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更新日:2026.05.11
馬連 流し とは

馬連流しとは?最強と言われる理由と上手な4つの買い方を紹介

「馬連流しとは、一体なに?」
「馬連流しが最強って本当?」

三連単や三連複に比べ、予想難易度が低いものの、配当は高くなる馬連。

そんな馬連において、資金効率と破壊力を両立させる武器が「馬連流し」という購入方法です。

本記事では、監修者である元競馬新聞記者の鶴谷義雄の知見を交えながら、馬連流しの特徴をはじめ、最強と言われる理由から「勝てる軸馬の見極め方」まで徹底解説します。

馬券の基本であり奥義でもある「流し」をマスターしたい方は、是非、最後までお読みください。

監修者:鶴谷 義雄(つるや よしお)
鶴谷義雄
監修者:鶴谷 義雄(つるや よしお)

【半世紀の取材歴を持つ、競馬予想界の“大御所”】
1969年にデイリースポーツへ入社し、長年にわたる現地取材で培った確かな相馬眼と深い人脈を持つ。

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「競馬エイト」「馬三郎」の本紙予想を歴任した経験から、血統・馬体・調教・展開などあらゆる角度から競馬を読み解く。

コラムでは、表面的なデータだけでは測れない「陣営の思惑」や「競走馬の成長度」、さらには半世紀にわたる取材の裏話など、競馬の奥深い魅力を余すところなくお伝えします。

長年の経験に裏打ちされたプロの視点で、競馬の楽しさと馬券検討のヒントを読者の皆様にお届けできるよう、当サイトのコラム記事を徹底監修しています。

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執筆者:伊藤 大志(いとう たいし)
伊藤大志
執筆者:伊藤 大志(いとう たいし)

【データと熱量で競馬を紐解く、ぶっちゃ競馬のメインライター】
日々の徹底したデータ分析とレース回顧を欠かさず、独自の馬券術と競馬理論を構築。

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コラムでは、週末の重賞展望や穴馬の探し方、最新のトラックバイアスの読み方など、馬券検討に直結する実践的なノウハウを執筆しています。

また、一人の競馬ファンとしての熱い想いや、時には自身の失敗談も交えながら、読者の皆様と一緒に競馬を楽しむスタンスを大切にしています。

「どうすれば馬券力が上がるのか」「競馬の本当の面白さはどこにあるのか」、綺麗事抜きでありのままにぶっちゃける、読み応えのあるコラムをお約束します。

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1:馬連流しとは

そもそも馬連流しとは一体何なのかを解説していきます。

馬連流しとは、軸の馬と相手馬を選んで、その組み合わせが順不同で2着以内に入っていれば的中となる買い方です。

馬連:選んだ馬が1着と2着に入っていれば順番は問わず的中となる券種
流し:軸馬と相手馬を決め、それらの組み合わせ全てを購入する買い方

馬連流しとは

例えば、軸の馬を①、相手の馬を②③④⑤にした場合は上記となり、買い目の組み合わせは以下4つとなります。

  • ①-②
  • ①-③
  • ①-④
  • ①-⑤

①が2着までに入り、②③④⑤のいずれかが2着までに入れば的中となります。

馬連流しの特徴としては、買い目点数がそこまで多くならないので軸馬さえ決まれば安定した的中率が見込めます。

つまり、一番強いと確信できる馬が出場するレースで真価を発揮する馬券と言えます。

馬券流しが最強と言われるのは、的中率を担保しつつも回収率も期待できるハイブリッドな購入方法であるからだと筆者は考えます。

1-1:馬連の的中率

馬連流しとは一体何なのか概要がお分かりいただけたところで、馬連の的中率はどれくらいなのか気になりますよね。

馬連の的中率はズバリ、0.65%です。

券種 的中率 平均配当
単勝 5.5% 954円
複勝 16.6% 335円
ワイド 1.96% 1,871円
馬連 0.65% 5,013円
馬単 0.32% 10,005円
3連複 0.122% 19,649円
3連単 0.02% 119,198円

上記は18頭立てレースの場合の券種別的中率と平均配当額です。

10頭立てレースの場合馬連の組み合わせは45通りで的中率は2.2%、配当中央値は1,910~2,870円です。

1-2:馬連流しの点数計算方法

次に、馬連流しの点数計算方法をご紹介します。

馬連流しの購入点数は、軸馬が1頭の場合は相手馬の頭数に比例して増えていくだけであるため以下のように簡単に計算ができます。

相手馬 1頭 2頭 3頭 4頭 5頭 6頭 7頭 8頭 9頭 10頭
点数 1点 2点 3点 4点 5点 6点 7点 8点 9点 10点

しかしながら軸馬が増えるとそれに伴って購入点数の計算は複雑化していきます。

ですので、軸馬を1頭以上で計算する場合はJRAの組み合わせ数計算表に当てはめることをおすすめします。

関連記事:馬連とは何?おすすめの3つの買い方・馬単との違いを徹底解説

2:馬連流しのメリット

次に、馬連流しを購入するメリットについて解説します。

それは以下3つです。

  • 高配当が期待できる
  • 買い目点数を減らせる
  • 的中率が高い

馬券流しは軸馬と相手馬を複数選択できるため、他の馬券と比較すると購入点数を抑えつつも的中率を上げることができます。

馬連流しをボックス買いと比較すればそれは一目瞭然。

例えば、5頭を選んでボックス買いした場合の購入点数は10点です。

その一方で一頭を軸にした流しの場合は半分の5点に抑えることができます。

絶対にこの馬が一位または二位に来るという確信があれば馬流しで的中しやすくなるのです。

3:馬連流しのデメリット

ここまでは馬連流しのメリットばかりを紹介してきましたが、もちろんデメリットも存在します。

それは以下2つです。

  • トリガミになることがある
  • 馬連BOXよりも的中率が低い

それぞれについて解説していきます。

3-1:トリガミのリスクが高い

馬連流しの最も大きなデメリットはトリガミのリスクが高いという点です。

馬連のメリットは購入点数を抑えられるという点にありましたが、的中しても人気馬同士の決着の場合は配当が低く収支がマイナスになってしまう可能性も。

例えば、軸を1頭選択して相手馬を4頭選択した場合買い目は4点になり、1点100円で購入すると400円になります。

その際にレース結果が人気馬1・2着で配当が250円の場合、的中にも関わらず150円の損失になります。

そのため、決着が鉄板になりそうな時にはレースに参加しないのが吉です。

3-2:馬連BOXよりも的中率が低い

馬連流しは、馬券BOXよりも購入点数を抑えつつ購入できるもののその分的中率が下がります。

選んだ馬が2着以内に入線すれば的中となるボックス買いとは異なり、馬連流しは軸馬と相手馬が共に2着以内に入ることが条件です。

そのため、必然的に的中率が下がってしまうのです。

的中率を重視するなら馬連BOX買いも視野に入れることをおすすめします。

4:馬連流しの買い方のコツ

「じゃあ馬連流しはどんな時に使えばいいの?」

そんなあなたのために馬券流しが輝く4つのコツを紹介します。

4-1:上位人気馬が1頭のみのレースで購入する

馬連流しは上位人気馬が1頭のみのレースで購入しましょう。

馬連流しは軸馬を決めて相手に流す購入方法です。

つまり、軸馬が外れた場合はどんなにパターンを購入していても全てが不的中となります。

そのため、限りなく馬券に絡む可能性が高い馬券を軸に選ぶ必要があるのです。

そこで軸馬にはそのレースでは一強の上位人気馬を選択するのです。

逆に、上位人気の馬が乱立するレースでは、ワイドのような買い目を広く購入できる馬券がおすすめです。

4-2:出走頭数10~14頭のレースで勝負する

馬連流しが輝くのは出場馬数が10~14頭の時です。

中央競馬では最大18頭までが出馬可能ですが、馬連で1着と2着で的中させるのはハードルが高いからです。

10頭の時に2.2%だった的中率は18頭では0.65%まで下がります。

とはいえ8頭の場合には的中難易度が低くなるので、その分配当が下がります。

そこで、馬連流しで勝負する場合には18頭よりも的中難易度が低く、8頭よりも配当が高い10~14頭がおすすめです。

4-3:軸馬の選び方

馬連流しでは軸馬選びが命運を分けます。

というのも、前述した通り馬連ではどんなに様々な組み合わせの買い目を購入していても、軸馬を間違えれば不的中となってしまうからです。

軸馬の選び方のコツは、「そのレースで単勝一点買いをするなら自信を持って購入する馬がいるか否か」です。

軸馬を決める時に必要な要素は、軸馬が絶対に勝てるという確証です。

その反対に、数頭で軸馬を迷うなら馬連での勝負はおすすめしません。

オッズが分散するようなレースではどの馬が馬券に絡んできていてもおかしくありません。

ボックス買いやワイドなど、他の買い方で勝負しましょう。

4-4:買い目は5点にする

馬連流しの買い目は5点に抑えましょう。

買い目が5点なら本命サイド・中程度・穴がバランス良く狙うことができるからです。

もっと絞って3点にしてしまうと、高配当が狙える可能性が低くなります。

かと言ってより高配当を狙うべく6点にすると、トリガミのリスクが高まります。

このような背景から、馬連流しの買い目は5点が適正であると言えるのです。

5:馬連流しで注意すべき点

最後に、馬連流しで注意すべき点を解説します。

それは、上位2頭の実力が拮抗しているレースを避けることです。

一体どういうことなのか、解説していきます。

5-1:本命馬が2頭いる場合は買わない

本命2頭がどちらも2着までに入るであろうレースに馬連流しはおすすめしません。

その馬のどちらかを軸馬にして他馬に流しても結局はその強い2頭で決着が決まる傾向が強いからです。

1頭を軸に、もう1頭を相手馬に選んだ場合、的中はしたとしても配当が低くなり、結果としてトリガミが発生しやすくなります。

また、2頭それぞれを軸馬にした場合には買い目点数が必然的に膨らみます。

馬券代が高くなるので万が一不的中だった場合にはかなりの損失が見込まれます。

この場合には馬連流しではなく2頭の組み合わせ1点のみの購入にするなどの対策を講じましょう。

馬連流しの「軸馬選び」を確信に変える!投資効率に長けた最強ツール3選

ここまで解説した通り、馬連流しで勝つための絶対条件は「絶対に連対する軸馬」を見極めることです。しかし、どんなに強い人気馬でも、当日の気配や展開一つで馬券外に沈むのが競馬の怖さでもあります。

「自分の軸馬選びに自信が持てない」「無駄な相手を買いすぎてトリガミになりたくない」という方は、膨大なデータを元に「軸としての信頼度」と「激走する穴馬」を自動算出している以下の解析ツールを活用してみてください。

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トリガミを避け高配当を狙い撃つ
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馬連流しの成功は「情報の質」で決まります。まずは無料の解析データを手に入れて、自分の軸馬選びがプロの視点と一致しているかチェックすることから始めてみてください。

まとめ

本記事では、馬連流しの仕組みやメリット・デメリット、具体的な勝負のコツについて解説しました。

馬連流しは、ボックス買いのように無駄な資金を消費することなく、1頭の「絶対的な軸馬」から複数の「相手馬」へ効率的に網を張れる買い方です。

軸馬が飛べばすべてが終わるというシビアさはありますが、「1強レース」を選び「相手を5点に絞る」というルールを徹底すれば、非常に高い資金効率を実現できます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

監修者・元競馬新聞記者 鶴谷義雄
元競馬新聞記者 鶴谷のアドバイス
「馬連流し」は、自分の相馬眼が本物かどうかを試される、ある意味で一番残酷で美しい馬券だ。

ボックス買いなら「なんとなく強そうな馬」を何頭か選べば当たることもあるが、流しは違う。「このレースは絶対にコイツが連対する」という強い確信(軸)がなければ成立しないからな。

私からのアドバイスは、「軸馬選びに1秒でも迷いが生じたら、そのレースで流しは買うな」ということ。迷いながら選んだ軸馬は大抵飛ぶ。どうしても軸が絞りきれない時は、無理をせず「見(ケン)」に徹するか、プロの解析データが公開している無料予想などを参考に、プロがどの馬を軸に据えているのかを観察してみるのもいい勉強になるはずだ。