「おすすめの賭け方や馬券の種類について知りたい」
「どうやって予想すればいいかわからない」
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この記事では競馬初心者の方に向け、馬券や買い方の種類、初心者におすすめの賭け方などをわかりやすく解説します。
さらに実際に賭ける際の流れや注意点も解説しているので、これから馬券を買おうと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
競馬初心者におすすめの賭け方を全馬券種ごとに紹介
競馬の馬券には、単勝・複勝・馬連・馬単・枠連・ワイド・3連複・3連単・WIN5・応援馬券の計10種類があります。それぞれ的中率や平均配当が異なり、賭け方の特徴も大きく変わります。
以下に、各馬券種の的中率と平均配当をまとめました。
券種 | 的中率 | 平均配当 |
---|---|---|
単勝 | 5〜6% | 約900円 |
複勝 | 16〜17% | 約300円 |
馬連 | 0.6~0.7% | 約5,000円 |
馬単 | 0.3〜0.4% | 約11,000円 |
枠連 | 2〜3% | 約2,000円 |
ワイド | 1.5〜2% | 約600円 |
3連複 | 0.1〜0.2% | 約2万円 |
3連単 | 0.01〜0.02% | 約15万円 |
WIN5 | 0.000053% | 約2,200万円 |
応援馬券 | 単複のデータ参照 | 単複のデータ参照 |
この表を見ても分かるように、的中率が高いほど配当は低く、的中率が低いほど高配当になりやすいのが競馬の特徴です。
初心者の方は、的中率の高い券種から慣れていくのが基本ですが、それぞれの券種には適した賭け方があります。
次章から、各馬券種ごとに初心者におすすめの賭け方を紹介していきます。
「単勝」初心者は硬軸+穴狙いがおすすめ
単勝は、レースの勝ち馬(1着)を予想するシンプルな券種です。
好きな馬を1頭選ぶだけなので初心者にも最適ですが、1番人気の馬が必ず勝つとは限りません。ときには最低人気の馬が勝つこともあり、意外と当てるのが難しい券種でもあります。
単勝でおすすめの賭け方は、「硬軸+穴狙い」。これは、本命馬(低オッズ)と穴馬(高オッズ)の両方に賭けることで、リスクを抑えながら高配当を狙う賭け方です。
たとえば、資金1万円の場合、的中率が高い本命馬に7000円を賭け、配当が期待できる穴馬に3000円を賭けるとします。この場合、本命馬が勝てば投資を回収し、穴馬が勝った場合は大きな利益を得られるといった賭け方です。
この賭け方は、単勝の特性を活かして効率よく勝負でき、安定感と高配当を両立できるため、初心者から経験者まで幅広く活用できる賭け方です。
挑戦する際は自分の予算やレースの特性に合わせて賭け金を調整することをおすすめします。
関連記事:競馬の単勝だけで勝っている人はいる?的中率を高める2つの法則を紹介
「複勝」初心者は1点賭けがおすすめ
複勝は、選んだ馬が3着以内に入れば的中する券種で、初心者に特におすすめの賭け方です。
複勝でおすすめの賭け方は、「1点でオッズ2倍以上の馬を狙う」賭け方。
複勝は配当が低めの券種のため、トリガミ(馬券代より払戻金額が少なくなること)になる事が多いので、1点に絞ることで勝ちやすくなります。
1点に絞る際はオッズ2.0倍~10.0倍の馬を選ぶと、的中率と配当のバランスが良くなるのでおすすめです。
この範囲の馬は、上位に入る実力を持ちながらも、人気が集中しておらず安定して勝つことができます。
また、過去の成績や馬場状態を分析して、複勝圏内(3着以内)に入る可能性が高い馬を1頭に絞り込むことも重要です。
初心者はまず少額から賭けてみて、的中の感覚を掴むところから始めると良いでしょう!
「馬連」初心者は馬連流しがおすすめ
馬連は1・2着を順不同で予想する券種です。
馬連でおすすめの賭け方は「馬連流し」。 この賭け方は、1着または2着に入る可能性が高い本命馬を軸にして、他の複数の馬を相手に選び、組み合わせを購入する方法です。
1番人気を軸馬に選び、相手に4番人気・6番人気・8番人気を設定した場合
→「1-4」「1-6」「1-8」を購入。
この場合、軸馬が1着または2着に入り、相手のいずれかがもう一方の着順に入れば的中といった賭け方です。
馬連流しのメリットは、点数を抑えつつ的中率を高められる点です。 軸馬がしっかりしていれば、安定感のある賭け方となり、相手に中穴や穴馬を加えれば高配当も期待できます。
少ない投資額で効率よく回収を狙えるため、初心者にも最適です。
また、購入点数を抑えつつリスクを減らしたい場合、軸馬を1頭に絞りつつ、相手馬を3〜5頭程度に設定するのがおすすめ。軸馬に信頼が置ける場合、この賭け方は特に有効で、手軽に高配当を狙えます。
飛びぬけて強い馬がいるレースで真価を発揮する初心者にも人気の賭け方です。
「馬単」初心者は馬単流しがおすすめ
馬単は1・2着の着順を正確に予想する券種です。
馬連に比べ的中率が低くなりますが高配当が狙える券種となります。
馬単でおすすめの賭け方は「馬単流し」。これは、1着になると確信できる本命馬を軸にし、2着候補の馬を複数選んで組み合わせを購入する方法です。
1番人気を1着固定にし、相手に3番人気、5番人気、8番人気を選んだ場合
→「1→3」「1→5」「1→8」の3通りを購入。
この場合、軸馬が1着に入り、相手馬が2着に来れば的中する賭け方です。
この賭け方は、1着を軸馬で固定するため、点数を抑えられるのがメリット。相手を4頭に絞れば4点、5頭にすれば5点と、予算に応じて無理のない範囲で購入できます。さらに、相手に中穴や穴馬を加えることで、高配当を狙うことが可能です。
軸馬が信頼できる場合には特に効果的で、人気馬を1着に固定し、相手に人気薄の馬を混ぜることで的中率と回収率を両立できます。
資金1,000円なら、1点100円で5点分購入すれば、少額からでも効率よく高配当を狙うことも可能。
初心者でも挑戦しやすく、馬単の魅力を楽しむには最適な賭け方と言えるでしょう。
「枠連」初心者おすすめはBOX買い
枠連は1・2着の枠番を順不同で予想する券種で、馬連の枠バージョンといえます。
枠連でのおすすめの賭け方は「BOX買い」。この賭け方では、上位人気馬が含まれる2~3枠を選び、それらの全組み合わせを購入します。
1枠・4枠・7枠を選んだ場合
→「1-4」「1-7」「4-7」の全3通りを購入。
BOX買いのメリットは、少ない点数で複数の可能性を広くカバーできること。
3枠を選べば3点、4枠なら6点と、予算に応じて柔軟に調整が可能です。また、特に波乱が少ないレースでは、人気枠をBOXにすることで高い的中率が期待できるため、初心者にも適しています。
一方、資金に余裕がある場合には、中穴枠を加えることで高配当も狙うことも可能。
初心者は人気枠を基準に始めつつ、経験を積みながら狙い目を広げていくことをおすすめします。
関連記事:枠連とは1着と2着の馬の枠番号の組合せを当てる馬券!初心者でもできるうまい買い方
「ワイド」初心者おすすめはワイドボックス
ワイドは3着以内に入る2頭を予想する券種です。
ワイドでおすすめの賭け方は「ワイドボックス」。選んだ複数の馬同士の全ての組み合わせを購入する賭け方です。
3頭を選んだ場合
→「A-B」「A-C」「B-C」の3通りを購入する形になる。
この場合、3頭の中のいずれか2頭が3着以内に入れば的中となります。
ワイドボックスのメリットは、的中率が高くリスクを抑えられる点にあります。
ワイドは3着以内に入る2頭を予想するだけで良いため、他の組み合わせ系券種より当たりやすく、初心者でも安心して挑戦できる賭け方です。
また、人気馬2頭と穴馬1頭を選んでボックスにすると、的中率を維持しつつ高配当のチャンスも狙えます。
ワイドの平均配当は約600円とされていますが、穴馬を組み合わせることで一気に配当を伸ばすことも可能。
初心者は、まず人気馬を中心にしたボックス買いから始め、経験を積みながら穴馬を加えることで、高配当も視野に入れると良いでしょう。
関連記事:ワイドボックスが最強と言われる3つの理由とおすすめの買い方を徹底解説
「3連複」初心者おすすめは1頭軸流し
3連複は3着以内の組み合わせを順不同で予想する券種です。
3連複のおすすめは「1頭軸流し」。 1着から3着以内に入る可能性が高い本命馬を軸にし、複数の相手馬を組み合わせて購入する賭け方です。
1番人気を軸にして、相手に2番人気・3番人気・5番人気を選ぶ場合
→「1-2-3」「1-2-5」「1-3-5」といった組み合わせを購入する形に。
この場合、軸馬が3着以内に入り、相手のうち2頭も3着以内に入れば的中となります。
「1頭軸流し」のメリットは、信頼性の高い本命馬を軸に選べるため、安定した予想がしやすい点です。さらに、相手に中穴や穴馬を含めれば、高配当を狙うことも可能。
また、購入点数が少なく、予算に応じて調整しやすいのも大きな利点です。、軸1頭・相手3頭なら3点、相手を4頭に広げると6点となり、資金を抑えつつ幅広い予想が可能。
ただし、軸馬が4着以下に沈むと外れるため、軸馬選びが重要。過去の成績や馬場状態を分析し、信頼できる馬を選ぶ必要があります。
堅実な軸馬とバランスを考えた相手馬選びで、高配当のチャンスを狙える賭け方として初心者にもおすすめな賭け方です。
関連記事:三連複フォーメーションの分かりやすい買い方の仕組みと最強の戦略
「3連単」初心者おすすめは「フォーメーション」
1・2・3着を正確に予想する3連単は、競馬の王道ともいえる券種です。
全券種の中でもっとも的中率が低い反面、圧倒的な高額配当が期待できるため、一攫千金を狙うなら3連単が最有力候補です。
そんな3連単のおすすめの賭け方は「フォーメーション」。 1着・2着・3着をそれぞれ分けて選び、自由に組み合わせて購入する賭け方です。
1着(軸馬):最も勝つ可能性が高い馬を1頭に絞る。
2着(相手馬):上位に来そうな馬を複数選び、レースの展開を考慮して選定。
3着(相手馬):最後に粘り込みそうな馬や展開次第で浮上しそうな馬を広く選ぶ。
このように1着を軸馬として固定し、2着・3着を広めに選ぶことで的中率を上げつつ、高配当も狙えます。
購入点数を抑えるには、1着を1頭に固定し、2着・3着をそれぞれ3頭ずつ選ぶ形が効果的。これにより点数は6点となり、少額でも挑戦可能です。資金1,000円であれば、1点100円で6点分を購入する形で無理なく勝負ができます。
この賭け方のメリットは、自由度が高く効率的に高配当を狙える点です。
ただし、的中率が非常に低いため、1・2・3着の選定には慎重さが求められます。
予想の精度を上げ、的中の可能性を最大限高めることが重要です。
初心者でも「1頭を軸にして相手を広げる」シンプルなフォーメーションから挑戦することで、リスクを抑えながら3連単の楽しさを味わうことができるでしょう。
関連記事:三連単フォーメーションとは?最強である理由からおすすめの買い方までわかりやすく解説
「WIN5」出走数が少ないレースで賭けるのがおすすめ
WIN5は対象5レース全ての1着を予想する、最も難易度の高い券種。
非常に難易度が高い反面、数千万円を超える高額配当が期待できるのが特徴です。
WIN5のおすすめの賭け方は、出走数が少ないレースを狙うことです。
5レース全てがフルゲート(18頭出走)の場合、的中率が0.000053%ですが、少頭数のレースが含まれるとその分的中の可能性が上がるからです。
また、少頭数のレースでは波乱が少なく、実力通りの決着になりやすいため、予想が立てやすい傾向があります。
各レースで本命馬に絞れる場合は1頭に固定し、勝つ可能性が高い馬を選ぶことで購入点数を削減できます。一方で波乱が予想されるレースでは、軸馬1頭に相手2〜3頭を加えて広くカバーすることで、リスクを分散しつつ的中率を維持することが重要です。
初心者が挑戦する場合は、出走数が少ないレースを優先的に選び、無理のない範囲で点数を調整することが大切です。
各レースで信頼できる馬をしっかり選びつつ、リスクを抑えながら高配当を狙うことで、WIN5の醍醐味を楽しむことができます。
関連記事:競馬歴20年が語るWIN5を当てる6つのコツ!芸能人が語るWIN5を当て方も紹介
「応援馬券」収支を重視する人には不向き
応援馬券(がんばれ馬券)は、1頭の馬を単勝と複勝で同時に応援できる券種です。1回の購入は100円単位で、単勝100円+複勝100円の合計200円から購入可能です。
名前の通り、ギャンブル目的というより、好きな馬を純粋に応援するファン向けの券種です。
この賭け方の魅力は、好きな馬への気持ちを形にできること。デビュー当時から応援している馬や、名前が気に入った馬など、理由は何でも構いません。
的中した場合は、払い戻しを受けずに馬券を記念として保存することもでき、特別な思い出として残せるのが特徴です。
一方で、応援馬券には注意点もあります。購入方法が券売機に限られる点や、単勝と複勝をセットで購入するため、1回の購入金額が通常の倍になる点が挙げられます。
そのため、収支を重視する人にはあまり向いていません。
記念として残す楽しみと馬への思いを込める賭け方として、応援馬券は競馬初心者やファン心理を重視した方に最適な方法と言えます。
関連記事:応援馬券(がんばれ馬券)とは?買い方・メリットデメリットを徹底解説
覚えておきたい馬券の買い方の種類
単勝と複勝、応援馬券は組み合わせがないので買い方が簡単です。しかし馬連や馬単、ワイド、3連単などはさまざまな買い方があります。よく用いられる買い方が次の3種類。
- ボックス
- フォーメーション
- 流し
それぞれの概要をまとめたので、購入する際は参考にしてくださいね。
全通りの組み合わせを購入する「ボックス」
ボックスとは、選んだ馬のすべての組み合わせを購入する買い方です。たとえば1・2・3番の馬連をボックスで購入する場合、下記の組み合わせが的中の対象になります。
- 1−2
- 1−3
- 2−3
馬連のほか、馬単やワイド、3連複、3連単でもよく用いられています。組み合わせの抜け漏れを防げるので、的中率を高めたい勝負レースに向いていますね。
メリット
ボックスのメリットは抜け漏れを防げること。そのため他の買い方に比べて的中率が高い傾向です。
デメリット
ボックスのデメリットは点数が増えやすいこと。馬を1頭追加するだけで点数が倍以上になることもあるので、管理を徹底しなければいけません。
ボックスがおすすめの券種
- 馬連
- ワイド
- 3連複
これらの券種は着順を問わないので、穴馬が激走しそうなレースで効果を発揮します。人気馬と穴馬をうまく組み合わせ、おいしい配当を狙いましょう。
関連記事:ワイドボックスが最強と言われる3つの理由とおすすめの買い方を徹底解説
軸と相手を組み合わせて購入する「フォーメーション」
フォーメーションとは、1・2・3着をそれぞれ1頭以上選び、すべての組み合わせを購入する買い方。馬連、馬単、ワイド、3連単を購入する際に重宝します。
馬選びを慎重にしなければいけないので、ボックスに比べて難易度は高め。しかし点数を抑えられるので、ローリスク・ハイリターンを狙えます。
メリット
フォーメーションのメリットは点数を抑えつつ勝負できる点。たとえば3連単フォーメーションを次のように購入するとします。
- 1着:1番
- 2着:2・3番
- 3着:2・3・4・5番
これで合計6点。狙う馬が明確な場合は、このような買い方をすることで効率的に勝負できますね。
デメリット
フォーメーションのデメリットは馬選びが難しいこと。とくに馬単や3連単は着順まで正確に予想しなければいけないので、分析に時間がかかります。
フォーメーションがおすすめの券種
- 馬連
- 馬単
- ワイド
- 3連単
フォーメーションは幅広い券種に有効です。少ない点数で高額配当を狙う時は、ぜひフォーメーションで勝負してみてください。
三連単フォーメーションとは?最強である理由からおすすめの買い方までわかりやすく解説
1頭軸と数頭の相手を組み合わせる「流し」
流しとは、1頭の軸馬と数頭の相手馬を組み合わせる買い方。馬連や馬単、ワイド、枠連で用いられる機会が多いです。
フォーメーションと似ていますが、流しは「マルチ」という種類があります。マルチとは、軸と相手を入れ替えた組み合わせも購入する形。馬単や3連単など、着順まで正確に予想する券種に効果的です。
メリット
流しのメリットは、実力馬が明確なレースにおいて効果的な買い方であること。実力馬を軸にすることで点数を抑え、効率的に勝負できます。
デメリット
流しのデメリットは、軸馬が着外に沈んだ途端に不的中となること。そのため、本命馬不在のレースではボックスやフォーメーションで勝負する方がいいでしょう。
流しがおすすめの券種
- 馬連
- ワイド
本命馬が高確率で1・2着に絡みそうな場合は、流しで勝負するのがおすすめ。馬連・ワイドは特に流しでおすすめの買い方です。
関連記事:馬連流しとは?最強と言われる理由と上手な4つの買い方を紹介
競馬予想に欠かせない重要な8つの要素(ファクター)
初めて馬券を購入する際は、どうしてもオッズばかり意識しがちです。しかし、競馬には次のような要素(ファクター)が絡んできます。
- 過去のレース傾向
- 当日の馬場状態
- 出走馬のコンディションと成績
- コース適性
- 血統
- 枠順
- 脚質
- レース展開
それぞれ詳しく解説するので、本命馬や相手馬を選ぶ時の参考にしましょう。
過去のレース傾向
オープンクラス以上のレースは、過去のデータが細かくまとめられています。とくに重賞はデータが豊富で、勝ち馬がどのようなローテーションで臨んだのか?レース展開はどうだったのか?などを把握できます。
レースによって有利な枠、脚質があり、もちろん騎手の得手不得手もあります。これらの傾向をまとめ分析することが、予想の一歩目ともいえますね。
当日の馬場状態
馬場状態は良・やや重・重・不良の4段階あります。コースの水分状況によって判断され、重や不良になると本領を発揮できない馬も出てきます。
また、開催日数が長くなるにつれ芝の傷みも目立ってきます。開催直後は先行馬が有利、次第に差し〜追い込みが決まりやすくなるなど、変化も生じる点には注意しなければいけません。
出走馬のコンディションと成績
馬も人間と同じようにコンディションがあります。馬体やツヤ、歩き方などから判断できますが、初心者にとっては難しいかもしれません。その場合は次の要素を確認してみてください。
- 耳:伏せている、こまめに動かしているのは不安な証拠
- しっぽ:激しく動かしているのはイライラしている証拠
- 馬体重:変動幅が2〜10kg以内であれば問題なし
競馬新聞に記載されているコメントは、それほど重視しなくても大丈夫です。前向きな言葉に言い換えられているケースもありますからね。
コース適性
競馬場にはそれぞれ特徴があり、馬も得意・不得意な会場がわかれます。競馬場ごとの特徴を簡単にまとめた表がこちら。
競馬場 | 特徴 |
---|---|
東京競馬場 | <芝>
・すべて左回り ・差しが決まりやすい <ダート> ・すべて左回り ・外枠有利 |
中山競馬場 | <芝>
・四大競馬場の中でもっとも直線が短い ・高低差は全競馬場でトップ <ダート> ・1200mは芝コーススタート ・直線が短いため先行馬有利 |
京都競馬場 | <芝>
・4コースあるため芝が傷みにくい ・3コーナーに高低差4.3mの急坂がある <ダート> ・他の競馬場よりスピード決着になりやすい ・1400mは芝スタートで外枠の方が長い |
阪神競馬場 | <芝>
・幅が広くないため馬場が傷みやすい ・ゴール前に1.8mの急坂がある <ダート> ・ゴール前200mに1.6mの上り坂がある ・1400mと2000mは芝コーススタート |
中京競馬場 | <芝>
・全競馬場でもトップクラスの高低差 ・スタミナが求められる <ダート> ・こちらもトップクラスの高低差がある ・パワー勝負になりやすい |
札幌競馬場 | <芝>
・すべて洋芝で水はけがいい ・追い込みは不利だが、まくりは決まりやすい <ダート> ・高低差が少なくシンプルなコース ・先行馬が有利 |
函館競馬場 | <芝>
・3、4コーナーは名物のスパイラルコーナー ・ローカル競馬場ではもっとも高低差が大きい <ダート> ・ゴール前はゆるやかな下り坂 ・先行馬が有利 |
福島競馬場 | <芝>
・1周1,600mと全競馬場でもっとも短い ・梅雨時期の開催なので馬場が荒れやすい <ダート> ・1周が短く逃げ馬が有利 ・1150mは芝コーススタート |
新潟競馬場 | <芝>
・全競馬場のなかでもっとも長い直線 ・千直レースは外枠有利 <ダート> ・平坦だが内コースは器用さが求められる ・1200mはスタート直後に芝コースがある |
小倉競馬場 | <芝>
・1,200mは平坦に近いコースなので実力通りになりやすい ・逃げ〜先行が有利 <ダート> ・こちらも逃げ〜先行が有利 ・1,000mは実力通りになりやすい |
競馬場の特徴を把握することで、おいしい穴馬も見つけやすくなるでしょう。
血統
出走馬のデータを見ると「◯◯産駒」とかかれていますよね。これが血統に該当するのですが、「競馬はブラッドスポーツ」ともいわれるほど重要な要素なのです。
とはいえ、すべての血統を覚えるのは大変なので、メジャーなところから確認しておきましょう。
系統 | 産駒 | 特徴 |
---|---|---|
サンデーサイレンス系 | ディープインパクト
ハーツクライ ステイゴールド |
高い瞬発力とスピード
短距離〜中距離が得意 ダートは☓ |
ハーツクライ | 晩成型でスタミナに強み
中距離が得意 芝・ダートともに◯ |
|
ステイゴールド | パワー型だが気性が荒い
中距離が得意で重馬場も◯ 晩成型の傾向がある |
|
ミスタープロスペクター系 | キングカメハメハ | 早熟傾向
短距離〜中距離が得意 芝・ダートともに◯ |
アドマイヤムーン | 実力差が明確に出やすい
芝コースの短距離が得意 |
|
ノーザンダンサー系 | クロフネ | ・スピードとパワーを兼ね備えている
・広い競馬場が得意 ・コンディションに左右されやすい |
枠順
競馬場によって内枠・外枠の有利が明確にわかれます。たとえば小回りコースの代表でもある中山競馬場の開幕週は、内枠・先行馬が有利。また、1,000m直線レースがある新潟競馬場は、外枠有利の傾向があります。
枠順による有利不利が明らかな場合は、実力馬が掲示板を外し、穴馬が好走する可能性もあります。ワイドや馬連でも高額配当が期待できるので、ぜひ狙ってみましょう。
脚質
脚質は逃げ・先行・差し・追い込みの4種類に大別されます。たとえば逃げ馬はレースの展開を握る役割を担いますが、2番手以降が様子を伺っている間に距離を引き離し、そのままフィニッシュすることもあります。
差しや追い込みは最後の直線で一気に勝負をしかけますが、前が壁になっていたり距離が離れすぎたりしていると、本領を発揮できません。
出走馬によって距離が異なるので、どのようなレース展開になるかシミュレーションし、組み合わせを考えてみましょう。
レース展開
レース展開をシミュレーションすることを「展開読み」といいます。正確に読むことは難しいですが、逃げ馬の有無や人気馬の脚質を把握すれば、大まかには予想できます。
たとえば逃げ馬が不在ならスローペースの団子状態になり、逃げ〜先行が残りやすい。逃げ、もしくは先行集団を取りたい馬が複数いればハイペースになり、差し〜追い込みが決まりやすいなどです。
初心者必見!競馬を楽しむための予想の流れ
競馬を予想する基本的な流れは次のとおりです。
- 勝負レースを決める
- 出走馬を確認する
- 過去のデータを確認する
- 印を付ける
- まずは単勝か複勝で勝負する
- 慣れてきたらワイドに挑戦する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
勝負レースを決める
まずはどのレースで勝負するかを決めます。おすすめはオープンクラスや重賞(G1・G2・G3)です。
特に重賞は過去のデータが豊富なので、本命馬を選ぶ際の参考になります。また、単純にレースのレベルが高く見応えもあります。
レース開始時刻が15時30分と遅めなので、じっくり予想できるでしょう。
出走馬を確認する
続いてどのような馬が出走するかを確認。競馬場のターフビジョン(大型掲示板)やJRAの公式サイトでも確認できますが、意外とおすすめなのは競馬新聞です。
出走馬の成績はもちろん、コンディションに関するコメントや新聞社独自の予想なども記載されています。鵜呑みにするのは厳禁ですが、予想の参考にしてみましょう。
過去のデータを確認する
オープンクラス以上のレースで勝負するなら、必ず過去のデータを調べてください。相性のいいローテーション、有利な枠順・脚質など、あらゆるデータがまとめられています。
当サイト「ぶっちゃ競馬」でも、過去のデータをもとにレースを予想しているので、ぜひ参考にしてみてください。
印を付ける
データを参考にしながら、次のような印を付けてみましょう。
- ◎ 本命:1着になりそうな本命馬
- ◯ 対抗:本命馬に対抗できる2番手の馬
- ▲ 単穴:展開次第では本命や対抗にも勝ちそうな3番手
- △ 連下:2〜3着に絡みそうなヒモ
- ☆ 星:一発逆転の可能性がある穴馬
- 注 注意:3着なら可能性のある馬
すべてつけるのが難しい場合、最低でも本命・対抗・単穴をつけてみてください。
まずは単勝か複勝で勝負する
印を付けたら、いよいよ買い方を決めます。最初は単勝もしくは複勝がおすすめ。馬を1頭選ぶだけなので、初心者でも簡単に勝負できるからです。
単勝で勝負するなら◎(本命)、複勝で勝負するなら▲(単穴)を狙うのが基本です。馬券は100円から購入できるので、ゲームセンターで遊ぶような感覚で楽しめるでしょう。
慣れてきたらワイドに挑戦する
ワイドは2頭以上の馬を組み合わせる券種なので、単勝や複勝に比べて難易度が高め。しかし、組み合わせ系の券種では購入しやすい分類です。
買い方の例が次のとおり。
- 的中率重視:◎◯→▲△
(人気馬と中穴の組み合わせ) - 回収率重視:◯▲→△☆注
(中穴と穴馬の組み合わせ)
組み合わせを決めるのが難しい場合は、ワイドボックスで勝負するのもいいでしょう。
実際に馬券を購入してみよう!購入から払戻の流れ
予想するだけでは競馬を思う存分に楽しめません。実際に馬券を購入し、払戻を手にしてこそです。
ここでは、券売機・ネットそれぞれの購入手順を解説します。
現地の券売機で購入する場合
- マークカードに記入
- 競馬場・レース番号・券種・馬番・購入金額・単位を黒く塗りつぶす
- 券売機にお金を入れる
- マークカードを挿入する
- 馬券を受け取る
- レースを見守る
- 的中したら券売機に馬券を挿入する
- 払戻金を受け取る
ネット(即PATなど)で購入する場合
- 即PATに会員登録する
- 事前に入金しておく
- 対象レースの馬券を購入する
- 競馬場・レース・券種・馬番・購入金額を入力する
- レースを見守る
- 的中したら自動的に振り込まれる
馬券の的中率を上げるための3つのコツ
馬券の的中率を上げるには、次のコツを抑えることが大切です。
- 予想しやすいレースを選ぶ
- 本命や相手を慎重に選ぶ
- 競馬予想サイトを活用する
それぞれ解説します。
予想しやすいレースを選ぶ
中央競馬の場合、1会場あたり1日12レース開催されます。レースによって予想しやすい・しにくいがわかれるので、それを見極めなければいけません。
- 予想しやすいレース→オープンクラスや重賞
- 予想しにくいレース→デビュー戦や未勝利戦など
特にデビューはデータがないため、予想が極めて困難です。むやみに勝負するのは資金がもったいないので注意してくださいね。
本命や相手を慎重に選ぶ
最初はオッズばかり見てしまいがちですが、上位人気だからといって100%勝つわけではありません。過去のデータや当日のコンディション、コース状況などを総合的に分析し、馬を選定することが大切です。
競馬予想サイトを活用する
もっとも手っ取り早いのは、競馬予想サイトを活用すること。勝負レースや馬の選定をすべてプロに任せられるので、予想の手間を省けます。
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初心者がやりがち!競馬の間違った賭け方3選
次のような賭け方は、負け額が大きくなってしまうので注意しなければいけません。
- いきなり3連単やWIN5で勝負する
- 一攫千金を狙って大金を賭けてしまう
- 負けたら次のレースで取り返そうとする
それぞれ解説します。
いきなり3連単やWIN5で勝負する
3連単やWIN5は、競馬ユーザーなら誰しもが一度は当てたいもの。数百万円〜数千万円超えの払戻を手にするチャンスもある一方、賭け額が大きくなりやすいのでリスクを伴います。
もし3連単やWIN5で勝負するなら、とにかく点数を絞るようにしてください。3連単なら1,000円以内でも十分に勝負できますからね。
一攫千金を狙って大金を賭けてしまう
極端な話、単勝オッズ1.1倍の馬に10万円を賭ければ、11万円の払戻を得られます。しかし、実力馬でも負ける時はあります。そのため、高額配当を狙って大金を賭けるのはあまりに危険。
お金に余裕があればいくら賭けてもいいですが、最初は1,000円以内など少額から始めるのがおすすめ。勝てるようになってきたら、2,000円〜3,000円と少しずつ増やしていきましょう。
負けたら次のレースで取り返そうとする
競馬に限らず、他の公営競技やギャンブルでもよくあります。特にパチンコだとこの傾向が強く、負け額を一気に取り返そうとお金を注ぎ込む人も多いでしょう。
しかし、意識したいのは年間収支です。1日を通して負けたとしても、年間でプラス収支になれば問題ありません。一喜一憂せず、自信のあるレースで勝負を続けましょう。
まとめ
競馬には10種類の券種があり、ボックス・流し・フォーメーションと買い方もさまざま。どの方法で賭けるかは人それぞれですが、稼ぐためには勝負レースの見極めが大切です。
まずはオープンクラスや重賞で勝負し、慣れてきたら他のレースでも勝負してみましょう。
総合評価 | 1位/221位 | 98.7点/100点 |
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的中率 | 94% | 100点/100点 |
回収率 | 355% | 100点/100点 |
週間無料予想数 | 24本 | 97点/100点 |
口コミ平均評価 | ★4.8 | 98点/100点 |
参加レース数 | 合計利益 | 的中率 | 回収率 | 的中本数 | 的中総額 |
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36レース | 275,400円 | 94% | 355% | 34回 | 383,400円 |
日程 | 2025年01月26日 | 2025年01月19日 | 2025年01月12日 | 2025年01月05日 | 2024年12月28日 |
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予想 | |||||
結果 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
的中金額 | 5,900円 | 5,200円 | 5,300円 | 4,600円 | 4,600円 |
券種 | 複勝 | 複勝 | 複勝 | 複勝 | 複勝 |
対象会場/レース名 | 中山3R | 中山10R | 中山6R | 中山2R | 京都1R |
「有馬記念から競馬を始めたんですが全然勝てなくて...(笑)友達におすすめされてこのサイトの無料予想使ってみたら1月で既に18万円も勝つことができました!当たるとやっぱり競馬楽しいですね(笑)」引用:ぶっちゃ競馬
「競馬始めてみたんですが何も分からない状態だったんですが、馬券の買い方までサポートの人が教えてくれて助かりました。」引用:ぶっちゃ競馬
1969年デイリースポーツ入社。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われるほどに。
当サイトの記事や競馬予想サイトへの口コミ内容を監修している。
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