馬連にはボックスをはじめ、フォーメーションや流しといった券種が存在します。
安定した的中率に加え高配当も期待できるため、全券種中2番目の売り上げを記録するなど、高い人気を誇るのが馬連です。
自身の予想スタイルによって使い分けができる馬連ですが、レースの条件によっては馬連ボックスは最強と言われています。
本記事では、監修者である元競馬新聞記者の鶴谷義雄の知見をもとに、馬連ボックスが最強と言われている理由に加えておすすめの買い方まで徹底解説します。
是非、最後までお読みください。
目次
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馬連ボックスとは
早速、馬連ボックスとは一体何なのかを解説していきましょう。
- 馬連:1着と2着を順不同で的中させる馬券
- ボックス:選んだ馬の組み合わせ全てを購入する買い方
まず馬連とは、1着と2着になる馬の組み合わせを順不同で当てる馬券です。

上記の場合の的中馬券は以下となります。

そして馬連ボックスとは馬連をボックスという方法で購入する買い方です。
ボックスとは、馬を複数選んでそれらの組み合わせ全てを購入する買い方です。
例えば、馬を①②③④⑤選出した場合は以下10点を購入することになります。
①-②,①-③,①-④,①-⑤
②-③,②-④,②-⑤
③-④,③-⑤
④-⑤

その場合の馬券は上記となります。
馬連ボックスの最大の強みは買い漏れがないという点です。
流し、フォーメーションとの違いは、選んだ馬のうち2頭が2着以内になれば的中となるという点です。
馬連ボックスなら5頭選出したとしてもトリガミにはなりません。
馬連の的中率・平均配当額
では、馬連の的中率と配当金はどれくらいなのでしょうか。
まずは券種ごとの18頭立てレースの的中率・平均配当を見てみましょう。
| 券種 | 的中率 | 平均配当額 |
|---|---|---|
| 単勝 | 5.56% | 954円 |
| 複勝 | 16.67% | 335円 |
| ワイド | 1.96% | 1,871円 |
| 枠連 | 2.78% | 2,070円 |
| 馬連 | 0.65% | 5,013円 |
| 馬単 | 0.33% | 10,005円 |
| 3連複 | 0.12% | 19,649円 |
| 3連単 | 0.02% | 119,198円 |
馬連の的中率は0.65%で、平均配当は5,013円です。
上記の通り、平均配当は5,013円で単勝や複勝のように1頭のみを的中させる馬券よりも高配当を期待できます。
また、同じく2着以内に入る馬を的中させる条件である馬単と比べると約2倍当たりやすいのです。
馬連ボックスの点数計算方法
馬連ボックスの点数計算はどうすればいいのか疑問に思っている方も多いはず。
まず、馬連ボックスを購入する時は馬が何頭出走するのか確認しましょう。
出走頭数確認後は以下の式に当てはめます。
頭数×(頭数-1)÷2
例えば、5頭ボックスであれば以下のようになります。
『5×(5-1)÷2=10通り』
頭数に基づいた組み合わせ数を全て暗記する必要はありません。
計算方法は単純であるため暗記しても良いと思いますが、計算が面倒な方は以下の組み合わせ表を参考にしてみてください。
| 頭数 | 1頭 | 2頭 | 3頭 | 4頭 | 5頭 | 6頭 | 7頭 | 8頭 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 組み合わせ数 | 0 | 1 | 3 | 6 | 10 | 15 | 21 | 28 |
| 購入金額(1点100円) | – | 100円 | 300円 | 600円 | 1,000円 | 1,500円 | 2,100円 | 2,800円 |
馬連ボックスが最強と言われている3つの理由
続いて、馬連ボックスはなぜ最強と言われているのかを解説していきます。
その理由は大きく分けて以下3つです。
- 軸馬の選択が不要
- 買い目の網羅性が高い
- 幅広いレース展開に対応できる
それぞれについて見ていきましょう。
軸馬の選択が不要
馬連は着順を考慮せずに2着までを的中させれば良いので軸馬を選ぶ必要がありません。
軸馬を予想する手間を省けるので馬選びに迷う必要はないのです。
例えば、有力馬が多数出走するレースなどでは馬連ボックスが真価を発揮します。
つまり、競馬初心者でも的中率の向上が期待できるのです。
買い目の網羅性が高い
馬連ボックスは選出した馬の組み合わせ全てを購入するので、流しやフォーメーションに比べて網羅性が高いです。
的中時の着順は考慮しなくて良いため他券種のボックス買いよりもカバーできる範囲が広いのです。
気になる馬全ての組み合わせを購入するので買い漏らしがありません。
つまり、思わぬ穴馬が入線しても柔軟に対応可能であるためどんなレース展開にも対応できるのです。
投資金額を抑えられる
3つ目は、買い目の点数を抑えることができる点です。
通常のボックス買いは網羅性が高い反面、買い目が広がるので投資金額が高くなる点がデメリットでした。
馬連とボックスを掛け合わせることでボックス買いの欠点『買い目点数が多くなる』は解消できます。
馬単5頭をボックスで購入する場合、購入点数は『5×4=20』で20点です。
その一方、馬連ボックスで5頭購入した場合は『5×(5-1)÷2=10』で10点になります。
つまり、馬連ボックスならボックス買いの欠点を補えるのです。
馬連ボックスの弱点
馬連ボックスは最強である理由を紹介してきましたが、もちろんデメリットもあります。
- 選出する馬の数によってはトリガミになる
- 状況次第では流し・フォーメーションが強い
馬連ボックスの最大の弱点は選んだ馬全ての組み合わせを購入することによって買い目が増えるという点です。
馬連ボックスは的中率は高いものの回収の難易度が高いのです。
軸馬選びの難易度が低いレースや、堅い決着が安易に予想できるレースに関してはボックス買いは不向きであると言えます。
無駄に買い目点数が多くなるなら、流しやフォーメーションで購入した方がトリガミのリスクを低く抑えることができます。
馬連ボックスで勝負するなら、これらのリスクも必ず把握しておきましょう。
この弱点を払拭できるような買い方を次章では紹介していきます。
関連記事:馬連流しとは?最強と言われる理由と上手な4つの買い方を紹介
馬連ボックスで最強のおすすめの買い方
馬連ボックスが最強と囁かれる理由が判明したところで、実際にどのような買い方をすれば良いのかを解説します。
それは以下3つです。
- 馬連4頭ボックス
- 馬連5頭ボックス
- 馬連6頭ボックス
それぞれ安定した勝率を誇る方法ですので必ず把握しておきましょう。
馬連4頭ボックス

1つ目の買い方は馬連で合計4頭を選択する『馬連4頭ボックス』です。
馬連ボックスは以下の全6通りの買い方になります。
①-②,①-③,①-④
②-③,②-④
③-④
これが強い理由は最低限の馬だけを選んで最もトリガミを抑えられるからです。
事実、購入点数は6点に抑えられているため、馬連ボックスの弱点である買い目が増えてしまうというデメリットを払拭できているのです。
買い目の狙い方は上位人気の馬3頭に、穴馬を一頭選ぶ方法がスタンダードです。
馬選びに自信があるレースや、鉄板決着が予想できるレースへの利用がおすすめです。
馬連5頭ボックス

2つ目の買い方は合計5頭を選択する『馬連5頭ボックス』です。
馬連ボックスは以下の全10通りの買い方になります。
①-②,①-③,①-④,①-⑤
②-③,②-④,②-⑤
③-④,③-⑤
④-⑤
この買い方の強みは、高配当が期待しつつ、的中率も担保できるという点です。
「人気馬と穴馬を絡めて配当も取りに行きたい。」
そんな時には馬連5頭ボックスでしょう。
買い目の狙い方は上位人気の実力馬3頭と中穴~穴馬の2頭です。
実力馬を複数選ぶと鉄板決着に対応でき、穴馬も選べば想定外のレース結果もカバー可能です。
馬連6頭ボックス

最後は合計6頭を選択する『馬連6頭ボックス』です。
馬連ボックスは以下の全15通りの買い方になります。
①-②,①-③,①-④,①-⑤,①-⑥
②-③,②-④,②-⑤,②-⑥
③-④,③-⑤,③-⑥
④-⑤,④-⑥
この買い方なら配当を意識することができる反面、オッズが最低15倍つかなければトリガミと不的中になります。
人気馬2~3頭と穴馬を多めに選択すれば万馬券も期待できます。
鉄板決着を避けた買い目の構成がおすすめです。
馬連ボックスで避けるべき2つのレース
次に、馬連ボックスでの勝負を避けるべきレースを紹介します。
その条件は以下の2つ。
- 圧倒的1番人気がいる
- 出馬馬が少ない
馬連ボックスで購入した場合に上記2つに共通して発生することは「トリガミ」です。
一体どういうことなのか、1つずつ見ていきましょう。
圧倒的1番人気がいる
避けるべき1つ目のレースは、圧倒的1番がいる、つまり軸馬が明確なレースです。
馬連ボックスのデメリットとしては買い目点数が増えてしまうことが挙げられます。
その結果、圧倒的1番が馬連に絡むことでトリガミのリスクが高まるのです。
このような軸馬を選びやすい、つまりは決着が堅そうなレースではボックス買いよりも、流しやフォーメーションを購入して買い目点数を減らす方が良いでしょう。
関連記事:馬連フォーメーションが最強な2つの理由とは|おすすめの買い方まで徹底解説!
5-2:出馬馬が少ない
2つ目は、出走馬が少ないレースです。
出走馬が少ないとトリガミの発生率が高まります。
その理由は、出走馬が少ないと馬券が人気馬が絡みやすいからです。
このようなレースでは圧倒的1番人気がいる場合と同様、流しまたはフォーメーションで購入する方がリスクを軽減できます。
これら2つの理由から、馬連ボックスは出走馬が少ないレースは避けて出走数が多く、有力馬を網羅的に購入するのが最適です。
馬連ボックスの「トリガミ」を防ぐ!資金効率に優れた競馬予想サイト3選
ここまで解説した通り、馬連ボックスの最大の敵は「買い目が増えることによるトリガミ(赤字)」です。
特に5頭・6頭とボックスを広げた場合、堅い決着では確実にマイナスになります。利益を残すためには、「絶対に切るべき過剰人気馬」を排除し、配当を引き上げる「本物の穴馬」をボックスに組み込む技術が不可欠です。
「ボックスの点数を絞り切れない」「トリガミを恐れず高配当を狙いたい」という方は、膨大なデータから「期待値の高い馬」だけを自動選出してくれる以下の競馬予想サイトを活用してみてください。
| サイト画像 | ![]() |
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| 強み・特徴 | 無駄な人気馬の排除が的確。 馬連を極小点数で仕留める |
ボックスに組み込むべき穴馬を察知。 トリガミを避け高配当を狙い撃つ |
混戦レースの展開予想が抜群。 5〜6頭ボックスで安定利益 |
| 戦績 | 48戦32勝16敗 | 48戦27勝21敗 | 102戦64勝38敗 |
| 的中率 | 67% | 56% | 63% |
| 回収率 | 269% | 404% | 263% |
| 純利益 | +486,720円 | +438,200円 | +997,560円 |
| 平均投資金額 | 6,000円 | 3,000円 | 6,000円 |
| おすすめな人 | ボックスの点数を極限まで絞り 堅実に利益を残したい人 |
穴馬を絡めた広めのボックスで 一撃の高配当を求める人 |
自分で混戦レースの馬場や展開を 予想するのが苦手な人 |
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| 検証記事 | 検証詳細を読む | 検証詳細を読む | 検証詳細を読む |
馬連ボックスの成功の鍵は、対象レースの「波乱度」を冷静に見極める力です。まずは無料予想を手に入れて、自分の選んだ馬がプロの視点と一致しているかチェックすることから始めてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では馬連ボックスが最強と言われる理由や、具体的なおすすめの買い方について解説しました。
馬連ボックスは、軸馬を1頭に絞りきれない混戦レースにおいて、買い漏らしを防ぎつつ的中率を最大化できる非常に優秀な戦略です。本記事で紹介した「4頭〜6頭ボックス」をレースの難易度に合わせて使い分けるだけでも、あなたの勝率は大きく向上するはずです。
ただし、出走頭数が少ないレースや圧倒的な本命馬がいるレースではトリガミのリスクがあるため、状況に応じた見極めを忘れないようにしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
3連単や馬単のように「着順までピタリと当てる」必要がない馬連において、ボックス買いは「選んだ馬が2頭来ればいい」という非常にシンプルな思考で勝負できる。特に有力馬が3〜4頭いて、どれが勝ってもおかしくない重賞レースなどでは、無理に軸を絞って外すよりも、馬連ボックスで確実に拾う方が長期的な収支は安定する。
私からのアドバイスとしては、何でもかんでもボックスで買うのではなく、「軸馬は決まっているが相手が絞れない時は『流し』」「軸さえ迷う混戦なら『ボックス』」と、予想の自信度によって使い分けることだ。この使い分けができるようになれば、君の馬券収支は一段上のステージへ上がるだろう。

