競馬予想サイト口コミ掲示板「ぶっちゃ競馬」

更新日:2025.05.16
ヴィクトリアマイル2025レース記事

ヴィクトリアマイル2025予想|有力馬・穴馬から過去10年の傾向まで徹底分析!

更新日:2025.05.16
監修者:鶴谷義雄
鶴弥義雄

1969年デイリースポーツ入社。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われるほどに。

当サイトの記事や競馬予想サイトへの口コミ内容を監修している。

監修者紹介ページ

2025年5月18日(日)に開催されるヴィクトリアマイル(G1)は、4歳以上牝馬のマイル王者を決定する一戦です。

登録馬は23頭ですが、最終的には18頭立てとなる見込み。枠順や馬場状態、天候などによっては回避馬が出る可能性もあります。

本記事では、「ヴィクトリアマイル2025予想」をテーマに、有力馬3頭・穴馬2頭の紹介から、過去10年の傾向・データ分析まで幅広く解説していきます。

今回は、アスコリピチェーノ・ボンドガール・ステレンボッシュの3頭を有力馬に、ワイドラトゥール・シランケドを穴馬にピックアップ。

各馬の特徴を押さえながら、当日の馬場傾向や展開を見極めて最適な予想を組み立てましょう。

ヴィクトリアマイル2025予想 追い切り終了後最終予想・買い目

ヴィクトリアマイル2025予想
3連単フォーメーション(計10点)
1着:17 アスコリピチェーノ
2着:2 ステレンボッシュ、3 ボンドガール、12 シランケド
3着:1 クリスマスパレード、2 ステレンボッシュ、3 ボンドガール、7 ワイドラトゥール、16 クイーンズウォーク
ヴィクトリアマイル2025予想
3連複フォーメーション(計18点)
1着:17 アスコリピチェーノ
2着:2 ステレンボッシュ、3 ボンドガール、12 シランケド
3着:1 クリスマスパレード、2 ステレンボッシュ、3 ボンドガール、7 ワイドラトゥール、10 ボンドガール、12 シランケド、16 クイーンズウォーク、18 アリスヴェリテ
ヴィクトリアマイル2025予想
馬連(計8点)
軸:17 アスコリピチェーノ
相手:2 ステレンボッシュ、3 アルジーヌ、6 ミアネーロ、7 ワイドラトゥール、10 ボンドガール、12 シランケド、16 クイーンズウォーク、14 マサノカナリア

ヴィクトリアマイル2025予想サイト

ヴィクトリアマイル2025の追い切り評価

馬名 評価 コース/状況 動きの印象
アスコリピチェーノ A 栗東 坂路 / 良 テンから行き脚が良く、最後まで伸び脚が衰えず。
併走馬を突き放し、抜群の仕上がりを感じさせる好内容。
アリスヴェリテ A 栗東 CW / 良 3頭併せの大外を回っても余力十分。
直線でスッと加速し、一気に併走馬を突き離した。気配は申し分ない。
ボンドガール A 美浦 南W / 良 道中の折り合いがスムーズで、直線は大外から力強く伸びる。
前走以上の上積みを示す動きで、気配は上々。
クイーンズウォーク A 栗東 坂路 / 良 序盤からスピード感があり、終いまでしっかり加速。
時計以上に余裕のある走りで、先行押し切りの青写真が描けそう。
クリスマスパレード A 栗東 坂路 / 稍 中間の雨で馬場が重めでもパワフルに駆け上がる。
併走馬を突き放す脚力を見せ、仕上がりの良さが窺える。
シランケド A 栗東 CW / 良 折り合い面が課題だったが、追い切りではスムーズ。
併走馬に馬なりで先着し、パワーに加え気性面の成長も感じられる。
シングザットソング B 美浦 南W / 良 しまい重点でじわじわ加速。もうひと追い欲しい印象だが、馬体の張りは良い。
最終調整で更なる上積みに期待。
ステレンボッシュ B 栗東 坂路 / 良 テンからまずまずの行きっぷり。終いはやや脚があがりかけたが、
気合をつけると伸び返しており、及第点。
ソーダズリング B 美浦 坂路 / 良 出だしはゆったり入り、ラスト2F重点。真っすぐ走れており、
抑え気味でも反応は良好。仕上がりはまずまず。
タガノエルピーダ B 栗東 CW / 良 軽めの内容ながらフォームは安定。テンから控えめに入り、
終い1Fでしっかりと追われると伸びる。
ドゥアイズ B 美浦 南W / 稍 気合を乗せる意図のある内容で、動き自体は良好。
あともう一段ギアが入るかどうかがレース当日の焦点。
バウンシーステップ B 栗東 坂路 / 良 終始手応えに余裕は感じるが、派手さはない。
仕掛けどころでの加速に期待できれば上位も狙えそう。
ビヨンドザヴァレー B 栗東 坂路 / 良 馬場の真ん中を軽く流しながらも、ラスト1Fはしっかり反応。
大きな上積みは感じないが悪くない。
ヒルノローザンヌ B 栗東 坂路 / 稍 序盤に行きたがるも、直線ではそこそこ伸びた。
折り合い面に課題は残るが、最終追い切りで修正の余地あり。
マサノカナリア B 栗東 坂路 / 良 併走馬と馬なりの競り合い。終い重点でまずまずの伸びだが、
大きなインパクトまでは感じない。
ミアネーロ C 栗東 CW / 良 全体的に動きが硬く、追われても伸びを欠いた印象。
馬体は仕上がっているが、気配面で課題あり。
ワイドラトゥール C 栗東 坂路 / 重 雨で脚抜きの悪い馬場に手こずった様子。頭の高い走法で集中しきれておらず、
もうひと仕上げ必要か。
アドマイヤマツリ C 美浦 坂路 / 良 前半から行きたがり、終いに余力が残らない形。
実戦で折り合いを改善しないと苦戦必至。
アルジーヌ C 美浦 南W / 稍 併走馬に遅れ、追われてもピリッとした反応が乏しい。
レース直前の上積みに期待するしかない印象。
ラヴェル C 栗東 坂路 / 良 道中で力んでしまい折り合いに苦労。フォームがバラつき、
終いまで脚を溜めきれない動き。
シンリョクカ C 栗東 坂路 / 良 登坂ラップこそ悪くないが、追われてからの伸びに迫力が感じられない。
仕上がり途上の印象。
テルツェット C 美浦 坂路 / 良 終始行きっぷりが上がらず、動き全体が重い。
変わり身が欲しいところ。

A/B/C 評価の目安

A評価(仕上がり万全)
→現段階で身体能力・気配ともに申し分なく、レース本番で力を出し切れる可能性が高い馬。

B評価(及第点)
→動き自体は悪くなく、仕上がりはまずまず。最終調教や馬体重次第で更に上向く余地がある。

C評価(課題あり)
→追い切りで動きに物足りなさがあり、気性的・体調的に本番までに修正が必要な馬。

ヴィクトリアマイルの有力馬3頭

アスコリピチェーノ

直線での瞬発力を最大限活かせる舞台で、勝ち負けを狙う有力候補

東京芝1600mは、直線が長くスピードと切れ味が問われるコース。アスコリピチェーノは、道中で折り合いをつけつつ、上がりの脚をしっかり使える点が強み。

近走の重賞戦でも33秒台の末脚を繰り出し、最後の直線で鋭く伸びる競馬を見せている。

ペースが速くなれば展開が向きやすく、追い比べになれば上位食い込みは十分可能

ボンドガール

先行策からもしぶとく粘れる底力が魅力の一頭

ヴィクトリアマイルは牝馬同士の意地の張り合いでペースが落ち着く年もあり、前残りの展開になれば先行力がある馬が有利になりやすい。

マイル戦で先行して上位を確保してきたレースが多く、厳しい流れでも踏ん張るスタミナと根性がある。

人気を集めすぎない分、馬券妙味がある馬。展開次第では勝ち負けに絡む可能性が高い

ステレンボッシュ

安定感と器用さを兼ね備え、どのような展開でも大崩れしにくい

東京コースはペース次第で差し馬も先行馬も好走できるが、ステレンボッシュは前中団の位置取りでも折り合える器用さがある。

ここ数戦でも、道中の折り合いからロスの少ない立ち回りで堅実に上位争いしており、掲示板を外した回数が少ない。

大きく崩れるリスクが低いため、軸馬候補として信頼できる存在

ヴィクトリアマイル2025の穴馬2頭

ワイドラトゥール

マイルでも後方一気の競馬がハマれば、波乱を演出する可能性十分

末脚自慢の追い込みタイプは、ハマったときの破壊力が大きい。東京芝1600mは長い直線を活かせる舞台でもある。

過去のレースで、ハイペースの展開になった際に直線で他馬を一気に差し切る競馬を見せたことがある。

人気が低ければ狙い目。ペースが速くなれば馬券圏内に突っ込んでくる可能性は高い。

シランケド

内枠・外枠を問わず、スムーズな先行ができれば粘り込みが期待できる

ヴィクトリアマイルは先行勢が揃う年もあるが、牽制しあってペースが落ち着く展開なら逃げ・先行馬の残り目が十分考えられる。

過去に前半でハナを切ったレースでは、直線半ばまで脚色が衰えず、相手に抜かせなかったケースもある。

多くの馬が差しを狙うなら、逆に前に行くシランケドが人気薄で台頭しても不思議ではない

ヴィクトリアマイル2025の概要

開催日 / 発走時間 2025年5月18日(日) / 15:40予定
開催会場 東京競馬場
グレード G1
ダート or 芝 / 距離 芝 / 1600m
出走条件 / 頭数 4歳以上牝馬 / 18頭立て
優先出走権 指定ステップ競走の上位馬など
出走予定頭数(登録馬) 最大18頭(登録23頭)

ヴィクトリアマイル2025の賞金

着順 賞金
1着 1億3000万円
2着 約5200万円
3着 約3300万円
4着 約2000万円
5着 約1500万円

ヴィクトリアマイル2025が開催される会場の特徴

直線の長さが勝負を左右する

東京芝1600mは最後の直線が約525mと長く、切れ味勝負になりやすいコース

ペースが落ち着くと瞬発力戦となり、溜めた脚を最後に爆発させる差し馬が台頭するから。

過去のヴィクトリアマイルでは、上がり3Fで最速の脚を繰り出す馬が続々と馬券に絡んだ。

切れ味鋭い馬、末脚を温存できる馬が好走しやすい傾向にある。

スタート直後のポジション取りも重要

最初のコーナーまでの距離が長いとはいえ、出遅れや折り合いを欠くと位置取りでロスが生じやすい。

ゆったりした流れになると前が有利になりやすく、先行勢が楽にレースを進められるケースがあるから。

先行馬がペースをコントロールして直線で押し切る展開が何度も見られ、差し馬が届かない年もある。

スムーズに好位を確保できるかどうかが勝敗を分けるポイントになる。

馬場状態の把握はレース当日まで必須

春の東京開催は天候に左右されやすく、雨が降ると一気に時計のかかる馬場になることもある。

高速馬場ではスピード能力が問われるが、重い馬場になるとパワーとスタミナが要求されるから。

過去のヴィクトリアマイルでも、雨天で波乱の決着となったケースがあり、予想を大きく狂わせた。

前日までの天気と当日の馬場傾向を見極め、最終的な予想に活かすことが重要

ヴィクトリアマイル2025の出走馬

馬名 性齢 斤量 想定騎手
アスコリピチェーノ 牝4 56.0 C.ルメール
アドマイヤマツリ 牝4 56.0 田辺裕信
アリスヴェリテ 牝5 56.0 池添謙一
アルジーヌ 牝5 56.0 D.レーン
クイーンズウォーク 牝4 56.0 川田将雅
クリスマスパレード 牝4 56.0 石川裕紀人
サフィラ 牝4 56.0 松山弘平
シランケド 牝5 56.0 M.デムーロ
シングザットソング 牝5 56.0 斎藤新
シンリョクカ 牝5 56.0 木幡初也
スウィープフィート(除外) 牝4 56.0 未定
ステレンボッシュ 牝4 56.0 戸崎圭太
ソーダズリング 牝5 56.0 坂井瑠星
タガノエルピーダ(除外) 牝4 56.0 未定
ドゥアイズ(除外) 牝5 56.0 三浦皇成
バウンシーステップ(除外) 牝4 56.0 未定
ヒルノローザンヌ(除外) 牝6 56.0 横山和生
ビヨンドザヴァレー 牝5 56.0 菱田裕二
ボンドガール 牝4 56.0 武豊
マサノカナリア 牝4 56.0 横山典弘
ミアネーロ 牝4 56.0 M.ディー
ラヴェル 牝5 56.0 津村明秀
ワイドラトゥール 牝4 56.0 北村友一

ヴィクトリアマイル2025予想サイト

ヴィクトリアマイルの過去10年のデータと傾向

馬場 着順 馬番 馬名 人気 前走 前走着順
2024 1 9 テンハッピーローズ 14 阪神牝馬ステークス(G2) 6
2024 2 2 フィアスプライド 4 中山牝馬ステークス(G3) 9
2024 3 6 マスクトディーヴァ 1 阪神牝馬ステークス(G2) 1
2023 1 6 ソングライン 4 1351ターフスプリント(G3) 10
2023 2 16 ソダシ 3 マイルチャンピオンシップ(G1) 3
2023 3 2 スターズオンアース 1 大阪杯(G1) 2
2022 1 5 ソダシ 4 フェブラリーステークス(G1) 3
2022 2 11 ファインルージュ 3 東京新聞杯(G3) 2
2022 3 7 レシステンシア 6 高松宮記念(G1) 6
2021 1 6 グランアレグリア 1 大阪杯(G1) 4
2021 2 8 ランブリングアレー 10 中山牝馬ステークス(G3) 1
2021 3 1 マジックキャッスル 5 阪神牝馬ステークス(G2) 2
2020 1 12 アーモンドアイ 1 有馬記念(G1) 9
2020 2 18 サウンドキアラ 4 阪神牝馬ステークス(G2) 1
2020 3 16 ノームコア 5 高松宮記念(G1) 15
2019 1 4 ノームコア 5 中山牝馬ステークス(G3) 7
2019 2 9 プリモシーン 4 ダービー卿CT(G3) 2
2019 3 3 クロコスミア 11 阪神牝馬ステークス(G2) 5
2018 稍重 1 4 ジュールポレール 8 阪神牝馬ステークス(G2) 5
2018 稍重 2 16 リスグラシュー 1 阪神牝馬ステークス(G2) 3
2018 稍重 3 6 レッドアヴァンセ 7 阪神牝馬ステークス(G2) 2
2017 稍重 1 5 アドマイヤリード 6 阪神牝馬ステークス(G2) 2
2017 稍重 2 10 デンコウアンジュ 11 福島牝馬ステークス(G3) 4
2017 稍重 3 3 ジュールポレール 7 阪神牝馬ステークス(G2) 3
2016 1 13 ストレイトガール 7 阪神牝馬ステークス(G2) 9
2016 2 10 ミッキークイーン 1 阪神牝馬ステークス(G2) 2
2016 3 15 ショウナンパンドラ 2 産経大阪杯(G2) 3
2015 1 5 ストレイトガール 5 高松宮記念(G1) 13
2015 2 7 ケイアイエレガント 12 京都牝馬ステークス(G3) 1
2015 3 18 ミナレット 18 福島牝馬ステークス(G3) 5

年によってペースが大きく変わるのが特徴

ここ10年のヴィクトリアマイルは、年によってペースが大きく変わるのが特徴です。

スローペースになれば先行馬がそのまま押し切るケースもあれば、ハイペースになって後方からの差し馬が台頭することもあります。

また、1番人気が圧勝する年と、二桁人気馬が上位に食い込む波乱の年が混在しており、予想の幅を持たせることが重要です。

ヴィクトリアマイルの過去10年の血統データ

瞬発力に優れたサンデーサイレンス系の好走が目立ちつつも、近年はパワー型血統や欧州系統を持つ馬が馬券に絡むケースも増えてきています

特に高速馬場の年はスピードと切れ味が重視されがちですが、雨などで馬場が重くなるとスタミナとパワーを補完する血統背景を持つ馬が好成績を残しています。

ヴィクトリアマイルの過去10年の馬齢データ

4歳・5歳馬の活躍が多い一方で、6歳以上のベテランが人気薄で馬券圏内に突っ込む例もあり、一概に高齢馬を軽視できないのがこのレースの難しさです。

とはいえ、過去のG1実績や近走のパフォーマンスをしっかり見極めることが、好走馬を絞り込むカギとなるでしょう。

ヴィクトリアマイルの過去10年の人気別成績

人気 成績 単勝率 連対率 複勝率
1番人気 【2-2-2-4】 20.0% 40.0% 60.0%
2番人気 【0-0-1-9】 0.0% 0.0% 10.0%
3番人気 【0-2-0-8】 0.0% 20.0% 20.0%
4番人気 【2-3-0-5】 20.0% 50.0% 50.0%
5番人気 【2-0-2-6】 20.0% 20.0% 40.0%
6~9番人気 【3-0-3-34】 7.5% 7.5% 15.0%
10番人気以下 【1-3-2-76】 1.2% 4.9% 7.3%

ヴィクトリアマイルの過去10年の人気別成績①

1番人気の勝率自体はまずまずだが、意外と2~3番人気より連対率や複勝率が落ちる年もある。

牝馬限定戦特有の展開リスクが高く、折り合いや気性面での不確定要素が影響しやすい。

過去には1番人気馬が直線で伸びを欠き、馬券外に飛んだケースが複数見受けられる。

単純に1番人気を軸にするだけではリスキーで、展開や馬のコンディションを精査する必要がある。

ヴィクトリアマイルの過去10年の人気別成績②

6番人気以下の中穴・大穴が馬券に絡むケースも珍しくない

混戦になりやすい牝馬限定G1で、ペースや馬場が合った穴馬が激走するパターンがある。

人気薄の馬が先行策でそのまま粘り込んだり、後方から末脚を爆発させたりして高配当を演出する。

人気サイドだけでなく、展開・脚質が合いそうな穴馬を拾う作業が重要になる

ヴィクトリアマイルの過去10年の枠番別成績

枠番 成績 単勝率 連対率 複勝率
1枠 【0-0-2-17】 0.0% 0.0% 10.5%
2枠 【2-1-2-15】 10.0% 15.0% 25.0%
3枠 【5-0-1-14】 25.0% 25.0% 30.0%
4枠 【0-2-2-15】 0.0% 10.5% 21.1%
5枠 【1-3-0-15】 5.3% 21.1% 21.1%
6枠 【1-1-0-18】 5.0% 10.0% 10.0%
7枠 【1-0-1-25】 3.7% 3.7% 7.4%
8枠 【0-3-2-23】 0.0% 10.7% 17.9%

ヴィクトリアマイルの過去10年の枠番別成績

外枠が極端に不利・有利という傾向は少なく、レース展開次第で内も外もチャンスあり。

東京芝1600mはコース取りやペースメーカーの位置取りに左右されやすく、枠順の差だけで決まりにくい。

大外枠でも馬場が良ければ中団から差し切り勝ちを収める例があり、内枠でも馬群に包まれると力を出し切れないケースもある。

枠順よりも馬の位置取り、展開、そして当日の馬場コンディションの方が重要度は高い

ヴィクトリアマイルの過去10年の前走レース別・着順成績

前走着順 成績 単勝率 連対率 複勝率
1着 【0-3-1-33】 0.0% 8.1% 10.8%
2着 【1-3-3-23】 3.3% 13.3% 23.3%
3着 【1-2-2-9】 7.1% 21.4% 35.7%
4着 【1-1-0-5】 14.3% 28.6% 28.6%
5着 【1-0-2-8】 9.1% 9.1% 27.3%
6~9着 【4-1-1-34】 10.0% 12.5% 15.0%
10着以下 【2-0-1-30】 6.1% 6.1% 9.1%

ヴィクトリアマイルの過去の前走レース別・着順成績①

牝馬限定のステップレース(阪神牝馬Sなど)組が好成績を残している。

マイル〜中距離から直行してくる馬よりも、同じ牝馬戦の流れを踏んだ馬の方が仕上げやすい傾向がある。

過去の勝ち馬・連対馬には、阪神牝馬Sで好走してから臨んだケースが多数見受けられる。

直前のステップ戦の着順や内容は、予想を組み立てる上で外せないポイントになる。

ヴィクトリアマイルの過去10年の前走レース別・着順成績②

中距離G1・G2からの距離短縮ローテでも好走例がある。

スタミナを持っている馬がマイル戦でスピードを活かせれば、末脚の破壊力で上位進出する可能性が高い。

大阪杯など2000m戦からの参戦で馬券に絡んだ実績があり、距離短縮がプラスに働く馬もいる。

距離適性の幅が広い馬は要注意で、一見マイルが短いと見られる馬でも侮れない。

ヴィクトリアマイルの過去10年の前走レース別・着順成績③

前走が海外レースや地方交流重賞の馬は数こそ少ないが、ハマれば一発の要素を秘めている

国内の実績データが少ない分、人気が下がる傾向がある一方、実力がありコンディションさえ整えば激走するケースがある。

海外の実績ある馬が直行ローテで出走し、人気薄ながら上位に来た例も過去に存在。

異なるローテーションの馬も、軽視せずに可能性を検討してみると面白い結果を呼ぶことがある

ヴィクトリアマイル2025予想サイト

ヴィクトリアマイル2025全頭考察

グループ1:実績重視派(アスコリピチェーノほか)

アスコリピチェーノなど、近走のG2・G3戦線で上位入線を続ける実績馬は要注目

特に東京マイルでの成績が安定している馬は、本番でも大崩れしにくい傾向があります。

グループ2:先行力ある(ボンドガールほか)

ボンドガールのように前で競馬を進めるタイプは、スローペースになった場合に粘りこみが期待できます。

マイル戦での先行策がハマりやすい馬は、展開予想との兼ね合いで評価を上げたいところです。

グループ3:中団から切れる(ステレンボッシュほか)

ステレンボッシュのように中団で脚を溜め、一気に末脚を伸ばす馬は、直線が長い東京でさらに良さが引き立ちます。

道中で折り合いに難がなく、安定感のあるタイプは馬券に組み込みやすい存在といえるでしょう。

グループ4:後方一気型の(ワイドラトゥールほか)

ワイドラトゥールのような追い込み型は、展開がハマれば高配当を生む大駆け要素

ハイペースになりそうなら、思い切って厚めに狙うのも手です。

グループ5:逃げ・先行型の(シランケドほか)

シランケドのように早めにハナを奪って粘り込む馬も、単騎逃げが叶えば波乱の立役者になり得ます

雨などで前が止まらない馬場になると、一気に評価が上がるでしょう。

グループ6:4歳勢の上がり馬(シンリョクカほか)

4歳牝馬は成長期にあり、G1でも一気に力をつけてくる可能性が高い年代。

近走の上昇度を見極めれば、思わぬ高配当を狙えるかもしれません。

グループ7:中距離路線からの短縮組(ドゥアイズほか)

2000m前後を使ってきた馬がマイルへ距離短縮してくるケースは、意外な好走を見せることがあります。

スタミナを活かせば直線でしぶとい伸びを見せるので要注意です。

グループ8:キャリア浅めの良血馬(アリスヴェリテほか)

キャリアが浅くとも、良血馬や素質馬は未知の魅力があります。

突如の激走も十分あるため、見逃せないグループと言えます。

展開と馬場傾向を最重視

最後に、すべての出走馬に共通して言えるのが「展開と馬場」に左右されやすいという点。

当日の天候やペース予想を考慮し、能力と適性が噛み合う馬をしっかり見極めることが予想的中のカギとなります。

ヴィクトリアマイル2025のまとめ

「ヴィクトリアマイル 2025 予想」では、アスコリピチェーノ・ボンドガール・ステレンボッシュが有力馬として注目される一方、 ワイドラトゥールシランケドといった穴馬にも要警戒です。

登録馬は23頭ですが、出走できるのは最大18頭。今後、枠順の確定や回避馬の発生などを経て出走馬が固まりますが、当日の馬場コンディションと展開が、レース結果を大きく左右します

最終的な予想を組む際は過去10年の傾向や各馬の近走データに加え、直前の調教内容やパドックの気配など最新情報を取り入れましょう

春のマイル女王決定戦を存分に楽しみながら、しっかりと的中を目指してください!

ヴィクトリアマイル2025予想サイト