競馬予想サイトガチ検証メディア「ぶっちゃ競馬」

更新日:2026.04.27
天皇賞(春)2026

【天皇賞春・最終鑑定】AI予想とプロ記者歴50年の結論。波乱を演出する「激走馬」を公開

監修者:鶴谷義雄(つるや よしお)
鶴谷義雄
監修者:鶴谷義雄(つるや よしお)

元デイリースポーツ本紙予想家(記者歴50年)
競馬専門紙「馬三郎」などで本紙予想を歴任したレジェンド。現場で培った本物の相馬眼で、業者の捏造実績や嘘を徹底的に見抜く。
当サイトの全記事において、予想の根拠をプロの視点で最終査読・格付けする。
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執筆者:伊藤 大志(いとう たいし)
伊藤大志
執筆者:伊藤 大志(いとう たいし)

自腹検証1,000万円超の調査責任者
悪質サイトの被害に遭った過去から検証員へ転身。270サイト以上を自腹で調査し、現在も毎日30サイト超を抜き打ち監視中。忖度一切なし、負けデータも全て晒す「利用者目線」の生々しい実戦検証を担当。
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天皇賞(春)は京都競馬場芝3,200mで行われるGⅠ競争で、長距離自慢の古馬が集結する実力日本一決定戦です。
コースは京都競馬場名物の坂を2回越えるために、スタミナと共にパワーも必要とされます。

2026年はどんなステイヤーが活躍するのでしょうか。

天皇賞(春)2026を、過去10年の傾向と全頭追い切りから徹底予想します。

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天皇賞(春)2026予想

まず初めに、枠順発表・最終追い切り前の予想から紹介します。
詳しくは後述しますが、天皇賞(春)のコース特徴や過去傾向をまとめると以下の通りです。

  • 人気別実績は長距離ということもあり人気通りになりやすい
  • 先行・差しが有利も逃げも10年で2勝、仕掛けどころで状況が一変する
  • C.ルメール騎手・武豊騎手が好成績、馬の制御など騎手に比重が大きいレース
  • ディープインパクト産駒が強く、その系統に注意
  • 枠による有利不利はなく、どの枠でも好走が可能
  • 前走阪神大賞典組が好走傾向、同時期の日経賞、GⅠの有馬記念・大阪杯に注意

このような内容を考慮し、前走大阪杯(GⅠ)の勝利で完全復活となったクロワデュノールを本命とします。
大阪杯は絶妙のペースで逃げるメイショウタバルをしっかり捉え、先輩ダービー馬のダノンデサイルの追撃も振り切る完勝でした。
父キタサンブラックから長距離適性があり、栄冠に最も近い1頭です。

◎本命 クロワデュノール
○対抗 アドマイヤテラ
▲単穴 スティンガーグラス
☆注目 ヘデントール

◎本命 クロワデュノール(牡4)

クロワデュノール
出典:netkeiba
評価点
  • 前走大阪杯(GⅠ)で完勝、完全復活で他馬を寄せ付けない強さがある
  • 2025年のダービー馬で実績断然
  • 父キタサンブラックは同レースを連覇しており、血統的裏付けがある
  • クロワデュノールに全レース騎乗している北村友一騎手の継続騎乗が濃厚
  • 1週前追い切りは6F82.2-11.1、中3週でも3頭併せで意欲的な点は評価
懸念点
  • 3,200mの距離はまったく未知の世界で対応可能かどうか
  • ペースにより末脚勝負になった場合、強烈な差し馬に差される可能性がある
  • 大阪杯から中3週のローテーションで、見えない疲れが残っている可能性がある

大阪杯(GⅠ)は中段に構え、第3コーナー前から徐々に進出、直線ではメイショウタバルを捉えて1着となりました。3/4馬身の着差以上に強さを感じたレースで、ダービー馬が完全復活したことがうかがえました。
父キタサンブラックは天皇賞(春)を連覇、クロワデュノールにとって過去最長距離となりますが、血統的には十分にこなせます
不安材料は大阪杯から中3週で、見えない疲れが残っていないかということになります。

◯対抗 アドマイヤテラ(牡5)

アドマイヤテラ
出典:netkeiba
評価点
  • 前走阪神大賞典(GⅡ)を3馬身差の圧勝で、ステイヤーの資質が開花
  • 阪神大賞典は天皇賞(春)の結果に直結するレースで、過去10年で3勝を挙げている
  • スタミナ型の馬体と心肺能力があり、典型的なステイヤー体質といえる
  • 長く脚を使う競馬が得意で、持続力勝負への高い適性がある
  • 1週前追い切りは6F82.7-11.2、一杯に追って前走より確実に良化
懸念点
  • 持続力はあるが、瞬発力勝負の展開になると分が悪い
  • GⅠレースでは決めて不足、ジャパンカップ(中止)・有馬記念(11着)
  • 阪神大賞典をしっかり走った反動が気になる

前走阪神大賞典(GⅡ)を3馬身差で勝利した、アドマイヤテラを対抗とします。
中段に構えてから直線楽に抜け出す競馬で、レース前の「決め手不足」の評価を覆す勝利でした。
菊花賞(GⅠ)では3着に入っており、もともと長距離適性は高いと言われていましたが、前走でそれが完全開花した感じです。

▲単穴 スティンガーグラス(牡5)

スティンガーグラス
出典:netkeiba
評価点
  • 前走、ダイヤモンドステークス(GⅢ)1着で長距離適性が高い
  • 前走は第4コーナー先頭、長い東京の直線をそのまま押し切る勝負根性を発揮
  • 同レースに強いディープインパクトの血を引くキズナ産駒
  • 京都3,200mに合う持続力に優れた末脚がある
  • 1週前追い切りは6F85.9-11.4、D.レーン騎手が乗り良い伸び脚
懸念点
  • GⅠは初挑戦でトップクラスの戦いにどこまで対応できるか未知数
  • 瞬発力勝負になると分が悪い
  • 京都は初コースとなり、対応できるか不安がある

3,400mのダイヤモンドステークス(GⅢ)を制したスティンガーグラスを単穴とします。
第4コーナーで先頭に立ち、そのまま押し切るという強い競馬でした。
2走前はアルゼンチン共和国杯(GⅡ)で2着となっており、東京コース(左回り)が得意ですが、中山・札幌でも勝っており右回りも心配いりません
前走のようにロングスパートを仕掛けたら、上位のままゴールする可能性を秘めています。

☆注目 ヘデントール(牡5)

ヘデントール
出典:netkeiba
評価点
  • 天皇賞(春)2025の覇者、ハマれば最有力
  • 天皇賞(春)はキタサンブラック・ディープボンドなどリピーター馬が活躍する傾向
  • 確かな末脚があり、大崩しにくい
  • 過去10年で3勝しているC.ルメール騎手が騎乗予定
  • 1週前追い切りは6F83.0-11.6、2頭併せで楽に併入、久々も順調にきている
懸念点
  • 前走京都記念(GⅡ)8着は負けすぎ感がある
  • 2025年はダイヤモンドステークス(GⅢ)1着からの挑戦であり、2026年は勢いがない
  • 瞬発力勝負になると分が悪い

天皇賞(春)はリピーターが強いというデータから、ヘデントールを注目馬とします。
キタサンブラックは2年連続優勝、ディープボンドは2着3回3着1回とリピーター馬が活躍しています。長距離適性、確かな末脚のあるヘデントールが連覇してもおかしくありません。
長期休み明けの京都記念(GⅡ)で8着に敗れたことが懸念材料ですが、追い切りの状態によっては上位3頭と入れ替わる可能性もあります。

AI予想による天皇賞(春)2026有力馬

鶴谷義雄の予想ロジックと過去10年の傾向、そして出走馬の全データをディープラーニングさせた競馬予想特化型AI「ぶっちゃAI」が、今年の天皇賞(春)で最も期待値が高いと判定した推し馬と解説を公開いたします。

ヘデントール(牡5)

血統 ルーラーシップ×(母父:ステイゴールド)
騎手 C.ルメール
厩舎 美浦・木村哲也
馬主 キャロットファーム
生産者 ノーザンファーム
前走 京都記念(GⅡ) 8着

ぶっちゃAIが弾き出した天皇賞(春)2026における最大のオッズ妙味(期待値)を持つ推奨馬は、鶴谷の予想では注目(☆)評価に留まっていた昨年の覇者ヘデントールです。

AI予想がヘデントールを選んだ3つの理由

AIは「リピーター傾向の合致」「騎手ファクターの圧倒的優位性」「大敗によるオッズの盲点」という3つの視点から、同馬の好走確率と馬券的価値を極めて高く評価しています。

1. 完全一致の「京都芝3,200m」適性とリピーター傾向

本記事の解説にもある通り、天皇賞(春)は「淀の坂」を2回越える特殊なコース形態から、過去に好走した馬が何度も馬券に絡む「リピーター有利」の傾向が色濃く出ます。ヘデントールは2025年の同レース覇者であり、この過酷な舞台での立ち回りとスタミナ配分をすでに完璧に証明しています。AIは過去のキタサンブラックやディープボンドの好走データと本馬の適性数値を照合し、長距離特有の持続力勝負において今年のメンバーでもトップクラスの数値を弾き出しました。

2. データが証明する「ルメール騎手」の圧倒的信頼度

天皇賞(春)は3分以上走り続ける長丁場であり、「折り合い」や「仕掛けどころ」など騎手の手腕がレース結果を大きく左右します。AIのデータ分析において、過去10年で3勝・3着内率50%を誇るC.ルメール騎手(想定)の存在は極めて高い加点材料です。長距離戦における同騎手のペース認識能力とポジショニングの正確さは、ヘデントールの能力を120%引き出す最大の武器になると判定しています。

3. 前走大敗が生み出す「極上のオッズ妙味」

今年の出走メンバーには、大阪杯を完勝したクロワデュノールや、阪神大賞典を圧勝したアドマイヤテラといった近走成績が華やかな馬が揃っており、大衆の馬券人気はそちらへ集中する見込みです。ヘデントールは前走の京都記念(GⅡ)で8着と大敗していますが、AIはこの敗戦を「長距離馬の距離不足と休み明け特有の反動」と処理しており、実力低下ではないと判断しています。実力と実績に対して不当に人気が落ちる今回、馬券的な妙味(期待値)は全出走馬の中で最も高くなっています。

実績とオッズのバランスが最も優れているヘデントール。AIは、この馬が前走の大敗から見事に巻き返し、天皇賞(春)連覇という偉業を成し遂げる確率が高いと分析しています。

天皇賞(春)2026の穴馬2頭

天皇賞(春)は、上位人気馬がそのまま上位に入るという傾向です。
ここに割って入る馬はいるのでしょうか。
天皇賞(春)2026の穴馬を2頭紹介します。

アクアヴァーナル(牝5)– 先行力と長距離適性で粘り込む

アクアヴァーナル
出典:netkeiba

アクアヴァーナルは、前走阪神大賞典(GⅡ)2着、2走前に万葉S(OP)1着と3,000m戦で健闘しています。
長距離適性があることは間違いなく、3,200mも十分にこなしてくれるでしょう。
また先行力があり、前にいながらバテないのが持ち味です。
桜花賞・皐月賞とクラシックレースを連勝して絶好調の、松山弘平騎手が騎乗予定なのも心強い材料です。

ミステリーウェイ(セ8)– 大逃げで1発逆転を狙う

ミステリーウェイ
出典:netkeiba

ミステリーウェイはスタートの速さが魅力です。
3走前のアルゼンチン共和国杯(GⅡ)が秀逸
外枠から先手をとると、向正面では2番手以降を大きく引き離す大逃げを打ちます。
第4コーナーで差を詰められますが、そこから抜かせずそのまま1着でゴールしました。
天皇賞(春)は逃げも決まるレースで、2004年のイングランディーレの大逃げ優勝が頭に浮かびます。
このときのイングランディーレは単勝71.0倍の10番人気、人気がなければないほど逃げやすいともいえます。
ミステリーウェイの大逃げに期待です。

天皇賞(春)2026最終追い切り評価

(※最終追い切り後に更新いたします)

天皇賞(春)2026出走予定馬・想定オッズ

馬名 性齢 斤量 想定騎手 想定オッズ 短評
アクアヴァーナル 牝5 56.0 松山弘平 前走阪神大賞典(GⅡ)2着で主役候補
アドマイヤテラ 牡5 58.0 武豊 前走阪神大賞典(GⅡ)1着、菊花賞(GⅠ)3着と長距離適性高い
ヴェルテンベルク 牡6 58.0 松若風馬 重賞未勝利、ここでは見劣り
ヴェルミセル 牝6 鮫島克駿 重賞3着が最高、末脚勝負に賭ける
エヒト 牡9 58.0 川田将雅 9歳でも元気、2026年はAJCC(GⅡ)3着、日経賞(GⅡ)4着と堅実
クロワデュノール 牡4 58.0 北村友一 前走大阪杯(GⅠ)勝利で完全復活
ケイアイサンデラ セ6 58.0 前走障害戦から異色の挑戦
サンライズソレイユ 牡5 58.0 先行力あるが、ここでは力不足か
シンエンペラー 牡5 58.0 海外を渡り歩くタフな馬、ジャパンC(GⅠ)2着が光る
スティンガーグラス 牡5 58.0 D.レーン ダイヤモンドS(GⅢ)1着、D.レーン騎手でGⅠ挑戦
タガノデュード 牡5 58.0 古川吉洋 前走大阪杯(GⅠ)最速上がりで4着
プレシャスデイ 牡4 58.0 力はつけてきたがまだ2勝クラス
ヘデントール 牡5 58.0 C.ルメール 前年の同レース覇者、間隔あき追い切り注意
ホーエリート 牝5 56.0 戸崎圭太 ステイヤーズS(GⅡ)1着、先行して押し切るパターン
マイネルカンパーナ 牡6 58.0 津村明秀 ステイヤーズS(GⅡ)2着
ミステリーウェイ セ8 58.0 松本大輝 アルゼンチン共和国杯(GⅡ)1着、逃げ脚速い

天皇賞(春)2026の展開予想

枠順が決まり次第更新いたします。

京都競馬場・芝3200mの特徴【天皇賞(春)2026開催コース】

京都競馬場芝3200mコース平面図
京都競馬場 芝3200m コース平面図
京都競馬場芝3200mコース高低差図
京都競馬場 芝3200m コース高低差図

引用:JRAホームページ

天皇賞(春)は京都競馬場芝3,200mのコースで行われます。
このコースは同レースのみで使用されるレアなものです。

向正面の真ん中あたりにスタート地点があり、外回りコースを1周半走ります。
スタートしてしばらくすると第3コーナーを迎えますが、ここが丘のようになっていて、「淀の坂」といわれる京都競馬場の名物地点です。
第3コーナー以外は平坦で、1周目の各馬は無理せずに後半に備えます。

そして2度目の第3コーナーを迎えます。
淀の坂は「ゆっくりのぼってゆっくりおりる」のがセオリーとされていましたが、近年は下り坂を利用してロングスパートを仕掛ける馬が多い印象です。
最後の直線は約403m、東京や阪神のような坂がないため、トップスピードのままゴールを駆け抜けます。

天皇賞(春)のコースはスタミナとパワーが必要で、さらにどこで仕掛けるかという騎手の技量も大きく影響します。

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天皇賞(春)過去10年のデータ傾向

天皇賞(春)は3,200mの長距離のため紛れが少なく、力のある馬がそのまま上位に名を連ねる傾向です。

天皇賞(春)の過去10年のデータ傾向をまとめました。
なお2021年・2022年は京都競馬場改修工事のため、阪神競馬場で行われています。

過去10年の人気別傾向

人気 1着 2着 3着 勝率 連対率 3着内率
1番人気 5 3 0 50% 80% 80%
2番人気 4 0 1 40% 40% 50%
3番人気 1 0 1 10% 10% 20%
4番人気 0 1 5 0% 10% 60%
5番人気 0 2 0 0% 20% 20%
6番人気 0 2 2 0% 20% 40%
7番人気 0 0 0 0% 0% 0%
8番人気 0 0 1 0% 0% 10%
9番人気 0 0 0 0% 0% 0%
10番人気以下 0 2 0 0% 20% 20%

人気別実績からは、人気馬が人気通りに強いことが分かります。
1着馬はすべて3番人気までから出ています。
3,200mの長距離のために紛れが少なく、実力どおりの結果になりやすいからです。

しかし2着3着となると4番人気〜6番人気でもコンスタントに出ているので、このあたりまでは注意が必要になります。
7番人気以下はよほどの条件が揃わないと上位進出は難しいので、あまり考える必要はないでしょう。

過去5年の配当傾向

単勝 馬連 馬単 3連複 3連単
2021 520円 940円 2,220円 2,040円 11,490円
2022 490円 520円 1,230円 1,580円 6,970円
2023 430円 4,000円 5,990円 13,770円 65,060円
2024 280円 1,070円 1,450円 7,750円 23,960円
2025 310円 1,810円 2,800円 5,500円 22,360円

配当傾向は、人気別実績に連動して固く収まっています
そのため馬連なら1頭軸の3頭流し、もしくは3頭ボックスの3点に絞り込むことをおすすめします。
また3連単は2着3着が4〜6番人気で多いことから、1-4-4の12点で的中率を上げながら高配当の楽しみも残しましょう。

過去10年の騎手別成績

騎手名 成績 勝率 連対率 3着内率
C.ルメール 3-0-1-4/8 37.5% 37.5% 50.0%
武豊 2-0-1-5/8 25.0% 25.0% 37.5%
菱田裕二 1-0-1-0/2 50.0% 50.0% 100.0%
戸崎圭太 0-1-1-1/3 0% 33.3% 66.7%
北村友一 0-1-1-2/4 0% 25.0% 50.0%

騎手別実績は、C.ルメール騎手が3勝、武豊騎手が2勝しています。
天皇賞(春)は3,200mの長丁場で、3分以上にわたって馬に乗ることになります。
そのため馬と騎手の呼吸を合わせることが大事とされており、馬を制御できる技術が高い騎手が強い傾向です。

レースに慣れたベテラン騎手は、人気が低い馬に乗ったとしても注意してみましょう。

過去10年の血統別成績

種牡馬名 1着 2着 3着
ディープインパクト 4回 1回 2回
ブラックタイド 2回 0回 0回
ステイゴールド 1回 1回 1回
キズナ 0回 3回 2回
ハーツクライ 0回 3回 1回

血統別(父)で見ると、ディープインパクト産駒が圧勝の傾向です。
その産駒であるキズナの仔たちも活躍しており、ディープインパクト産駒はまずはじめに注意する必要があります。
ブラックタイドの2勝はキタサンブラックのもので、長距離を力強く先行するキタサンブラック産駒にも注目です。

過去10年の枠番別傾向

1着 2着 3着 勝率 連対率 3着内率
1枠 3 0 0 30% 30% 30%
2枠 1 1 1 10% 20% 30%
3枠 0 2 1 0% 20% 30%
4枠 1 2 4 10% 30% 70%
5枠 0 1 1 0% 10% 20%
6枠 1 2 1 10% 30% 40%
7枠 2 0 0 20% 20% 20%
8枠 2 2 2 20% 40% 60%

枠番別実績をみると、成績の偏りが少なく分散しているように感じます。
これは距離が3,200mあるので、スタート後に多少の不利があっても挽回できるコースだからです。
同じ天皇賞でも東京2,000mで行われる(秋)は、枠番が非常に重要ですが、(春)に関してはあまり気にする必要はないでしょう。

過去10年の脚質別傾向

脚質 成績 勝率 連対率 3着内率
逃げ 2-0-0-8/10 20.0% 20.0% 20.0%
先行 2-7-3-29/41 4.9% 22.0% 29.3%
差し 6-1-6-44/57 10.5% 12.3% 22.8%
追込 0-2-1-47/50 0% 4.0% 6.0%

脚質別は、極端な追込馬以外はどの脚質にもチャンスがあります。
勝利数こそ差し馬が6勝していますが、3着以内率でみると逃げ・先行・差しはあまり変わりません。
天皇賞(春)においては脚質よりも、折り合いが大事だということです。
自身の得意なポジションにつけて、どれだけ折り合って後半に力を残せるかが勝負の分かれ目となります。

過去10年の前走レース傾向

レース名 1着回数 2着回数 3着回数
阪神大賞典(GⅡ) 3 4 5
日経賞(GⅡ) 2 1 2
大阪杯(GⅠ)(GⅡ時代含む) 2 1 0
有馬記念(GⅠ) 2 0 0
ダイヤモンドステークス(GⅢ) 1 0 1

天皇賞(春)の1着から3着馬の前走は、阪神大賞典(GⅡ)が好成績です。
これは阪神大賞典が3,000mの長丁場で天皇賞(春)と親和性が高く、ローテーションも丁度いいのが要因と考えられます。
同様に日経賞(GⅡ)も2,500mと長距離、西の阪神大賞典と並んで東の前哨戦と捉えられています。

有馬記念(GⅠ)からの直行馬にも注意が必要です。
そもそも有馬記念に出走できる力はあるので、追い切りで直前の状態を確認して取捨するようにしましょう。

天皇賞(春)2026予想まとめ

天皇賞(春)2026を過去10年の傾向から予想しました。

古馬の長距離日本一決定戦、本命は前走大阪杯を完勝し完全復活を遂げたダービー馬クロワデュノールです。未知の3,200mでも、父キタサンブラックの血統的裏付けと底力に期待します。対抗は前哨戦の阪神大賞典を3馬身差で圧勝したアドマイヤテラ。ステイヤーとしての資質が開花しており、逆転の可能性も十分にあります。

ダイヤモンドSを制したスティンガーグラスや、リピーターとして不気味な昨年の覇者ヘデントールも侮れません。

上位人気馬が順当に力を発揮しやすい天皇賞(春)ですが、2着・3着には中穴馬が飛び込む傾向もあります。長距離戦ならではの展開や騎手の手腕を見極め、的確に馬券を組み立ててみましょう。

5月1日(金)、最新の追い切り評価に基づいた「最終結論」を公開します。

参考・参照元一覧

天皇賞(春)2025年結果(JRA公式)
天皇賞(春)2024年結果(JRA公式)
天皇賞(春)2023年結果(JRA公式)
天皇賞(春)2022年結果(JRA公式)
天皇賞(春)2021年結果(JRA公式)
天皇賞(春)2020年結果(JRA公式)
天皇賞(春)2019年結果(JRA公式)
天皇賞(春)2018年結果(JRA公式)
天皇賞(春)2017年結果(JRA公式)
天皇賞(春)2016年結果(JRA公式)