「馬連とワイドの違いって何?」
「併用の方法が知りたい!」
馬連は2着までの2頭の組み合わせを順不同で的中させる券種であり、ワイドが3着までを順不同で的中させる券種です。
両者の的中条件が似通っていることから、違いは何なのか、また併用することができるのかなどの疑問をお持ちでは無いでしょうか。
実は、これらを併用させることで勝率をグンと伸ばすことができるのです。
本記事では馬連とワイドの違いから併用する方法からメリット・デメリットまで徹底解説します。
是非、最後までお読みください。
関連記事:馬連とは何?おすすめの3つの買い方・馬単との違いを徹底解説
1:馬連とワイドの違いは何?
冒頭でお話しした通り、馬連は1着と2着になる馬の馬番号の組合せを当てる馬券です。
出典:JRA日本中央競馬会
そしてワイドは3着までの2頭を的中させる馬券です。
出典:JRAVAN
馬連とワイドについて軽く振り返ったところで早速、
気になっている方も多い馬連とワイドの違いを徹底解説します。
それは以下2つです。
- オッズ
- 平均配当
馬連とワイドの回収率は共に77.5%で同じです。
オッズと平均配当が異なることでどのような差が出るのかを説明していきましょう。
違い①:オッズ
馬連とワイドの違いとしてまず挙げられるのがオッズの差です。
この理由は馬連とワイドは的中条件が異なるからです。
冒頭でも少しお話しした通り、馬連は上位2着を順不同で当てる券種で、ワイドは上位3着の内2頭を順不同で当てる券種です。
つまり、ワイドの方が的中難易度が低いためオッズも馬連に比べて必然的に低くなります。
違い②:平均配当
次に挙げられる違いは平均配当です。
①で解説した通り、馬連はワイドよりもオッズが高くなる傾向にあります。
ですので的中時の配当も馬連の方が多くなるのです。
券種 | 平均配当 |
馬連 | 6,000円前後 |
ワイド | 2,000円前後 |
つまり、ワイドよりも馬連の方が儲かりやすいです。
逆に言えば、馬連よりもワイドの方が当てやすいとも言えます。
そこで、馬連とワイドを併用することで相乗効果が生まれて勝率を高めることができます。
2:馬連とワイドを併用するメリット・デメリット
馬連とワイドは併用することで勝率の幅が広がります。
なぜなら併用する分、戦略の幅が必然的に広くなるからです。
しかしながら、併用することで生まれるデメリットも。
そこで、本章では馬連とワイドを併用するメリットとデメリットを解説します。
2-1:馬連とワイドを併用するメリット
馬連とワイドを併用するメリットとしては以下2つです。
- 購入点数を抑えつつ広い買い目を確保できる
- 馬の着順の懸念は不要
馬連とワイドを併用することで馬連でカバーし切れない3着をワイドで拾い切ることができます。
そして、購入点数を抑えつつも広い範囲をカバーできる点も大きな魅力です。
馬単のように順位までを的中させる必要はないため、少ない点数で的中を狙うことができます。
2-2:馬連とワイドを併用するデメリット
馬連とワイドを併用するデメリットとしては以下2つです。
- 高配当の期待は薄い
- トリガミになることも
馬連もワイドも的中率が高いので必然的に配当は低くなります。
さらに、買い目を広げ過ぎるあまりトリガミが発生することも。
馬連とワイドの併用は的中率が高く、的中しなくても損失を抑えることができる反面、高配当は期待できないのです。
3:馬連とワイドの併用で効果的な3つの買い方を紹介
次に、馬連とワイドを併用して真価を発揮する買い方を3つ紹介します。
- 馬連・ワイド1点
- 馬連・ワイド15点
- ワイドメインのボーナス狙い
併用を考えている方は参考にしてみてください。
3-1:馬連・ワイド1点
馬連・ワイド1点買いは、馬連とワイドをそれぞれ1点ずつ購入する買い方です。
これは「上位2着を当てる必要がある馬連」に「上位3着の内2頭を当てるワイド」を掛け合わせることで的中率のカバーができる、リスクヘッジに優れた買い方と言えます。
選択する馬は「人気上位2頭」と「人気馬+中穴馬」です。
的中率を担保しつつも回収率が期待できるので参考にしてみてください。
3-2:馬連・ワイド15点
馬連・ワイド15点購入は、馬連とワイド併用15点で勝負すると勝率が上がる法則に基づいたものです。
馬連はフォーメーションで9点、ワイドは5頭ボックスで6点購入します。
馬連 | ワイド |
1着:①,②
2着:①,②,③,④,⑤,⑥ |
5頭ボックス |
計:9点 | 計:6点 |
ただし、人気馬ばかり選択するとトリガミになることもあるので中穴馬も確実に選択しましょう。
3-3:ワイドメインのボーナス狙い
ワイドをメインに的中させることに全振りした買い方です。
ワイドは馬連よりも的中させやすいためリスクヘッジができる購入方法でしたよね。
そこで、今度はワイド購入の比重を増やして的中率を上げるのです。
馬連はボーナス狙いで、的中した時に高配当が得られるように馬を選びます。
この買い方ならワイドで不的中を避けつつも馬連が的中した際には大きな配当を得ることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では馬連とワイドの併用について徹底解説しました。
馬連とワイドは的中実績がかなり似ており、これらを併用することで勝率を上げられることがお分かりいただけたかと思います。
馬連でカバーし切れない部分をワイドで拾い切ることで的中率を高めることができます。
高配当の期待は薄いものの、不的中時のダメージを軽減することができるのです。
そんな馬連ワイドで強い買い方は以下3つでした。
- 馬連・ワイド1点
- 馬連・ワイド15点
- ワイドメインのボーナス狙い
これらを参考に、臨機応変に馬連・ワイドを利用してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
1969年デイリースポーツ入社。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われるほどに。
当サイトの記事や競馬予想サイトへの口コミ内容を監修している。
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