

1969年デイリースポーツ入社。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われるほどに。
当サイトの記事や競馬予想サイトへの口コミ内容を監修している。
監修者紹介ページ競馬で勝ち続けるには「運だけ」では難しく、情報を集めて戦略的に馬券を組むことが大切です。
とくに初心者は「何を基準に馬を選べばいいの?」「どんな買い方をすればいいの?」と疑問が尽きないはず。
本記事では 「競馬で勝つ方法」 をレースの選び方から馬券の買い方、資金管理の考え方など、実例をまじえつつわかりやすく紹介します。
まずは堅実な方法で的中率を高め、少しずつプラス収支に近づいていきましょう!
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競馬で勝つための基本的な考え方
競馬で安定して勝つには「長期的にプラス収支を目指す」という考え方が重要です。
ここではどうすれば長期的にプラス収支を維持できるのか解説します。
回収率に注目してトリガミを避ける
競馬で「勝つ」とは、的中率だけでなく回収率(=払戻金 ÷ 購入金額 × 100%)を重視することが大切です。
いくら的中率が高くても、購入費を上回るほどの配当を得られなければ、収支はプラスにはなりません。
例えば当たりやすさを優先しすぎて低配当な馬券ばかり買うと、的中してもマイナスになる「トリガミ」を引き起こし、回収率を上げることができません。
そこで、自分が買う馬券の回収率を常に意識して、「払い戻しが購入額を下回るような賭け方を避ける」ことが重要です。
とくに単勝1倍台の馬を軸にする際は、相手馬選びで中穴や大穴を含めるなど、トリガミ回避の工夫を取り入れましょう。
レース数を絞って損失を減らす
「当たるまで買い続ける」「すべてのレースに手を出す」といった行動は、気づかないうちに大きな損失を生みやすい典型的な負けパターンです。
むやみに多くのレースを購入していると、冷静な分析やレース選択ができなくなってしまいます。
勝つためには、出走頭数・馬場状態・オッズなどを厳選し、勝算が高いと感じられるレースのみを狙うことがポイントです。レース数を絞ることで、的中率と回収率の両方を改善でき、無駄な出費も抑えられます。
過去のレース結果から傾向を割り出す
競馬はデータ分析によって予想の精度を高められるスポーツです。
過去のレース結果や馬の走破タイム、得意コース、騎手の成績、血統背景など、多岐にわたる情報を集めることで、勝ち馬のパターンが見えてくる場合があります。
コース別成績:芝やダート、左回り・右回り、距離延長や短縮など
脚質の有利不利:逃げ馬が有利なコース、追込馬が届きやすいコース
騎手・厩舎の傾向:得意コースや得意条件が顕著に表れる場合もある
こうした統計や傾向を整理しておくと、予想の精度が上がり、最終的な買い目を絞りやすくなります。
また、自分の馬券購入履歴や収支を記録し、定期的に振り返ることで、さらに良い買い方や的中パターンを確立しやすくなるでしょう。
【レース別】勝ちやすい馬の傾向
JRAが施行する主なG1レース毎の傾向をまとめます。
レースごとのコースや距離、時期が異なるため、「どんな血統や脚質が有利か」「どのようなレース展開になりやすいか」を把握しておくことが重要です。
過去データを踏まえたうえで、各レースの傾向と、狙うべき馬を解説します。
- フェブラリーステークス
- 高松宮記念
- 大阪杯
- 桜花賞
- 皐月賞
- 天皇賞(春)
- NHKマイルカップ
- ヴィクトリアマイル
- オークス(優駿牝馬)
- 日本ダービー
- 安田記念
- 宝塚記念
- スプリンターズステークス
- 秋華賞
- 菊花賞
- 天皇賞(秋)
- エリザベス女王杯
- マイルチャンピオンシップ
- ジャパンカップ
- チャンピオンズカップ
- 阪神ジュベナイルフィリーズ
- 朝日杯フューチュリティステークス
- ホープフルステークス
- 有馬記念
※クリックするとそのレースまでスクロールできます。
フェブラリーステークス(東京 ダ1600)
項目 | 傾向・特徴 |
---|---|
血統 | ミスタープロスペクター系・フォーティナイナー系など、米国型のスピード血統が好走 |
脚質 | 先行・好位差しが有利 |
性格 | 序盤のダッシュ力が求められるため、スタートに集中力があるタイプが有利 |
厩舎 | 関東・関西を問わず有力厩舎が幅広く活躍 |
騎手 | 一流騎手の手綱さばきが勝敗を左右するレース |
ダート短~中距離の頂点を決める一戦「フェブラリーステークス」。東京ダート1600mはスタート直後からスピードに乗せる能力が問われ、ダッシュ力とスピード持続力の両方が要求されます。
特に好走血統としては、ミスタープロスペクター系やフォーティナイナー系など、米国型のスピードに優れた血統が活躍しています。スピード一辺倒ではなく、最後の直線まで持続できるパワー型スピードが鍵です。
脚質面では、先行~好位差しが主流。東京コースは直線が長いため追い込みも可能には見えますが、ペースが落ち着くと差し届かずに終わるケースも多く、前で運べる馬が安定感を示しています。
これらを踏まえると、フェブラリーステークスでは「先行力のあるスピード血統×マイル実績」という組み合わせが典型的な好走パターンと言えます。
高松宮記念(中京 芝1200)
項目 | 傾向・特徴 |
---|---|
血統 | サクラバクシンオー系・ストームキャット系など、瞬発力&スピード血統が強い |
脚質 | 先行・差しどちらも流れ次第で好走可能 |
性格 | スタートダッシュと集中力のあるタイプが有利 |
厩舎 | 関西勢がやや優勢だが、関東馬の台頭も目立つ |
騎手 | 短距離巧者のベテランや、テン乗りで実績ある騎手に注目 |
春のスプリント王決定戦「高松宮記念」は、中京芝1200mで行われるG1レース。例年、瞬発力と粘り強さを兼ね備えた馬が好走しており、ラストの坂をしっかり乗り越えられるかどうかがカギとなります。
血統面では、サクラバクシンオー系やストームキャット系といった、米国型のスピード血統が抜群の成績を残しています。とくに、加速力に優れたタイプは、短距離戦では安定して上位に食い込んでいます。
脚質に関しては、先行・差しどちらでもチャンスがあるレースですが、流れが早くなれば差し馬、落ち着けば先行馬が粘り込みやすい構図。柔軟な脚質の馬が優位に立ちます。
総合的に見て、高松宮記念では「坂を苦にしないスピード血統×柔軟な脚質」という組み合わせが好走パターンのひとつとなっています。
大阪杯(阪神 芝2000)
項目 | 傾向・特徴 |
---|---|
血統 | サンデーサイレンス系の産駒が圧倒的な活躍 |
脚質 | 先行~好位差しタイプが優勢 |
性格 | 気性面に安定感のある馬が優位 |
厩舎 | 偏りは少ないものの、関西の有力厩舎が優勢 |
騎手 | 偏りは少ないものの、一流騎手が好走する傾向 |
2017年にG1へ昇格した中距離戦「大阪杯」。2017年よりサンデーサイレンス系の産駒が圧倒的な活躍を見せており、ディープインパクト産駒やハーツクライ産駒、あるいは母父ディープインパクトなど、サンデーサイレンスの血を引く馬が非常に強い傾向にあります。
脚質としては、逃げ・先行でそのまま粘り込むパターン、もしくは好位~中団あたりから直線早め抜け出しが目立ちます。阪神芝2000m(内回り)は直線が短めのコース形態となっており、道中に好位置を確保して4コーナーで前を捕まえに行ける馬が有利。後方から一気の末脚で差し切るレース展開は少なく、前めで運ぶか中団程度からロングスパート気味に動ける馬が好成績を収める傾向にあります。
これらを総合すると、大阪杯では「サンデーサイレンス系血統×ある程度前めの位置取りができる馬」という組み合わせが典型的な好走パターンと言えます。
桜花賞(阪神 芝1600)
項目 | 傾向・特徴 |
---|---|
血統 | ディープインパクト系などのサンデーサイレンス系が強い。瞬発力重視 |
脚質 | 差し有利の年が多く、直線勝負型が台頭 |
性格 | 折り合い重視。道中でリラックスできる気性が好走条件 |
厩舎 | 実績ある関西厩舎が中心だが、関東の名門厩舎も健闘 |
騎手 | 重賞経験豊富なベテラン・中堅騎手が強い傾向 |
3歳牝馬クラシックの初戦となる「桜花賞」は、阪神芝1600m(外回り)で行われます。直線の長いコース形態により、折り合いの良さと瞬発力がレースの鍵を握る一戦です。
血統面では、ディープインパクト系を筆頭にサンデーサイレンス系が好成績を収めており、切れる脚を持つ血統の信頼度が高め。とくにラスト3Fで鋭い末脚を発揮できるタイプが有利です。
脚質としては、近年は差し馬の好走が目立ちます。外回りコースということもあり、道中はしっかり脚を溜めて、直線で一気に伸びる形が理想的。先行争いに巻き込まれると最後の伸びを欠くケースが多いため、折り合い重視の騎乗が求められます。
以上を踏まえると、桜花賞では「折り合いがつき、直線で鋭く伸びる瞬発力タイプ」が典型的な好走パターンと言えるでしょう。
皐月賞(中山 芝2000)
項目 | 傾向・特徴 |
---|---|
血統 | ロベルト系やキングカメハメハ系など、パワーと器用さを兼ね備えた血統が好成績 |
脚質 | 先行・好位差しが安定 |
性格 | コーナーでの立ち回りが上手く、操縦性の高いタイプが有利 |
厩舎 | クラシック実績のある有力厩舎が強い |
騎手 | 中山巧者のベテラン騎手や若手の勢いある騎手にも注目 |
牡馬クラシック第1弾「皐月賞」は、中山芝2000mで行われるスピードとパワー、そして立ち回りの総合力が問われる一戦です。中山の内回りコースという特殊な条件により、コーナー性能や急坂への対応力が求められます。
血統面では、ロベルト系やキングカメハメハ系など、パワー型の血統が台頭する傾向があります。スピードだけでなく、タフな流れでも粘り込める持続力が強みとなります。
脚質は先行~好位差しが有利。直線が短いため、後方一気の競馬は届きづらく、4コーナーである程度の位置を取れることが好走の条件です。
このように、皐月賞では「先行力とコーナリング性能を備え、坂にも強い馬」が典型的な好走パターンといえるでしょう。
天皇賞(春)(京都/阪神 芝3200)
項目 | 傾向・特徴 |
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血統 | ステイゴールド系・ハーツクライ系など、スタミナ型や長距離実績血統が中心 |
脚質 | 折り合い重視。ロングスパート型の持続力タイプが好走 |
性格 | 気性が落ち着いていて、折り合いをしっかりつけられるタイプが理想 |
厩舎 | 長距離レースに実績ある名門厩舎が安定 |
騎手 | 距離感覚とペース配分に長けた騎手が強い |
春の長距離王決定戦「天皇賞(春)」は、伝統と格式のある3200mのG1レース。京都競馬場を基本とし、近年は阪神開催となる年もありますが、どちらもスタミナと折り合い能力が勝敗を大きく左右する点に変わりはありません。
血統面では、ステイゴールド系やハーツクライ系といったロングディスタンス向きのスタミナ血統が好走傾向。過去の長距離レースで結果を出している一族や、母系にスタミナ型を持つ馬にも注目です。
脚質としては折り合い重視。ペースが落ち着く場面でもリズムを崩さずに走れ、勝負所からのロングスパートに耐えられる底力が必要不可欠です。
これらを踏まえると、天皇賞(春)では「長距離適性と折り合いに優れた持久力型の馬」が典型的な好走パターンといえます。
NHKマイルカップ(東京 芝1600)
項目 | 傾向・特徴 |
---|---|
血統 | ディープインパクト系・ダイワメジャー系など、瞬発力型のサンデー系が多く好走 |
脚質 | 差し・追い込みも決まりやすい展開が多い |
性格 | 末脚勝負で自分のリズムを崩さない冷静な気性が理想 |
厩舎 | 東京コース実績のある関東・関西の有力厩舎が中心 |
騎手 | 直線の長い東京芝を熟知した騎手の差配が鍵 |
3歳マイラー日本一を決める「NHKマイルカップ」は、東京芝1600mで行われるG1レース。長い直線を活かした末脚勝負が展開されやすく、決め手に秀でたタイプが浮上しやすい一戦です。
血統面では、ディープインパクト系やダイワメジャー系といったサンデー系の瞬発力型血統が高い好走率を誇ります。ストライドを活かして直線で一気に伸びるタイプに注目です。
脚質は差し・追い込みが通用することが多く、速い上がりを繰り出せるかどうかが勝敗を分けます。逆に、前で粘るには相当なポテンシャルと展開の助けが必要です。
これらを総合すると、NHKマイルカップでは「大きなストライドでラストまで伸び続ける瞬発力型マイラー」が典型的な好走パターンと言えるでしょう。
ヴィクトリアマイル(東京 芝1600)
項目 | 傾向・特徴 |
---|---|
血統 | ディープインパクト系・キングカメハメハ系など、マイル実績や切れ味に長けた牝系が好走 |
脚質 | 直線で外を回しても伸びる鋭い末脚が武器 |
性格 | 道中は折り合い良く、直線で一気に弾けるタイプが理想 |
厩舎 | 牝馬マイル路線に強い実績厩舎が優勢 |
騎手 | 位置取りとタイミングに長けた中堅~ベテラン騎手に注目 |
古馬牝馬マイルG1「ヴィクトリアマイル」は、東京芝1600mを舞台にした牝馬限定の大一番。直線の長い東京コースで行われることから、切れ味の鋭い末脚を持つ馬が好成績を収めるレースです。
血統面では、ディープインパクト系やキングカメハメハ系など、東京の長い直線で加速力を発揮できる牝系の活躍が目立ちます。特に瞬発力に秀でた血統構成の馬は要注目です。
脚質は差し・追い込み型が中心で、馬群を捌く力よりも外から勢いよく伸びる末脚の方が信頼度は高め。前が詰まらない位置取りや進路取りができるかどうかも重要な要素になります。
これらを踏まえると、ヴィクトリアマイルでは「スムーズに外を回しても末脚が鈍らない切れ味鋭い牝馬」が好走の中心と言えるでしょう。
オークス(優駿牝馬)(東京 芝2400)
項目 | 傾向・特徴 |
---|---|
血統 | ディープインパクト系・ハーツクライ系など、スタミナと瞬発力を兼ね備えた血統が好走 |
脚質 | 差しが決まりやすく、長く良い脚を使える馬が有利 |
性格 | 長丁場でも折り合える精神的な落ち着きがカギ |
厩舎 | クラシック実績のある関西有力厩舎が中心 |
騎手 | 距離適性を見極められる中堅~ベテラン騎手に注目 |
3歳牝馬クラシック第2弾「オークス(優駿牝馬)」は、東京芝2400mで行われる牝馬限定の長距離G1。桜花賞よりも800m距離が延び、スタミナと折り合い能力、そして終盤の瞬発力が問われるレースです。
血統では、ディープインパクト系やハーツクライ系といった、持久力とキレを併せ持つ中長距離血統の信頼度が高め。母系に欧州的な重厚さがあるタイプも要チェックです。
脚質は差し馬が有利。道中はじっくり脚を溜めて、直線で長く良い脚を使える馬が上位を争う傾向にあります。ペースが落ち着いた場合でも、スタミナと末脚のバランスが取れていれば好走が可能です。
これらを総合すると、オークスでは「長めの距離で折り合いつつ、終盤に鋭く伸びるスタミナ型牝馬」が理想の好走パターンといえるでしょう。
日本ダービー(東京 芝2400)
項目 | 傾向・特徴 |
---|---|
血統 | ディープインパクト系・キングカメハメハ系など、スタミナ+瞬発力の総合力型血統が中心 |
脚質 | 折り合い重視。直線の坂を乗り越える底力が必要 |
性格 | 折り合いがつき、距離に不安のない落ち着いた気性が理想 |
厩舎 | クラシック実績のあるトップ厩舎が中心 |
騎手 | ダービーでの経験や、東京芝2400mへの対応力が問われる |
3歳牡馬クラシックの最高峰「日本ダービー(東京優駿)」は、東京芝2400mで行われる歴史と格式を誇るG1。スタミナ・スピード・勝負根性と、あらゆる能力が求められる総合力勝負のレースです。
血統面では、ディープインパクト系やキングカメハメハ系といった、東京2400mへの適性と切れ味+持久力をバランスよく備えた血統の好走率が高く、特に父系だけでなく母系にも注目が集まります。
脚質としては折り合い重視が大前提。ペースが遅くても速くても対応できる柔軟性が求められ、最後の直線でどれだけ脚を使えるかが最大のポイントです。
これらを総合すると、日本ダービーでは「距離延長に対応でき、最終直線でしっかり伸びる総合力型」が典型的な好走パターンと言えるでしょう。
安田記念(東京 芝1600)
項目 | 傾向・特徴 |
---|---|
血統 | ディープインパクト系・ストームキャット系・キングカメハメハ系など、パワーと瞬発力を両立する血統が活躍 |
脚質 | 差し馬の台頭が目立ち、展開に左右されにくい差し脚が鍵 |
性格 | 瞬発力を活かすため、道中リズム良く運べる冷静な気性が理想 |
厩舎 | マイル重賞に実績ある関西厩舎が中心 |
騎手 | 馬場読み・位置取りに長けた騎手が好結果を出しやすい |
春の古馬マイル最強決定戦「安田記念」は、東京芝1600mで行われるG1レース。スピード・パワー・瞬発力のすべてが求められる総合力勝負であり、馬場コンディションの影響も大きい一戦です。
血統面では、ディープインパクト系やストームキャット系、キングカメハメハ系といった瞬発力+馬場対応力を併せ持つ系統が好走傾向。時計が速い年も、道悪の年も、総合力ある血統が浮上します。
脚質としては差し馬が中心。東京の長い直線を活かして末脚を発揮できるタイプが多く、展開に左右されすぎない安定した差し脚を持つ馬が強いです。外枠不利とされがちですが、パワーと脚力があれば差し切りも可能です。
総合的に見ると、安田記念では「道悪でも対応可能なパワー+瞬発力を兼備したマイラー」が理想的な好走パターンとなります。
宝塚記念(阪神 芝2200)
項目 | 傾向・特徴 |
---|---|
血統 | ステイゴールド系・ハーツクライ系など、タフな流れでも粘れる血統が好走 |
脚質 | 先行~好位差しが安定。直線だけの勝負では不利 |
性格 | 勝負所でしぶとく脚を使える精神力がカギ |
厩舎 | 関西の実力派厩舎が中心。長距離路線での実績も重要 |
騎手 | ペースを読み切れるベテラン騎手や阪神実績のある騎手が強い |
春G1の総決算とも言える「宝塚記念」は、阪神芝2200m(内回り)で行われる一戦。ファン投票によって選出された強豪たちが集い、スタミナ・持久力・立ち回り力が求められるタフなレースです。
血統では、ステイゴールド系やハーツクライ系といった消耗戦に強いスタミナ型の血統が台頭。とくに最後までしぶとく脚を使えるタイプが信頼されます。
脚質は先行〜好位差しが安定。阪神内回りコースということもあり、直線勝負一辺倒の差し・追い込みタイプは厳しく、早めの進出や持続力のある脚が好走に直結します。
総合すると、宝塚記念では「スタミナがあり、坂を苦にせず、先行〜好位からしぶとく脚を伸ばせる馬」が理想的な勝ちパターンといえるでしょう。
スプリンターズステークス(中山 芝1200)
項目 | 傾向・特徴 |
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血統 | サクラバクシンオー系・ストームキャット系など、パワーとスピードを兼備した血統が人気 |
脚質 | 先行〜好位差しが好成績。直線だけの競馬は厳しい |
性格 | テンのスピードと操縦性に優れた集中力のあるタイプが理想 |
厩舎 | 短距離路線に強い厩舎や中山芝1200mでの好成績厩舎が狙い目 |
騎手 | スタートの反応と仕掛けのタイミングに長けた騎手が強い |
秋のスプリント王決定戦「スプリンターズステークス」は、中山芝1200mで行われるG1レース。スタートからゴールまで一瞬の攻防が繰り広げられる、まさに短距離の頂上決戦です。
血統面では、サクラバクシンオー系やストームキャット系といったスピードとパワーを兼ね備えた米国型スプリント血統が好成績。直線の伸びよりも加速力と持続力が問われます。
脚質としては先行〜好位差しが王道。中山は最後の直線が短く、コーナーからスピードに乗せたまま押し切る競馬が主流で、直線一気型の追い込み馬には不向きな条件です。
このような条件を踏まえると、スプリンターズステークスでは「スピードとコーナリング技術の高い先行スプリンター」が典型的な好走パターンといえるでしょう。
秋華賞(京都/阪神 芝2000)
項目 | 傾向・特徴 |
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血統 | ディープインパクト系・キングカメハメハ系など、マイル~中距離実績のある血統が好走 |
脚質 | 先行力重視。前めのポジション取りが好成績につながる |
性格 | 操縦性とレースセンスが高く、仕掛けどころに反応できるタイプが理想 |
厩舎 | クラシック路線で経験を積んだ実績厩舎が中心 |
騎手 | 早仕掛けを恐れず動ける積極性のある騎手に注目 |
3歳牝馬三冠の最終戦「秋華賞」は、京都または阪神の芝2000mで行われる牝馬限定G1。クラシックの総決算として、機動力・操縦性・仕掛けのタイミングが求められるレースです。
血統面では、ディープインパクト系やキングカメハメハ系など、マイル~中距離適性に優れた血統の活躍が顕著。瞬発力よりもスピード持続力を兼ねたタイプが安定感を見せています。
脚質は先行~好位差しが優勢。京都・阪神ともに直線が長くないため、早めに動けるポジションを取れるかどうかが勝敗を分けます。後方一気の追い込みは届きにくいレース展開が多いです。
このような傾向を踏まえると、秋華賞では「早めスパートに対応でき、前めの位置を取れる牝馬」が理想的な好走パターンといえるでしょう。
菊花賞(京都/阪神 芝3000)
項目 | 傾向・特徴 |
---|---|
血統 | ステイゴールド系・ハーツクライ系・ロベルト系など、長距離適性を持つ血統が有利 |
脚質 | 折り合い重視で、最後のロングスパートに耐え抜く力が必要 |
性格 | 折り合いがつき、気性が安定している持久力タイプが理想 |
厩舎 | スタミナ型育成に実績のある関西厩舎が好成績 |
騎手 | 道中のペース配分と仕掛けどころの見極めができる騎手が有利 |
3歳牡馬クラシックの最終戦「菊花賞」は、京都または阪神芝3000mで行われる伝統の長距離G1。皐月賞・ダービーを経てきた精鋭たちの中から、真のスタミナ王者を決する一戦です。
血統では、ステイゴールド系やハーツクライ系、ロベルト系といった長距離適性の高いスタミナ型血統が好走傾向。欧州的な重厚な血統背景を持つ馬も注目です。
脚質は折り合い重視。3000mという距離を無駄なく走るには、序盤~中盤でスタミナを温存し、終盤で一気に脚を使えるかがカギになります。ロングスパートに耐え抜く持続力が必要です。
これらを総合すると、菊花賞では「長い距離で実績があり、折り合いの上手いスタミナ型3歳馬」が典型的な好走パターンと言えるでしょう。
天皇賞(秋)(東京 芝2000)
項目 | 傾向・特徴 |
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血統 | ディープインパクト系・キングカメハメハ系・ハーツクライ系など、瞬発力型が活躍 |
脚質 | 差し・先行ともに展開次第。瞬発力勝負に強い脚質が有利 |
性格 | 折り合いがつき、直線で瞬時に反応できる気性が理想 |
厩舎 | 東京芝2000mに強い実績厩舎、仕上げ力のある陣営が好走 |
騎手 | 仕掛けどころを見極められる名手に注目 |
秋の中距離王決定戦「天皇賞(秋)」は、東京芝2000mで行われるG1レース。スピード・瞬発力・折り合いといった総合的な能力が求められ、直線の攻防が勝敗を分ける一戦です。
血統面では、ディープインパクト系、キングカメハメハ系、ハーツクライ系などの瞬発力に秀でた中距離型が好走傾向。母系にスタミナや切れを補う構成を持つ馬も狙い目です。
脚質は差し・先行ともに展開次第ですが、東京の長い直線を活かした瞬発力勝負になることが多く、仕掛けのタイミングが極めて重要。折り合いと末脚の両立が求められます。
これらを踏まえると、天皇賞(秋)では「直線で切れる末脚を持ち、距離2000mでも折り合える馬」が理想的な好走パターンといえるでしょう。
エリザベス女王杯(京都/阪神 芝2200)
項目 | 傾向・特徴 |
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血統 | ハーツクライ系・ステイゴールド系など、スタミナ+底力型牝系が安定 |
脚質 | タフな展開でも踏ん張れる先行・中団差しが好走 |
性格 | 持久力に優れ、折り合いよく流れに乗れる牝馬が理想 |
厩舎 | 調整力の高い厩舎や牝馬重賞に強い陣営が信頼できる |
騎手 | ロングスパートを仕掛けられる判断力のある騎手に注目 |
古馬牝馬中距離G1「エリザベス女王杯」は、京都または阪神の芝2200mで行われる頂上決戦。スタミナ・底力・完成度が問われる舞台であり、ロングスパートを耐える持久力が重要な鍵となります。
血統面では、ハーツクライ系やステイゴールド系といったスタミナ型牝系が安定しており、近年は欧州色の強い母系や、長めの距離に対応できるタイプが優勢です。
脚質は先行〜中団差しが主流。展開がタフになりやすく、直線だけで差すよりも早めに動いて押し切る競馬が有利。切れ味よりも持続力と立ち回りが重視される傾向があります。
またこのレースは前哨戦のローテーションも重要で、仕上がりが万全な馬とそうでない馬の差が出やすいG1でもあります。使われ方や調整過程も見極めポイントです。
これらを踏まえると、エリザベス女王杯では「持久力を活かして早めに押し切れる中距離牝馬」が好走の中心となります。
マイルチャンピオンシップ(京都/阪神 芝1600)
項目 | 傾向・特徴 |
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血統 | ディープインパクト系・キングカメハメハ系・ダイワメジャー系など、切れ味に優れたマイラー血統が強い |
脚質 | 差し馬がまとめて台頭するケースも多く、展開次第で先行馬も粘る |
性格 | 混戦でも怯まず直線で馬群を割れる勝負根性がカギ |
厩舎 | マイル重賞での安定感と、ローテーションに余裕を持たせた調整力がポイント |
騎手 | 直線で進路を見つける冷静さと、瞬時の判断力が求められる |
秋のマイル王決定戦「マイルチャンピオンシップ」は、京都または阪神の芝1600mで行われるG1レース。鋭い末脚と混戦での立ち回り力が求められ、最も強いマイラーを決する一戦です。
血統面では、ディープインパクト系、キングカメハメハ系、ダイワメジャー系など瞬発力に秀でたマイラー血統の活躍が目立ちます。スピードに加えて、馬群を割る度胸と器用さが重要です。
脚質としては差し馬の台頭が多いですが、スローの展開や馬場状態によっては先行馬の粘り込みも見られるため、展開予想もカギになります。いずれにせよ直線で一瞬の加速ができる馬が好成績。
これらを踏まえると、マイルチャンピオンシップでは「瞬発力があり、混戦でも怯まず伸びてこれるマイラー」が典型的な好走パターンといえるでしょう。
ジャパンカップ(東京 芝2400)
項目 | 傾向・特徴 |
---|---|
血統 | サンデー系・キングカメハメハ系・欧州系のスタミナ型も好走 |
脚質 | 東京2400mでの実績があり、直線勝負に強いタイプが上位 |
性格 | ペースが読みにくい国際戦でも落ち着いて運べるタイプが理想 |
厩舎 | 東京芝の長距離戦に強い実績陣営が有利 |
騎手 | 東京のコース特性を熟知した名手が強い |
世界の強豪が集う国際G1「ジャパンカップ」は、東京芝2400mで行われる一戦。スタミナ・瞬発力・展開対応力といった総合能力が問われ、東京の長い直線を活かせる馬が上位を争います。
血統では、サンデー系やキングカメハメハ系に加え、欧州系のスタミナ型も好走。時計勝負や消耗戦、どちらにも対応できる柔軟な血統構成が求められます。
脚質としては差し・先行どちらも可能ですが、共通して重要なのは東京芝2400mでの実績。直線で一気にギアを上げられる瞬発力がある馬が勝ち負けを演じやすい傾向にあります。
また、海外馬の力量評価が難しいレースではありますが、近年は日本馬が優勢。仕上がりや輸送の影響を加味した上で、信頼できる国内実績馬が中心視されます。
これらを踏まえると、ジャパンカップでは「直線の長いコース実績があり、瞬間的にギアを上げられる馬」が典型的な好走パターンといえるでしょう。
チャンピオンズカップ(中京 ダ1800)
項目 | 傾向・特徴 |
---|---|
血統 | ミスタープロスペクター系・ゴーンウェスト系など米国型ダート血統やキングカメハメハ系も安定 |
脚質 | 先行型が好走しやすいが、ペース次第で差しも届く |
性格 | 先行争いに巻き込まれず、我慢強く粘れるタイプが理想 |
厩舎 | ダート重賞に強い厩舎が中心。地方交流戦からの転戦馬も注目 |
騎手 | 中京ダート1800mに実績ある騎手やペース判断に優れた騎手が有利 |
ダート中距離王を決めるG1「チャンピオンズカップ」は、中京ダート1800mで行われる一戦。先行力・底力・スタミナに加え、ペース判断と馬場適性も重要となるハイレベルな争いです。
血統面では、ミスタープロスペクター系やゴーンウェスト系といった米国型ダート血統が安定。加えて、日本のダート適性にマッチするキングカメハメハ系も高評価です。
脚質は先行型が有利ですが、展開や馬場次第では中団からの差しも決まる柔軟性のあるレース。特に良馬場では前につける馬が押し切るシーンが目立ちます。
これらを踏まえると、チャンピオンズカップでは「先行力と底力があり、終いもしぶといダート巧者」が勝ちパターンの中心となるでしょう。
阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神 芝1600)
項目 | 傾向・特徴 |
---|---|
血統 | ディープインパクト系・ダイワメジャー系・ハーツクライ系など、仕上がり早のサンデー系が好成績 |
脚質 | 先行力がある馬が展開を作りやすいが、差しも決まることがある |
性格 | 幼さが残る時期だけに、気性の安定と折り合いが重要 |
厩舎 | 2歳戦の仕上げに定評ある厩舎が中心。栗東所属がやや優勢 |
騎手 | 若駒の癖を掴める柔軟な騎乗ができる騎手が好走傾向 |
2歳牝馬のチャンピオンを決する「阪神ジュベナイルフィリーズ」は、阪神芝1600mで行われるG1レース。スピード・仕上がり・精神面の完成度が問われる若駒同士の一戦です。
血統面では、ディープインパクト系やダイワメジャー系、ハーツクライ系などの仕上がり早のサンデー系が安定した成績を収めており、早い時期から動ける血統に注目が集まります。
脚質は先行力のある馬が展開を作りやすいものの、差し馬の台頭も珍しくなく、レースの流れと位置取りが大きなポイントになります。
またこの時期は馬体の完成度や気性の成長度合いがそのまま結果に直結しやすいため、見た目や調教内容からの見極めも欠かせません。
これらを総合すると、阪神ジュベナイルフィリーズでは「仕上がりが早く、先行力とキレを併せ持つ2歳牝馬」が典型的な好走パターンとなります。
朝日杯フューチュリティステークス(阪神 芝1600)
項目 | 傾向・特徴 |
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血統 | ディープインパクト系・ダイワメジャー系・ハーツクライ系など、瞬発力を発揮しやすいサンデー系が人気 |
脚質 | ペースが速くなりやすく、先行力と終いの伸びを兼備した馬が好成績 |
性格 | 前半で無理なく運べる気性と、勝負所でギアチェンジできる賢さがカギ |
厩舎 | 2歳戦に強い育成力の高い厩舎が中心 |
騎手 | 若駒戦に慣れた冷静な判断力を持つ騎手が有利 |
2歳牡馬チャンピオン決定戦「朝日杯フューチュリティステークス」は、阪神芝1600mで行われる若駒G1。完成度・瞬発力・気性のコントロールが勝敗を分けるレースです。
血統面では、ディープインパクト系・ダイワメジャー系・ハーツクライ系といったサンデーサイレンス系の好走が目立ち、特に瞬時の反応力を持つ血統が信頼されています。
脚質としては先行力と末脚の両立が理想。レース序盤はペースが流れやすいため、前半で力を使いすぎず、直線で再加速できるタイプが有利です。
精神的にもまだ若い馬が多く、気性面の成長度や操縦性の高さが大きな差となる一戦です。
これらを総合すると、朝日杯フューチュリティステークスでは「前半で息を入れられ、最後の直線でもう一伸びできる馬」が好走の中心となります。
ホープフルステークス(中山 芝2000)
項目 | 傾向・特徴 |
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血統 | ディープインパクト系・ハーツクライ系・ルーラーシップ産駒など、スタミナ寄りのサンデー系やロベルト系が好成績 |
脚質 | コーナー4つを上手に立ち回れる器用さがカギ |
性格 | 長く脚を使える冷静さと、操作性の高さが求められる |
厩舎 | クラシックを見据えた育成に定評のある厩舎が優勢 |
騎手 | 中山芝2000mに慣れた騎手、先行意識のある乗り方が好結果に |
2歳中距離G1「ホープフルステークス」は、クラシック戦線を占う意味でも重要なレース。中山芝2000mの舞台で、スタミナ・コーナリング性能・坂への対応力が試されます。
血統では、ディープインパクト系やハーツクライ系、さらにはルーラーシップ産駒などのスタミナ色の強いサンデー系やロベルト系が活躍。将来的に中距離~長距離で期待されるタイプが台頭します。
脚質面では、コーナーを4回通過する中山芝2000mの特性から、器用な立ち回りが求められます。直線一気よりも、早めに動いて押し切れる競馬が理想的。
また中山の急坂をこなせるかどうかもカギで、馬力と脚力の持続性が好走の条件となります。
これらを総合すると、ホープフルステークスでは「早い段階から中距離適性を示し、コーナーワークが巧い素質馬」が典型的な好走パターンと言えるでしょう。
有馬記念(中山 芝2500)
項目 | 傾向・特徴 |
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血統 | ステイゴールド系・ハーツクライ系・ロベルト系など、パワーとスタミナを兼備する血統が好走 |
脚質 | 先行〜好位から運び、最後までバテない馬が中心 |
性格 | 展開に左右されにくく、自分のリズムを守れる落ち着いた気性が理想 |
厩舎 | 年末仕上げに定評あるトップ厩舎が中心 |
騎手 | プレッシャーの中でも冷静に立ち回れる経験豊富な騎手が好成績 |
年末のグランプリ「有馬記念」は、中山芝2500mで行われるファン投票選出レース。一年を締めくくる総決算として、国内トップクラスの競走馬が一堂に会する一戦です。
血統面では、ステイゴールド系、ハーツクライ系、ロベルト系などのスタミナとパワーに優れたタイプが好走傾向。中山のコーナー4つ+急坂という舞台に適した血統が結果を出しています。
脚質は先行〜好位からの押し切り型が主流で、4コーナーで前にいられるかが勝敗の大きな分かれ目。展開が読みづらいレースですが、最後までバテない持久力タイプが強さを発揮します。
プレッシャーのかかる大舞台なだけに、精神面の完成度・騎手の経験値も成否を左右します。
これらを総合すると、有馬記念では「強力な先行力や持久力があり、コーナー4つでも崩れないタフな馬」が典型的な好走パターンといえるでしょう。
競馬で勝つための馬券の買い方
馬をしっかり選んだとしても、買い方によって配当は大きく変わります。
そこでこの章では、よくある状況に応じた馬券の買い方を具体例を挙げながらわかりやすく紹介していきます。
- 自信がある馬が1頭だけの場合
- 人気馬2頭だけ抜けている場合
- 混戦になりそうな場合
“勝ちやすい買い方”を知っておけば、的中率と回収率を同時に高めることも難しくありません。
初心者の方でも取り組みやすい方法ばかりなのでぜひ参考にしてください。
自信のある馬が1頭だけの場合は「馬連流し」
自信がある馬を軸に、「馬連5頭流し」で馬券を組みましょう。
これは軸となる本命馬1頭と、相手5頭を組み合わせる買い方です。
・相手馬:4番人気以降の中穴〜大穴を5頭選ぶ
正直、軸以外の馬はそれほど悩まず選んでも問題ありません。軸馬がきっちり走ってくれるレースを選んでいるため、ここであまり外しにくいのがこの買い方のメリットです。
さらに、この方法は安定感が高いだけでなく、穴馬が来たときに払い戻しが大きくなる可能性も秘めています。
「馬連1頭軸5頭流し」は、とてもバランスが良く初心者にもおすすめです。まずはぜひ試してみてください。
人気馬が2頭だけ抜けている場合は「三連複2頭軸流し」
「この2頭は堅い!」というときに使いたいのが、三連複2頭軸流しです。
上記の画像のように人気・実力ともに信頼できる2頭を軸に固定し、4番人気以下の穴馬を相手に流すことで、堅実さと高い配当を狙えます。
三連単ほど難しくなく、ワイドよりも夢がある──そんなバランスの良い買い方ですが、点数を広げすぎるとトリガミになりやすいため、相手は10点以内に絞るのがポイント。
「まずは当てたい、でも配当も狙いたい」時に最適な買い方です。
複数の実力馬がいて混戦になりそうな場合は「3連単5頭ボックス買い」
「このレースはどの馬が勝ってもおかしくない」と感じるときは、3連単5頭ボックス買いを検討しましょう。
ボックス買いは、自分で選んだ複数の馬をすべて組み合わせて買う方法です。絞り込みが難しいレースでも、ボックスにすれば幅広くカバーできるのがメリット。
三連単は当たりにくいイメージがあるかもしれませんが、3連単5頭ボックスはだいたい当たるとも言われるほど、この買い方なら難易度は高くありません。
上位になる可能性が高い順に5頭選ぶだけで簡単なのでぜひ試してみてください。
競馬で勝つ人の特徴
ここまで競馬で勝つ方法について紹介しましたが、実際に勝ち続けている人には共通するマインドや習慣もあります。
勝つ人が普段から心がけていることを知り、ぜひ真似できる部分は取り入れてみましょう。
- レース結果から傾向を分析している
- 注目馬のタイム指数やラップを分析している
- 騎手の得意不得意を分析している
- 適切に収支管理を行っている
レース結果から傾向を分析している
競馬で勝っている人は例外なくデータ重視です。
レース結果や馬の情報はもちろん、自分が購入した馬券の結果を細かく記録している人も多いです。
例えば各レースで「どの条件で当たったか・外れたか」「予想の判断材料は何だったか」などをメモしておき、後から分析。
これにより自分の予想の長所短所が見え、次回以降の改善に繋がるのです。
また、競馬新聞や予想サイト、JRAのデータベースなどもフル活用します。出走馬の過去成績、コース傾向、血統、騎手の実績など多種多様なデータを収集・分析することで予想精度を向上させることが可能。
最近ではエクセルや競馬分析ソフトを使って自動でデータ管理する人もいます。
勝つ人はこのようにデータの蓄積と分析を怠りません。勘や直感に頼るのではなく、根拠ある予想を組み立てるための裏付けとしてデータを味方につけているのです。
注目馬のタイム指数やラップを分析している
競馬で勝っている人は、単純な着順だけでなくタイム指数やラップ分析に力を入れています。
ラップ分析:レースの区間ごとのタイムを確認し、どの区間でペースが上がったor落ち着いたかを読む
これによりレースの序盤が遅く、終盤に一気にスピードが上がる「瞬発力勝負」なのか、それともスタートからハイペースで逃げ争いが激しくなる「消耗戦」なのかを見極められるため、展開の読みが深まりやすくなります。
また、追い込み型の馬に向く流れか、スタミナ重視の馬が有利になる展開かなど、馬の適性もラップ構成から推察しやすくなるのが大きなポイントです。
そして同じタイム指数でも、平坦コースに強い馬と坂のあるコースを得意とする馬がいるように、コースとの相性を把握するための手がかりにもなります。
このように、競馬で勝つ人はタイム指数やラップ分析を取り入れることで、人気薄の馬であっても展開次第で好走しそうかどうかを判断しやすくなるため、予想の的中率が大きく上がっています。
騎手の得意不得意を分析している
勝っている人は、騎手ごとの特徴や得意条件を分析することで、本来の評価より過小評価されている馬を拾ったり、逆に過大評価されている馬を切ったりできるようになり、長期的に安定した利益を得ているのです。
競馬では、同じ馬でも「どの騎手が乗るか」で走り方や結果が大きく変わります。なぜなら騎手には、それぞれ得意とするコース・脚質・距離、あるいは厩舎とのパイプなど強みと弱みが存在するからです。
人気が集まりやすい騎手・馬の組み合わせは、時にオッズが過剰になり、適正以上の人気となる場合もある一方、「この騎手とこの馬なら好走しそう」という条件を読めれば、人気薄でも妙味ある馬券が狙えます。
たとえば、以下のようなケースが挙げられます。
- ローカル競馬場で無類の強さを誇る騎手が、普段はあまり人気にならない馬で激走する
- 先行策が得意な騎手が差し馬に乗る場合、思った以上に力を発揮できないケースがある
- 厩舎や馬主との結びつきが強い騎手は、質の高い馬を優先的に回してもらえるため、少し人気薄でも侮れない
こうしたパターンを知っておくことで、過剰人気や盲点を見抜きやすくなり、予想の際にに大きなヒントを得られます。
つまり、騎手の得意不得意を分析するのは、過剰な人気馬や過小評価されている馬を正しく見極めるためです。
勝ってる人は人気だけに惑わされず、騎手が得意とする条件や不得意なパターンを把握することで、長期的にプラス収支を実現しています。
適切に収支管理を行っている
地味に感じるかもしれませんが、収支管理は非常に大切です。
勝っている人は自分の収支表(馬券の購入額と払戻額の記録)をつけており、常に現在のトータル収支を把握しています。
収支表をつけるメリットは、自分の馬券傾向や課題が見えてくることです。
「三連単ばかり買っているけど実は回収率が低い」「意外とワイド中心のときプラスになっている」など、数字にすると客観的に分析できます。
競馬で勝つ人はこのデータから無駄な賭け金を省き、資金を集中するようにしています。
収支をつけずに漠然と遊んでいると気づかないうちに大負けしていた…なんてことにもなりかねません。
ぜひ収支表をつけて自分の投資のコントロールに役立てましょう。
競馬に必ず儲かる買い方はあるのか?
競馬には、「必ず儲かる買い方」は存在しません。
とはいえ、地道なレース分析や情報収集を重ねることで勝率を高めることは可能です。
本記事で紹介したように、出走馬の過去成績・血統・ラップ・タイム指数などの客観的データを収集・分析して予想を組み立てれば、「適当に買うだけ」の状態と比べて格段に的中率を上げられます。
しかし、これは想像以上に大変な作業となるのも事実。実際、私の知り合いで年間回収率が120%を超えている方は、1日の半分以上を競馬のデータ分析や予想に費やしていると言います。それだけの努力と時間を投入してようやく「競馬で勝てる」ようになるわけです。
ただ、仕事や日常の都合でそこまで時間を捻出するのは難しい方も多いでしょう。そうした場合、競馬予想サイトを活用してみるのも一つの手です。
たとえば「うまこみゅ」では、プロが提供する予想や馬券の買い方をそのまま参考にできるため、初心者でも簡単に回収率100%を超えるチャンスがあります。
参加レース数 | 合計利益 | 的中率 | 回収率 | 的中本数 | 的中総額 |
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19レース | 499,700円 | 92% | 363% | 18回 | 689,700円 |
日程 | 2025年05月22日 | 2025年05月21日 | 2025年05月20日 | 2025年05月19日 | 2025年05月16日 |
---|---|---|---|---|---|
予想 | |||||
結果 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
的中金額 | 5,800円 | 10,800円 | 4,600円 | 0円 | 39,200円 |
券種 | ワイド | ワイド | ワイド | ワイド | ワイド |
対象会場/レース名 | 大井8R | 大井5R | 大井9R | 大井10R | 川崎9R |
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