配当額はもちろんのこと、的中難易度も高すぎるWIN5ですが、最低配当額が気になりませんか?
ズバリ、WIN5の過去最低配当額は6,050円です。
これは非常に稀なケースですが、一度の的中で夢のような配当が得られる馬券で得られる金額が6,050円だと流石にがっかりしますよね。
本記事ではなぜそのような配当が発生してしまったのかを解説するとともに、WIN5を的中させるためのコツまで徹底解説します。
是非、最後までお読みください。
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1:WIN5の過去最低配当は6050円!低すぎる配当の理由
冒頭でお話しした通り、WIN5の過去最低配当額は6,050円です。
本章ではなぜこのようなことが起こってしまったのかを解説します。
1-1:1番人気が3レースで1着
配当額が恐ろしく下がってしまった理由は、5レース中3レースで1番人気の馬が1着になってしまったからです。
というのも、WIN5では人気馬が1着になる場合は予想のハードルが下がるためオッズがその分低下するのです。
過去最低配当を記録したのは2018年10月8日(月)のWIN5で、結果は以下となりました。
レース | 勝馬 | 人気 |
東京9R | 8番イストワールファム | 1番人気 |
京都10R | 4番ソーグリッタリング | 1番人気 |
東京10R | 10番ムイトオブリガード | 2番人気 |
京都11R | 2番サトノダイヤモンド | 2番人気 |
東京11R | 7番サンライズノヴァ | 1番人気 |
5レース中1番人気の馬が1着になった3レース以外の結果は、2番人気の馬が1着になります。
そして、1着になった1番人気の馬は3頭とも1.0倍台のオッズで、2番人気の馬は2.0倍台でした。
5回とも全てのオッズが3.0倍台になった事例はこれが初でした。
このような背景が配当額の低下に更なる拍車をかけた結果、6,050円という配当が発生してしまったのです。
1-2:配当が1万円未満になったその他事例
1-1で紹介しました事例以外にも、実は過去にもう一度配当額が1万円を下回ったことがありました。
それは2012年10月21日(月)の7,320円です。
レース | 勝馬 | 人気 |
東京9R | 9番ダイワマッジョーレ | 2番人気 |
京都10R | 2番アイラブリリ | 1番人気 |
新潟11R | 9番エバーローズ | 1番人気 |
東京11R | 12番ナムラビクター | 1番人気 |
京都11R | 1番ゴールドシップ | 1番人気 |
2011年に販売が開始されたWIN5ですが、2012年に当時では最低額の7,320円が叩き出されたことで大きな話題となりました。
2:WIN5の平均配当額
では、WIN5の平均配当額はどれくらいなのでしょうか。
WIN5の配当額の割合が以下になります。
金額 | 的中回数 | 的中割合 |
1億円以上 | 36回 | 6.38% |
1000万円〜1億円 | 102回 | 18.09% |
100万円〜1000万円 | 229回 | 40.60% |
10万円〜100万円 | 149回 | 26.42% |
1万円〜10万円 | 46回 | 8.16% |
1万円以下 | 2回 | 0.35% |
これらを元に出した平均配当は2134万2840円です。
いかに6,050円が低すぎる配当であるのかお分かり頂けるかと思います。
3:WIN5過去最高ランキング
逆にWIN5の過去最高配当額はどれくらいなのでしょうか。
本章ではWIN5の過去最高配当額を5位までランキング形式で紹介します。
配当額ランキング | 配当額 | 人気 |
1位 | 5億5444万6060円 | 2021年03月14日 |
2位 | 4億8178万3190円 | 2021年01月11日 |
3位 | 4億7180万9030円 | 2019年2月24日 |
4位 | 4億4605万7430円 | 2024年5月12日 |
5位 | 4億3390万7040円 | 2020年2月2日 |
これらに共通する項目は、人気馬がほとんど1着になっていないという点です。
ほとんどの人が想定していなかったレース結果に対してオッズが高くなった結果の配当額と言えますね。
関連記事:WIN5過去最高額は5億5444万円!背景と難易度について解説
4:WIN5を的中させるための2つのコツ
最後にWIN5を的中させるためのコツを2つ紹介します。
正直、3章で紹介したような配当を狙うのはあまりにも難易度が高すぎるので筆者はおすすめしません。
そこで、まずは的中難易度が高すぎるWIN5の的中率をまずは上げるポイントを解説します。
- 少数頭のレースを狙う
- 結果が固いレースを狙う
それぞれについて見ていきましょう。
3-1:少数頭のレースを狙う
WIN5は出走頭数が少ない日を狙って購入しましょう。
というのも、出走頭数が多ければ多いほど、それに伴って組み合わせが増えるため的中率が下がるからです。
中央競馬の最大出走頭数は18頭です。
それぞれのレースで最大出走頭数18頭が出走したとすると
18×18×18×18×18=1,889,568通りとなります。
逆に、総組み合わせ数が少なければ少ないほど的中率が上がるのでその日を狙って購入して見ましょう。
3-2:結果が固いレースを狙う
WIN5は結果が固いであろうと想定できるレースを狙って購入しましょう。
5レースのうち、人気馬が出走するなど的中させる自信のあるレースが多ければ多いほど良いです。
逆に、穴馬でも的中させる自信があるなら購入しても良いでしょう。
高配当も狙えるチャンスです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事ではWIN5の最低配当額を紹介しました。
WIN5の過去最低配当額は2018年10月8日(月)で配当額は6,050円です。
このような配当額が発生してしまった背景には人気馬の1着が5レースに集中しすぎたあまりオッズが下がりすぎてしまったことが挙げられます。
WIN5の平均配当額が2134万2840円であることを踏まえると、6,050円が以下に低い配当であるのかがお分かり頂けるかと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
1969年デイリースポーツ入社。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われるほどに。
当サイトの記事や競馬予想サイトへの口コミ内容を監修している。
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