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更新日:2025.10.16
競馬予想 何を見る

競馬予想では何を見る?重要ファクターと当たる予想の仕方を解説

馬券を買う際、勝つためには競馬予想が欠かせません。

とはいえ、競馬新聞に並んだ無数の印や数字を前に「どこから手をつければ良いの?」「結局、何を見ればいいの?」と途方に暮れる初心者は後を絶たないのが実情です。

結論から言うと、競走馬やレースに関する情報は膨大にあり、全てを隅々まで分析するのは不可能。しかし、ポイントを押さえた情報収集と分析により、期待値を上げた予想&馬券戦略は実現できます

この記事では競馬予想で注目すべき重要ファクターをはじめ、予想の手順に沿った具体的な予想方法を解説。過去のレースデータや傾向も交え、初心者でも理解しやすくまとめました。

この記事を参考に、競馬予想の精度を高めて的中率アップを目指しましょう。

監修者:鶴谷義雄
鶴弥義雄
監修者:鶴谷義雄

1969年にデイリースポーツへ入社し、現地取材を通じて数々の重賞を的中させた実績を積む。その後、競馬専門紙の名門「競馬エイト」「馬三郎」で本紙予想を担当。全国のファンが頼りにする紙面で予想を任され、“競馬予想の大御所”と呼ばれる存在となった。

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現在は長年の経験を活かし、予想が当たらない悪質サイトによる被害を少しでも防ぐための活動を行っている。

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執筆者:伊藤 大志
鶴弥義雄
執筆者:伊藤 大志

大手比較検証サイトで7年間検証に携わる。現在はぶっちゃ競馬のコンテンツ制作チームの検証担当として活動し、これまでに 250サイト以上を徹底検証。当たらない悪質サイトの実態を暴き、40サイト以上を閉鎖に追い込んできた実績を持つ。

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日々、複数の予想サイトを実際に利用し、捏造口コミを見抜きつつ利用価値を公平かつ分かりやすく伝えている。

執筆者

競馬予想における重要ファクターとは?

ファクター 概要説明
各馬の成績 過去のレースでの着順や結果。馬の基本的な能力や安定性を示す最も重要な指標。
走破タイム レースを走り切るまでにかかった時間。馬のスピード能力を測るための指標。
距離適性・コース適性 得意な距離や競馬場(右回り/左回り、芝/ダートなど)を測るための指標。
血統 親から受け継いだ遺伝的な能力。気性や距離・馬場適性などを測るための指標。
騎手の腕 馬を操る騎手の技術や経験。同じ馬でも騎手の違いで成績が変わることがある。
厩舎成績 馬を育成する調教師や厩舎の実績。仕上げ方や得意なレース等に傾向がある。
調教 レースに向けた調教内容と結果。馬の仕上がりを測る上で重要な情報。
ローテーション レースの出走間隔。疲労具合やレースへの慣れ度が予測できる指標。
馬体重と負担重量 馬の体重とその増減、レースで背負う斤量。コンディションや能力に影響する。
レース傾向 レースの過去データ。勝ち馬に共通する傾向(血統・脚質・枠順等)が探れる。
馬場状態 天候によるコース状態の変化。良、稍重、重、不良の4段階があり、タイムや馬の適性に大きく影響する。
脚質・展開・枠順 馬の得意な戦法(逃げ、先行、差し、追込)、レースの流れ、スタート位置。これらが噛み合うかが勝敗を分ける。

参考:JRA

JRAが公表するファクターには、各馬の成績〜脚質・展開・枠順まで全部で12種類あります。

しかし、これらの情報を知っているだけでは的中に繋げることは難しく、さらに全てのファクターを完全網羅することは時間と労力があまりにかかるため現実的ではありません

重要なのは、これらのファクターをどのように組み合わせるか。レース毎に「このレースではどのファクターを重視すべきか」を見極め、重要なデータにメリハリをつけて検討することが大切です。

例えば、悪天候のレースなら馬場適性を重視する、新馬戦なら血統傾向を重視する、ハンデ戦なら斤量差に注目する、などレースの性質に応じて優先順位を決めましょう。

何を重視すればいいのか?

ファクターが多すぎると「結局どれを重視すればいいの?」と迷ってしまいます。結論から言えば、一つの絶対的なファクターはなく、状況に応じた総合判断が重要です。

競馬は相対比較の競技であるため、その馬が強いかどうかは相手や条件次第で変わります。例えば、前走が凡走でも距離やコースが合わなかっただけで、得意条件に戻れば一変するかもしれません。逆にいくら好走続きでも今回は苦手条件なら評価を下げるべきでしょう。

特に初心者のうちは、まず馬の基礎能力(クラス実績や持ち時計など)を重視し、次にレース適性距離・コース・馬場)を考慮することがおすすめです。そして、それらを踏まえつつ、「縦の比較」と「横の比較」を行います。

縦の比較とは、各馬の過去と今回を比較することで「今回どれくらい走れそうか」を推測する作業。横の比較は、出走馬同士を比較してどの馬が有力かを判断する作業です。このように多角的に見ていくことで、自然と重要なポイントが見えてきます。

ただし、「全てを追おうとしない」こともポイント。あれもこれもと手を広げると情報に飲み込まれてしまいます。むしろそのレースで勝負を決めそうな要素は何かに集中して深掘りする方が、予想においては重要です。

極端な話「このレースは上がりタイム勝負になりそうだ」と思えば各馬の上がり3ハロン(ゴールまでの600m)に注目する、「逃げ先行有利の開幕週だ」と思えば先行有力馬を重視する、といった具合です。いずれも自分の中で徐々にパターン化し、最終的には安定した予想が出来るようになるのが理想的です。

競馬予想における着眼点

では、実際に予想を組み立てる際にどのような手順・着眼点で進めれば効率的なのか。おすすめは「知る→測る→読む」の3ステップで予想する方法です。

それぞれの詳細は後述しますが、先にザックリ要点をまとめると次のようになります。

  • 知る:出走馬とレースを把握する段階。レースと馬の情報を収集・整理する。
  • 測る:強さを定量評価する段階。データに基づき各馬の実力を数値的・客観的に評価する。
  • 読む:人気と実力のズレを読む段階。オッズや当日の状況を踏まえて馬券戦略に繋げる。

この「知る→測る→読む」の順序で進めることで、情報の見落としを防ぎ、論理的に予想を組み立てることが可能です。以下では各ステップごとに具体的な着眼点やチェック項目を詳しく解説していきます。ぜひ自分の予想戦略に取り入れてみてください。

知る:レースと出走馬を把握する

レースと出走馬を把握する

予想の第一歩は、レースと出走馬についての情報を徹底的に把握する(知る)ことです。

レース当日になって「勝った馬は実は同じ条件で圧勝歴があった」「このコースは内枠先行有利だった」と後から気付くようなことがないように、事前にデータを集めて分析することが大切です。

ここでは、知る段階で確認すべき下記のポイントについて紹介します。

  • 成績や血統からコース・距離適性があるか確かめる
  • 枠順で有利不利があるレースなのか確かめる
  • 騎手が得意とするレースか確かめる
  • 過去傾向を今年の出走馬に当てはめる

成績や血統からコース・距離適性があるか確かめる

まず注目したいのは、各馬のコース・距離適性です。

過去の成績表(馬柱)を見て、その馬がこれまでどの距離で好走してきたか、芝・ダートどちらを得意としているかを確認しましょう。例えば、芝1600mで連対実績がある馬が今回も同距離なら心強い材料ですし、逆に長距離戦ばかり使われてきた馬がいきなり1200mの短距離に出てくる場合は不安材料です。

また血統も適性を探る重要な情報です。例えば、血統からは、「父の○○産駒がスプリントで活躍」「母系に欧州血統が入っているので重馬場に強そう」といった推測が可能です。さらに中央競馬では競馬場ごとにコース形態が異なり、右回り・左回りの違い、小回りか広いコースかの適性も馬によってあります。

いずれにせよ出走馬の過去成績と血統を参考に、今回のレース条件にマッチするかをしっかり見極めましょう

枠順で有利不利があるレースなのか確かめる

レースによっては、枠順(ゲート番)が結果に大きく影響することがあります。
特に多頭数レースやコーナーまでの距離が短いコースでは、内外の有利不利がはっきり出ます。

一般に、内枠有利と言われがちですが、実際はコース形態や馬場状態で有利枠は変わることに注意しましょう。例えば、最初のコーナーまで距離が短いコース(中山競馬場など)では内枠から先手を取れれば有利ですが、直線の長いコース(新潟競馬場や東京競馬場)では内に閉じ込められるリスクもあります。

過去のデータや傾向からそのレース(コース)の枠順別成績をチェックし、極端な傾向がないか確認することをおすすめします。もし、このコースは明らかに大外枠が不利などの情報があれば、外枠に入った有力馬の評価を下げる判断材料にもなります。

騎手が得意とするレースか確かめる

騎手の情報も見逃せません。騎手ごとに得意なコースや条件、重賞での勝負強さなど特徴があります

例えば、「武豊騎手は京都芝2400mが得意で、内枠からロスなく立ち回る競馬に定評がある」「C・ルメール騎手は東京芝1600m~2400mの瞬発力勝負に強く、良馬場の高速展開に強い」といった傾向がそれぞれにあります。

各騎手の過去成績(リーディング順位や特定条件での勝率)を確認し、今回のレースでプラス材料になるかを考えてみましょう。また騎手と馬の相性(コンビ実績)も重要であるため、乗り替わりがある場合はこれまでに乗っていた騎手との違いを比較し、起爆剤になるかどうか評価しましょう。

なお鞍上強化(より実績ある騎手への乗り替わり)は一般にプラス要因ですが、そのぶん人気に反映されてオッズが下がることもあります。騎手の腕前と適性も含め、総合的に判断しましょう。

過去傾向を今年の出走馬に当てはめる

過去に行われたそのレースの結果を分析し、特有の傾向がある場合は要チェックです。

具体例を挙げると、日本ダービー(東京芝2400m)では過去に「前走皐月賞組が好成績」という傾向があります。実際、クラシックレースなどでは「前哨戦○○組が強い」という傾向が語られることが多々あります。過去10年分ほど遡って、共通点がないか調べてみましょう。

また重賞の中には人気馬が飛びやすい波乱のレースもあれば、逆に堅く収まるレースもあり、これらは平均配当にも影響(そもそもレース参加の有無を決める要素)します。過去の結果から導けるパターンが今年の出走メンバーに当てはまるかを検証し、勝ち傾向に該当する馬がいれば注目しましょう。

測る:強さを定量評価する

測る

次は、各馬の強さや状態をデータによって客観的に評価する(測る)段階です。

ここでは、感覚や印象ではなく具体的な数値や事実に基づいて各馬の力を測ります知識や経験に頼るだけでなくデータ分析を取り入れることで、予想の精度を高めることができます。具体的なチェックポイントは次のとおりです。

  • 前走の着順より内容を見る(ラップ・上がり・通過順)
  • 調教タイムから仕上がりの良否を判断する
  • レース間隔&輸送によるコンディションを確認する
  • 出走馬からレース展開を予想する

前走の着順より内容を見る(ラップ・上がり・通過順)

予想の際、単に「前走○着だったから強い/弱い」と判断するのは早計です。大切なのは前走の内容を詳しく分析することです。

具体的には、そのレースのラップ(ペース)、各馬の上がり3ハロンタイム(ゴールまでの600mのタイム)、そして通過順などを確認します。

例えば、前走10着でも上がり3ハロン最速をマークしていれば、展開不利(馬郡に埋もれる等)で届かなかっただけで能力自体は高い可能性があります。またハイペースの消耗戦でバテて着順を落とした馬が、今回はスローペース見込みなら巻き返せるかもしれない。逆に逃げで好走した馬が、今回は同型多数でハイペース必至なら苦戦も考えられます。

このように、前走(または近走)で各馬がどんな競馬をしたのかを数字とともに把握しましょう。レース映像を見返すのがベストですが、難しければ結果表のラップタイムや通過順コメントからでも大まかな展開は掴めます。

このように単純な着順以上に、「どんな展開でどれだけの脚を使ったのか」「今回の条件でパフォーマンスを発揮できそうか」を測ることが予想の精度向上に繋がります。

調教タイムから仕上がりの良否を判断する

各馬の直前の調教タイムも重要な評価ポイントです。競馬専門紙やサイトでは最終追い切りのタイムや評価(A〜Cなど)が掲載されていますが、ここで注目すべきはタイムの速さと動きの良さです。

例えば「美浦南ウッドコースで、1000m(5ハロン)全体の時計が○秒台、最後の200m(上がり1ハロン)が○秒。最後まで全力で追ってこのタイムなら仕上がりは合格点」といった基準があります。

調教タイムは馬場状態やコース(坂路かウッドか)によって違いもありますが、同じ調教コースで比較すれば調子の良し悪しをある程度測れます。一般に最終追い切りで自己ベストに近いタイムをマークしたり、併せ馬で楽に先着したような馬は好仕上がりと見ることができます。

ただし、調教駆けする馬と実戦型の馬がいる点には注意が必要です。追い切りで毎回抜群でもレースになるとイマイチな馬もいれば、調教では平凡でも実戦で一変する馬もいます。そのため調教評価は他の情報と総合して判断するようにしましょう。

レース間隔&輸送によるコンディションを確認する

レース間隔(前走からの間隔)も各馬のコンディション判断に必要です。

中1週など詰まったローテーションで出走する馬は疲労が心配ですが、一方でレースを使い詰めることで調子を維持できるタフな馬もいます。逆に長期休養明けの馬は鉄砲が利くタイプ(ぶっつけで走る)なのか、叩き良化型(使われて良くなる)なのか、傾向を知っておきましょう。

また長距離輸送がある馬(遠征馬)は、そのストレスによる影響も考慮します。輸送は馬にとって大きな負荷となり、到着時に体重が減ってしまうケースも少なくありません。とある研究では、10kg以内の馬体重減なら成績に影響しないものの、20kg以上減ると成績に悪影響が出たという報告があります。遠征馬は当日の馬体重発表にも注意を払い、極端な減りがないかチェックしましょう。

以上を総合して、各馬がレースにベストコンディションで臨めそうかを評価します。前走からの間隔が詰まりすぎていないか、あるいは休養明けでも乗り込み充分か、輸送があっても体調維持できているか。これらを測ることで、本番で力を出し切れる馬とそうでない馬がおおよそ見えてきます。

出走馬からレース展開を予想する

最後に、当該レースのペースや展開を予測しましょう

出走メンバーの構成を見ると、大まかな流れが見えてきます。具体的には、逃げたい馬が何頭いるか、先行タイプと差し・追い込みタイプの比率、各馬の脚質と枠順の兼ね合いなどです。

例えば、逃げ馬が1頭しかいなければスローペースになりやすく、その馬がマイペースで逃げ粘る可能性が高まります。一方、先行馬が多くハナ争いが激しくなりそうならハイペース必至で、差し・追い込み馬に展開が向くでしょう。また先行勢が内枠に固まったか外枠に多いかでも、ペース配分や位置取りの有利不利が変わります

展開予想のコツとして、まず各馬の過去の通過順を見て脚質(逃げ・先行・差し・追い込み)を把握し、次にそれぞれの枠順を加味して先行できそうな順番をイメージします。加えて、近走でハイペースを経験しているか、速い上がりに対応できているかといった適性も考えます。これらを総合して「今回は淀みない流れになりそう」「いや、スローの瞬発力勝負だろう」などレース展開を予想してみましょう。

なお、展開予想は馬券戦略にも直結します。逃げ先行有利と読めばそのグループを厚めに買う、差し決着なら穴馬の台頭も考慮する、といった具合で大枠のスタンスが定まります。

読む:人気と実力のズレを利益に変える

読む

最後のステップは、集めた情報と評価を踏まえて馬券戦略を立てる(読む)段階です。

ここで重要なのは、オッズ(人気)と自分が評価した実力のギャップを見抜くことです。競馬のオッズは、馬の強さではなくファン投票の結果であり、時に思い込みや情報不足で実力と人気がズレることがあります。そのズレを見抜き、少数派の馬券で勝つことが利益に直結します。

  • 人気と実力のズレを見抜く
  • 過小評価の馬を見つける
  • 当日の馬場状況を確認する
  • 馬体重増減とパドックでの気配を見る
  • 平均配当などからレース参加を判断する

人気と実力のズレを見抜く

まずは全体のオッズ動向を見て、人気順と自分の評価とのズレをチェックします。

自分が本命視した馬が人気通りの評価なら普通ですが、もし実力馬なのに高配当=過小評価というケースや、逆に危ないのに妙に売れている=過大評価というケースがあればチャンスです。

過去データを遡ると分かりますが、日本競馬では人気と実力は概ね比例するものの、時折ファンの思惑が偏りオッズの歪みが生じます。例えば、無敗馬だからと人気が集中し過ぎて実力以上にオッズが低くなったり、前走大敗した馬が条件好転により巻き返し可能なのに人気が落ちていたりする場合などです。

こうしたオッズの偏りを見抜くには、予想段階で各馬の確率をイメージしておくと良いでしょう。仮に自分の中で「A馬の勝率は20%くらい」と考えていたのに単勝オッズ20倍(勝率5%相当)も付いていれば過小評価ですし、逆に「この馬はせいぜい10%」と思う馬が単勝3倍(勝率約25%想定)なら過大評価かもしれません。

このように人気と実力のギャップに注目することで、狙うべき馬・避けるべき馬が見えてきます

過小評価の馬を見つける

高配当を得るためには、過小評価されている馬を見つけることが重要です。

そして、過小評価の馬にはいくつか典型的なパターンがあります。具体的には次のとおりです。

パターン 具体例
前走凡走(条件好転に気づかれていない)馬 前走着順が悪く人気を落としている馬。
前走の条件(距離・コース・馬場・天候など)が合わなかっただけで、今回のレース条件では一変する可能性がある。
地味な血統・騎手で軽視されている馬 派手さがないため注目されないが、実は成績は人気上位馬と遜色ない馬。
鞍上強化や馬場適性アップなどプラス材料が隠れていることもある。
圧倒的人気馬の陰に隠れたもう一頭の実力馬 同じ厩舎や馬主の人気馬がいて、その陰で実力馬が人気薄になるパターン。
関係者の本当の狙いはこちら、という逆転劇もある。

過小評価の馬を見つけたら、あとはその馬をどう馬券に組み込むかです。

単勝で一発を狙うのも良いですが、より的中率を高めたいなら複勝やワイドで確実に拾う、あるいは人気馬との組み合わせ馬券(馬連・馬単など)で押さえる方法もあります。

なお、過小評価の馬であっても明らかに調子落ちが激しい場合(大幅馬体減や怪我明け)や展開が不利すぎる場合は見送りも検討しましょう。冷静に取捨選択し、本当に狙える馬か見極めることが大切です。

当日の馬場状況を確認する

馬券を買う直前には、当日の馬場状態を必ず考慮しましょう

天候や馬場のコンディション変化が原因で、予想に反する荒れたレースになることはしばしばあります。当日に雨が降って芝が柔らかくなった、ダートが水分を含んで速いタイムが出る状態になった、といった変化があれば、予想や馬券の内容を調整する必要があります。例えば、良馬場想定で先行馬有利と考えていたレースも、大雨で不良馬場になればパワー型の馬や道悪巧者に軍配が上がります。逆に悪天候から快晴になって高速馬場になれば、切れ味勝負に強いタイプを重視した方が良くなります。

したがって当日の天気予報はもちろん、JRAが発表する馬場情報(芝・ダートの含水率やクッション値)をチェックし、適宜予想や馬券に調整を加えましょう

馬体重増減とパドックでの気配を見る

馬券を買う直前情報として、馬体重の増減とパドックでの馬の気配も要チェックです。

馬体重の増減は±4kg程度なら誤差範囲とも言われますが、±10kg以上の変動があれば注意が必要です。増えすぎていれば仕上がり不足か成長分かを考え、減りすぎていれば輸送や暑さで消耗したのか、それとも狙い通り絞れたのかを判断します。

パドックでは、各馬の馬体の張りや毛ヅヤ、落ち着き具合などを観察します。気配が良い馬は、全身の筋肉に無駄がなく毛づやがピカピカし、脚取りもしっかりして活気があります。逆に入れ込みが激しい馬や発汗がひどい馬、覇気なくトボトボ歩いている馬などは不安要素として判断できます。

初心者には判断が難しいかもしれませんが、専門家のパドック推奨馬コメントなども参考にしましょう。なお、競馬ファンの中にはパドック重視で予想するパドック派もいるほど、馬の状態チェックは重要なファクターです。事前のデータ分析とパドック情報を絡めて、最後の判断を下しましょう。

平均配当などからレース参加を判断する

ここまで予想を組み立ててきましたが、そのレースで本当に勝負するかどうかの判断も重要です。闇雲にレースに参加するのではなく、勝てそうなレースに絞ることが競馬で収支をプラスにするコツです。

ひとつの目安として、レースごとの傾向や平均配当を参考にする方法があります。例えば、過去の傾向から堅く収まることが多いレース(平均配当が低いレース)なら、大穴狙いは分が悪いかもしれません。逆に荒れやすいレース(平均配当が高いレース)では、少額で高配当を狙う作戦もあります。

要するに「堅実にコツコツ稼ぐ」か「低い可能性に賭けて大勝ちを狙う」で方針が変わります。なお、これまでに高額万馬券になったレースはいずれも後者の大穴を当てたものです。とはいえ、荒れやすいレースは的中自体が難しいため、荒れやすいレースをあえて見送るのも賢明な判断です。

実際、競馬で勝っている人ほどレース選びにはシビアであり、一日開催36レースのうち本気で買うのは数レースだけという話もあります。
ビギナーの方も「このレースは難解だからパス」「得意な条件のレースだけ買う」といったメリハリを意識することをおすすめします。

予想が難しい場合に使えるもの

予想が難しい場合に使えるもの

自分なりに予想を立ててみようと挑戦するものの、「情報収集が大変…」「情報過多で難しい…」「集めた情報をどう解釈すればいいか分からない…」と感じることも多いと思います。

そんな時に頼りになるのが、各種の競馬予想支援ツールやサービスです。

プロの競馬記者が情報を盛り込んだ競馬新聞、予想家が算出する競馬指数、AIを用いた競馬予想サイトなどを活用すれば、
自分の予想を補強したり新たなヒントを得たりできます。

  • 競馬新聞などが公開する競馬指数
  • 競馬予想サイト

競馬新聞などが公開する競馬指数

競馬新聞・専門紙・ネット新聞には予想家による印だけでなく、競馬指数と呼ばれる数値が掲載されていることがあります。

これは出走馬の能力を数値化した指標で、過去のタイムや展開適性など様々なデータを総合評価して算出されたものです。
指数上位の馬は能力上位であることが多く、予想の強力な参考材料になります。

有名な指数としては、JRA-VANの「データマイニング指数」、netkeibaの「AI予想指数」、日刊スポーツの「コンピ指数」、競馬エイトの「有馬式スピード指数」、競馬ブックの「スピード指数」などが挙げられます。

これらの指数は有料サービスとして提供されているケースが多いですが、的中率向上の助けになります
もちろん指数1位の馬が必ず勝つわけではなく、馬場状態や展開など指数だけでは織り込めない要素もあります。あくまで自分の予想と組み合わせて活用することで真価を発揮するものと心得ましょう。

競馬予想サイト

昨今は数多くの競馬予想サイトが存在し、無料会員でも予想情報を閲覧できるところも多いです。

特に最近はAIを活用した競馬予想サイトに人気が集まっており、無料会員でも予想情報が閲覧できる「競馬2.0」「えーあいNEO」などが評価を集めています。それぞれ情報の見せ方、閲覧できるレース(中央・地方)などが異なるため、自分に必要な情報を提供してくれるサイトを選ぶと良いでしょう。

ただし、こちらも競馬指数と同じで必ず勝ちが保証されるわけではありません。あくまでも自分の予想を軸に持ち、自分では気付かなかった視点を取り入れるツールとして役立てることが重要です。

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▼今週の競馬2.0の予想結果

日付 レース名 券種 払戻金額 回収率
2025/10/12(日) 東京4R 3連単8点 1,920,660円 40,013%
2025/10/12(日) 京都5R 3連単10点 2,415,250円 48,305%
2025/10/12(日) 京都8R 3連単12点 1,805,880円 37,622%

この日のAI予想では3レース的中、合計払い戻しは6,141,790円と驚異的な数字を叩き出しました。
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まとめ

まとめ

競馬予想で勝つためには、何を見るべきか(ファクターの取捨選択)とどう予想を進めるか(手順と着眼点)の両方が大切です。

初心者の方はこの記事で解説したように、知る→測る→読むの順序で予想を組み立ててみてください。情報収集から始まり、データ分析で裏付けを取り、最終的にオッズや直前情報を読んで馬券に繋げる流れを習慣にすると、予想の精度がぐっと上がるはずです。

また、重要ファクターについては一通り理解した上で、自分なりに優先度を決めることもポイントです。全てを完璧に分析することは不可能ですので、このレースはここがポイントだという視点を持ちましょう。それは経験を積むごとに洗練されていきます。

そして、自分の予想が当たった時も外れた時も要因を振り返り、原因を分析することに努めましょう。競馬予想は一朝一夕で極められるものではありませんが、だからこそ自分のスタイルを確立していく過程も楽しんでください

今回紹介した方法やファクターを参考にしつつ、ぜひ実践を重ねて当たる予想のコツを掴んでいきましょう。