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更新日:2024.11.15
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WIN5過去最高額は5億5444万円!背景と難易度について解説

更新日:2024.11.15

「WIN5の過去最高配当額っていくらなのかな?」

WIN5の過去最高配当額は、2021年03月14日の5億5444万6060円です。

しかしながら、このような配当の的中を狙うのは現実的に可能なのでしょうか?

本記事ではWIN5で5億超えの配当が出た背景から、実際にこのような配当を狙う難易度について徹底解説していきます。

関連記事:win5の3つの買い方と少しでも的中率を高める3つのコツを紹介

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1:WIN5過去最高額は5億5444万6060円!

冒頭でお話ししたように、WIN5の過去最高配当額は5億5444万6060円です。

まずは、過去最高配当が出た際の結果を見てみましょう。

発売票数 7,920,658票
発売金額 7億9206万5800円
的中馬番 9 > 3 > 5 > 5 > 8
払戻金 5億5444万6060円
返還金 0円
的中票数 1
場・R レース名 勝馬 人気 残票数
阪神10R 伊丹ステークス 9 タマモサンシーロ 4 805,137票
中山10R 東風ステークス 3 トーラスジェミニ 4 85,156票
中京11R 金鯱賞 5 ギベオン 10 176票
阪神11R フィリーズレビュー 5 シゲルピンクルビー 8 8票
中山11R アネモネS 8 アナザーリリック 3 1票

本章ではこのような高配当が発生した2つの理由を解説していきます。

高配当の理由①:的中者がたった1人

配当額が5億を超えた理由の一つに、このWIN5の的中者がたった1人であったことが挙げられます。

的中者の人数が増えると、その分配当額は減っていきます。

例えば、このWIN5の的中者が2人いた場合は277,223,030円まで配当額は減額します。

実際、次章で紹介しますWIN5高配当ランキングを見ても的中者が一人であるレースが占めていることから、億超えの高配当を得るためには的中者は1人である必要があることは明らかでしょう。

高配当の理由②:予想の難易度が高すぎる

高配当の理由の2つ目に、予想の難易度の高さが挙げられます。

このWIN5のレースを見てみると、1番人気の馬が勝ったレースは一つもありませんでした。

さらに言えば2番人気の馬が勝ったレースも無く、1番人気や8番人気の馬が勝っています。

実際、第1戦・2戦終了時点では85,156あった票は第3戦で10番人気が勝つと176票まで減少しています。

いかに予想難易度が高かったレースであるのか数値から読み取れることでしょう。

2:WIN5の歴代配当額ランキング(2~5位)

1章ではWIN5の過去最高配当額を紹介しました。

では、2位以降の配当額はどれくらいなのでしょうか。

本章ではWIN5の過去最高配当額を5位までランキング形式で紹介します。

2-1:WIN5歴代配当ランキング

配当額ランキング 配当額 人気
1位 5億5444万6060円 2021年03月14日
2位 4億8178万3190円 2021年01月11日
3位 4億7180万9030円 2019年2月24日
4位 4億4605万7430円 2024年5月12日
5位 4億3390万7040円 2020年2月2日

2位:4億8178万3190円

発売票数 6,949,121票
発売金額 6億9491万2100円
的中馬番 13 > 2 > 14 > 9 > 7
払戻金 4億8178万3190円
返還金 665万400円
的中票数 1
場・R レース名 勝馬 人気 残票数
中京9R 尾頭橋特別 13 ドウドウキリシマ 4 723,161票
中山10R 迎春ステークス 2 ブラックマジック 5 62,422票
中京10R 寿ステークス 14 ツーエムアロンソ 14 187票
中山11R フェアリーS 9 ファインルージュ 3 24票
中京11R すばるS 7 テイエムサウスダン 5 1票

3位:4億7180万9030円

発売票数 6,740,129票
発売金額 6億7401万2900円
的中馬番 6 > 5 > 13 > 17 > 1
払戻金 4億7180万9030円
的中票数 1
場・R レース名 勝馬 人気 残票数
阪神10R すみれS 6 サトノルークス 2 1,541,364票
中山10R ブラッドストーンS 5 ブラックジョー 15 4,784票
小倉11R 下関S 13 メイソンジュニア 12 164票
阪神11R 阪急杯 17 スマートオーディン 11 5票
中山11R 中山記念 1 ウインブライト 5 1票

4位:4億4605万7430円

発売票数 6,372,249票
発売金額 6億3722万4900円
的中馬番 6 > 5 > 5 > 4 > 9
払戻金 4億4605万7430円
的中票数 1
場・R レース名 勝馬 人気 残票数
京都10R 錦S 6 ボーデン 12 75,474票
東京10R ウオッカC 5 アイファーエポック 8 6,337票
新潟11R 弥彦S 5 セレシオン 1 1,633票
京都11R 栗東S 4 サンライズアムール 4 144票
東京11R ヴィクトリアマイル 9 テンハッピーローズ 14 1票

5位:4億3390万7040円

発売票数 6,198,672票
発売金額 6億1986万7200円
的中馬番 3 > 10 > 2 > 8 > 11
払戻金 4億3390万7040円
的中票数 1
場・R レース名 勝馬 人気 残票数
京都10R 飛鳥S 3 バイオスパーク 9 116,209票
東京10R 早春S 10 ボスジラ 1 21,601票
小倉11R 周防灘特別 2 ナーゲルリング 14 191票
京都11R シルクロードS 8 アウィルアウェイ 3 11票
東京11R 根岸S 11 モズアスコット 3 1票

これらのWIN5に言えることは、いずれも的中票数が1票であるという点と人気馬が1着になったレースが少なく、大波乱の展開が発生するレースが大半であるという点です。

実際、今回は紹介しませんでしたが歴代高配当ランキングのTOP10のいずれも的中票数は1票のみで、歴代11位の3億591万1340円で初めて的中票数が2票になります。

2-2:WIN5の配当上限は6億円

実は、WIN5の払い戻し額には6億円の上限が設定されています。

例えば、配当額が10億円で的中票数が1票でも受け取れる配当は10億ではなく6億になります。

つまり、歴代最高配当である5億5444万6060円はかなり上限に近い配当ということです。

実はWIN5の開始当時の上限は2億円でしたが2014年の競馬法改正を機に上限が6億円となったのです。

3:WIN5の過去最低配当額は?

逆に、WIN5の過去最低配当額はどれくらいなのでしょうか。

それはズバリ、2018年10月8日(月)のWIN5で過去最低配当額は6,050円でした。

その結果は以下の通りです。

レース 勝馬 人気
東京9R 8番イストワールファム 1番人気
京都10R 4番ソーグリッタリング 1番人気
東京10R 10番ムイトオブリガード 2番人気
京都11R 2番サトノダイヤモンド 2番人気
東京11R 7番サンライズノヴァ 1番人気

低配当の理由は以下2つです。

  • 5レース全て人気馬が1~2着である
  • 1着になった1番人気の馬のオッズが3頭とも1.0倍台(2番人気の馬は2.0倍台)

このような背景が配当額の低下に更なる拍車をかけた結果、6,050円という配当が発生してしまったのです。

関連記事:WIN5過去最低配当は6050円!?低すぎる配当の理由を徹底解説

4:WIN5で億を狙うのは難易度が高すぎる3つの理由

最後に、WIN5で億を的中させるの難易度があまりに高すぎる3つの理由を解説します。

4-1:対象5レース全てをJRAが選択するから

通常の競馬では賭けるレースの選択が可能ですが、WIN5では全てのレースがJRAに選択されます。

つまり、マークしている馬のレースや事前情報が集まった自分にとって有利なレースを選択できず、大荒れしそうなレースでも予想する必要があります。

さらに、5レースの予想は事前に行う必要があるため、その馬の様子で予想を立てることができず、精度が下がりやすい環境下で予想を行う必要があるのです。

普段からあらゆるレース環境・出走馬の情報をリサーチしていればまだしも、どのレースまで選出されるかまでを予想しなければならないWIN5は非常に難易度が高いと言えます。

4-2:そもそも単勝で5連勝すら難易度が高い

競馬ではそもそも単勝を5回連続で的中させることすら難しいです。

さらに、今回紹介したような億を的中させるなら3番人気以上の馬はほとんど的中に絡んできません。

つまり、10番人気レベルの大穴を当てる必要があります。

単勝で5連勝することすら難易度が高いにも関わらず、大穴から中穴までが絡んでくるレースを的中させる必要があるため難易度は相当なものです。

4-3:億馬券の的中率は0.018%

WIN5の的中率を算出すると、異常な低さである0.018%という数値が算出されます。

これは2022年1月1日から5月8日までの計21回の的中率になります。

0.018%という数値は5,500回に1回しか当たらない計算となり、WIN5の開催頻度を踏まえると、100年に一度だけ当たる計算となります。

さらに高額配当が出た日に絞ると的中率は0.001%にも満たないでしょう。

WIN5の的中は人生を投じても手に入らない可能性があるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事ではWIN5の過去最高配当額について徹底解説しました。

WIN5の過去最高配当額は5億5444万6060円でした。

この配当が発生した理由としては『人気馬以外が1着になるレースが集中した結果、的中票がたった1票になった』からです。

そもそも、三連単などの馬券とは比べものにならないくらい難易度が高いWIN5では、毎回1,000万票近い購入があるのに対して的中は1,000票を下回る方が多いです。

さらに億を超える回の大半は、的中票が1票だけです。

このようにWIN5の難易度をガンガンに上げている理由はWIN5の以下の特徴です。

  • 賭けるレースを自分で選択できない
  • 大穴も絡めて的中させる必要がある

WIN5は当てようとするのではなく、宝くじを購入する感覚で臨むのがちょうど良さそうですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

関連記事:WIN5の全通り買いは儲からない理由を実際のレースから徹底検証

監修者:鶴谷義雄
鶴弥義雄

1969年デイリースポーツ入社。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われるほどに。

当サイトの記事や競馬予想サイトへの口コミ内容を監修している。

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