひとつずつ解説していきます。

1点買い

1点買い

1点買いとは1つの組み合わせのみ購入する券種です。

馬連は組み合わせ数が多いため、たった1点で的中させるのは容易ではありません。

難易度は非常に高いですが、1点買いでは絶対にトリガミは発生しません。

また、多点に投資する資金を1点に集中投資することも可能なので、的中した時の配当妙味を引き上げやすいです。

当たった時の爆発力が高い買い方といえるでしょう。

ながし

ながし

ながしとは、軸となる馬1頭と、相手となる馬を複数選択して予想する買い方で、多くの人に支持されています。

ながしの最大のメリットは軸となる馬を設定することで、買い目を抑えながら的中範囲を広げられます。

軸となる馬が見つかるようでしたら使い勝手の良い買い方ですが、馬連における軸馬は必ず2着以内に入線しなければなりません。

なぜなら、ながしで購入した組み合わせはすべて軸馬が絡んでいるからです。

軸馬が3着以内に敗れてしまったら、いくら相手馬が1~2着に入線しても馬券は不的中となります。

そのため、馬連におけるながしは1~2着に来る馬が見つかったときに真価が発揮するといっても過言ではないのです。

フォーメーション

フォーメーション

フォーメーションとは、着順ごとに好きなだけ馬を選択する買い方です。

ながしと似ている買い方ですが、ながしと異なり軸となる馬を2頭以上選択することができます。

複数の候補がいる場合に役立つ買い方ですが、買い目を増やしすぎる傾向があるため、配当によってはトリガミになりやすいです。

組み合わせの計算もそれぞれの着順ごとに同一の馬がいると計算が複雑化しやすくなるのもデメリットといえるでしょう。

上手く使えば回収率の向上に期待できますが、自由度が高く故に奥深い、上級者向けの買い方です。

ボックス

ボックス

ボックスは選択した馬番の組み合わせをすべて購入する買い方です。

ながしやフォーメーションと違って、馬番を指定するだけで全ての買い目をまとめて購入するため予想が楽です。

また、まとめて買うためながしやフォーメーションよりもレースの的中率は高くなります。

しかしながら、無駄な買い目も同時に買ってしまうので馬番を増やしすぎると出費が高くなります。

また、フォーメーション以上に組み合わせが増えやすいため、トリガミの発生確率も高くなります。

軸馬が見つけられなくて、なおかつ配当妙味が高いレースでどうしても馬券を当てたいときにボックスは役立つでしょう。

馬連で勝負するメリット

馬連で勝負するメリットは3つあります。

  • 初心者でも勝負しやすい
  • バランスがいい
  • 高額配当を得られることもある

それぞれ詳しく解説します。

初心者でも勝負しやすい

馬連は1・2着になりそうな馬を選ぶだけなので、初心者でも気軽に勝負しやすい券種です。単勝・複勝に比べると的中させる難易度は高いですが、圧倒的な実力馬がいれば組み合わせも考えやすいでしょう。

バランスがいい

馬連の魅力はなんといってもバランスのよさ。もちろん点数を増やすとトリガミになりやすいですが、平均配当が5,000円と妙味もあります。自信のあるレースは点数を絞ることで、回収率の向上につながりますよ。

高額配当を得られることもある

一攫千金を狙いにくい馬連ですが、万馬券が発生するレースもあります。なお、馬連の過去最高配当は、2006年9月9日に中京競馬場で開催された3歳未勝利戦の50万2,590円。これほど高額になるのは極めて稀ですが、荒れそうなレースはボックスで勝負してみるのも面白いでしょう。

馬連で勝負するデメリット

馬連で勝負するにあたって、次のようなデメリットも生じます。

  • 万馬券は生まれにくい
  • トリガミになることもある
  • 候補馬を絞らなければいけない

それぞれ見ていきましょう。

万馬券は生まれにくい

不確定要素が多く荒れやすいレースでは、万馬券が生まれる可能性もあります。しかし、馬連の平均配当は5,000円で、固い決着だと1,000円未満の配当になることも。そのため、高額配当を狙うのであれば馬単や3連単といった券種で勝負する方がいいでしょう。

トリガミになることもある

上位人気が1・2着になると配当は少なくなります。それを踏まえて購入しないと、トリガミになる可能性がでてきます。平均配当を考慮すると、5点前後に抑えるのが好ましいといえるでしょう。

候補馬を絞らなければいけない

馬連では最低でも候補馬を2頭、選ばなければいけません。このとき、ただ人気馬を選ぶのではなく、データやファクター、配当も考慮しつつ穴馬を見つけ出すことがポイントです。自分で探すのが難しい場合は、競馬予想サイトを活用してもいいでしょう。

馬連が向いているレースの特徴

全レース馬連で勝負すればいいかというと、そうではありません。実は、馬連での勝負に向いているレースには3つの特徴があります。

  • 1頭の実力が抜けている
  • 上位〜中穴のオッズ差が少ない
  • 平場のレース

それぞれ解説します。

1頭の実力が抜けている

出走馬の中に圧倒的な実力馬がいる場合、それを軸にすることで的中率は高まります。競馬に絶対はないため100%当たるとは限りませんが、穴馬が絡めば配当にも期待できます。

上位〜中穴のオッズ差が少ない

オッズ差が少ないレースは、それだけ実力が拮抗している証拠。軸馬を選ぶのが難しいですが、このような場合はボックスで勝負するのもおすすめです。展開次第では上位人気が着外に沈み、思わぬ配当を得られるかもしれません。

平場のレース

平場とは特別競走以外のレースを指します。実力馬がコンディションを整えて臨む重賞に対し、平場は馬同士の差が現れやすいので勝負するにはもってこい。ただし血統や調教、騎手の調子などを考慮しなければいけません。競馬新聞や競馬予想サイトを活用し、情報収集の手間を効率化するといいでしょう。

馬連で効率よく勝つためのコツ5選

お金

馬連は単勝や複勝よりも的中率が低く、3連系馬券ほど配当妙味は高くありません。

しかしながら、世の中には馬連を駆使して安定して利益を叩き出している人もいます。

その人たちがどのような買い方を行っているのか、勝つためのコツを5つ紹介します。

※ここにコツを箇条書きで記述していただけますか?

それぞれ詳しく見ていきましょう。

基本は「ながし」か「フォーメーション」

ながし

馬連で購入する際は「ながし」か「フォーメーション」で買うのが基本です。

ふたつの買い方に共通しているのは、どちらも軸馬と相手馬を設定することです。

軸馬は3着以下に沈んでしまったらその時点で馬券が外れてしまうリスクがあります。

それでも、軸馬と相手馬を設定することで買い目を抑えつつ的中率を高められるのは大きな強みといえるでしょう。

軸馬探しのコツは、単勝で買いたい馬を軸にすることです。

ながしやフォーメーションを当てるには、軸馬が絶対に1~2着に入線しなければいけません。

そのため、勝つ馬を軸に持ってくる考え方はとても大事なのです。

軸馬には実力馬(人気馬)を選ぶ

軸馬には実力のある馬、もしくは人気を集めている馬から選ぶことをおすすめします。

実力のある馬を探す際は、過去の戦績を見るのが大切ですが、人気を見ながら予想する方法もあります。

人気とは、全国の馬券購入者の支持の割合で決まり、上位の馬は多くの人が好走するだろうと予想しています。

何らかの好走要因があるので、人気を見ながら予想する買い方は意外と悪い買い方ではないのです。

対抗馬は中穴狙いがおすすめ

相手に選択する対抗馬を選ぶ際は中穴を選択するのが理想です。

なぜなら、中穴が馬券に絡んでくれたら配当が一気に跳ね上がるからです。

例えば、2017年の有馬記念では断然1番人気のキタサンブラックが勝利し、2着に8番人気のクイーンズリングが入線しました。

このときの馬連配当は3,170円です。

キタサンブラックが単勝オッズ1.9倍の断然1番人気に支持されていたことを考えると、美味しい配当だといえるでしょう。

このように、圧倒的な人気馬が好走してももう一方で中穴が絡んでくれれば馬連配当は高くつきやすいです。

中穴を探すのは容易ではありませんが、当たった時の爆発力に期待できるのでぜひ相手に抑えておきたいです。

なるべく点数を抑える

馬連を買う際はできるだけ点数を抑えましょう。

馬連は平均配当こそ5,000円近くあります。

しかし、実際に5,000円以上の配当が飛び出す確率は直近3年の統計を見ると、約23%しかありませんでした。

対して、2,000円以下で決着する確率は52%近くもあったのです。

馬連は組み合わせ数が多いため、当てることを第一に考えたらどうしても点数を増やしがちです。

しかし、馬券が当たってもトリガミになるようでは意味がありません。

なるべく無駄な買い目は買わず、最低限の組み合わせで的中できるように心がけましょう。

実力が拮抗しているレースはボックスも効果的

ボックス

馬連で効率よく勝つにはながしやフォーメーションを利用することが大事です。

ながしとフォーメーションはどちらも軸となる馬を見つけることが予想の第一歩となります。

ところが、レースによっては数時間頭をひねっても軸馬が分からないような難解なレースも存在しています。

そのようなレースを当てる際はながしやフォーメーションよりもボックスのほうが適しています。

ボックスは選択した馬番の組み合わせをまとめて購入するため的中率を高められます。

しかし、買い目が増えるためトリガミも発生しやすいです。

とはいえ、難解なレースというのは上位人気馬でも単勝オッズが4倍以上付く場合が多いです。

当然、馬連における人気馬同士の組み合わせでも配当妙味が高くなります。

ボックスの最大の欠点であるトリガミのリスクを配当妙味で抑えられるため、難解なレースはボックスでも勝ちやすいのです。

馬連の買い方に関してよくある質問

馬連の買い方に関してよくある質問と、それぞれの回答をまとめました。

馬連と馬単、ワイドを併用してもいいですか?

併用しても問題ありません。ただし、払戻を意識して組み合わせを考える必要があります。相手を手広く広げると的中率は上がるものの、点数が増えるため回収率は低くなります。

オーソドックスな買い方は実力馬を軸、中穴〜穴馬を2・3着に選ぶ組み合わせです。勝負レースは見極めなければいけませんが、的中率と回収率の両方をカバーできますよ。

マークシートはどのように記入すればいいですか?

競馬場やウインズに行くと、6種類のマークカードが置いてあります。主に使うカードと意味が次のとおり。

  • 緑色:1点ずつ購入する
  • 青色:連複・連単ながしを購入する
  • 赤色:ボックス・フォーメーションを購入する

馬連の場合は青・赤色を使う機会が多いでしょう。記入方法はJRAの公式サイトで説明されているので、参考にしてください。

地方競馬の馬連はどうやって購入すればいいですか?

地方競馬では「馬複」という名称で発売されています。地方競馬場に足を運ぶ、もしくはSPAT4やオッズパークなどを活用しインターネットで購入しましょう。

まとめ

馬連は的中率と配当妙味の高い券種で、全券種の中でも1点当たりの的中率は高いです。

どうしても予想しやすい単勝や複勝、配当妙味の大きな3連単と比べると地味ですが、バランスの良さから支持する人は多いです。

馬連は初心者の方にも扱いやすいですし、平均配当も高いので的中した時の払い戻しにも期待できます。

少しでも馬連に興味を持たれた方はぜひ、購入してみてください。

もし予想が不安という方は、当サイト「ぶっちゃ競馬」で紹介しているおすすめの競馬予想サイトを利用して下さい。

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