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更新日:2024.10.10

競馬予想で必須の重要ファクターとは?おすすめの情報源も紹介

更新日:2024.10.10

競馬の醍醐味は馬券を当てて、払い戻しを得ることです。

馬券を当てるには過去の競走データや傾向、出走馬の特徴を分析しながら上位入選するであろう馬を予想します。

ところで、競馬予想に欠かせない予想ファクターには、たくさんの種類が存在しています。

当記事では競馬を予想する上で欠かせない情報ツールや予想ファクターをまとめました。

>競馬予想のツールや種類が気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。

競馬予想における「ファクター」とは?

疑問01

競馬予想における「ファクター」とは、予想する上で参考にする要素のことです。

例えば、時計の速い馬や良血馬など、勝つための要素を含んでいるものをファクターと呼びます。

予想ファクターを駆使して予想することこそが、競馬の楽しみといえるのです。

ファクターを調べる際に役立つ情報源

競馬を予想する上で欠かせない予想ファクターの情報源は大きく分けて下記4つがあります。

  • 競馬新聞
  • 競馬雑誌
  • 競馬雑誌
  • 競馬予想サイト

世の中にはたくさんの情報源が存在しています。

1つの情報を使って予想するのもいいですし、複数の情報ツールを駆使しながら独自の分析を行うことも可能です。

ただ、競馬初心者が複数の媒体を使って予想するにはそれなりに競馬知識が必要です。

そのため、1つの情報ツールを使って予想することをおすすめします。

では、競馬初心者はどのツールを手に取ればいいのでしょうか。

結論、どのツールを使ってもよいです。4つのツールの特徴について解説していきます。

競馬新聞

競馬新聞

競馬新聞は昭和時代から存在している予想ツールで、古くから多くの競馬ファンの予想をアシストしました。

競馬新聞とは、レースの出馬表や馬柱が掲載されている新聞を指します。

ちなみに、競馬新聞は下記2つのジャンルがあります。

  • 専門紙
  • スポーツ新聞

専門紙とは、レース当日の全レースを一つ一つ掘り下げて、たくさんの情報が掲載されています。

情報量が豊富ですが、値段は500円以上するので後述するスポーツ新聞より割高です。

スポーツ新聞はスポーツの一貫として競馬を扱っており、専門紙同様全レースの出馬表や見解が掲載されています。

派手なレイアウトやカラーを使っているので読みやすく、値段も150円前後などで専門紙よりもコストパフォーマンスがよいです。

ただし、未勝利戦や新馬戦など、知名度の少ない新聞の情報は少なめなので情報量は専門紙ほど多くありません。

各新聞社が発行しているので、最初は各社の新聞を手に取り、読みやすいものを利用するのが良いでしょう。

ちなみに、専門紙・スポーツ新聞は競馬場やコンビニ、書店で購入できるので入手しやすいのもメリットといえます。

競馬雑誌

雑誌

競馬雑誌とは、競馬を専門に扱う雑誌です。

直近3ヶ月内の重賞レースを扱っているケースや雑誌が発売される直前のレース回顧などを見ることができます。

特にG1クラスになると新聞やネット上でも見られない貴重な情報が掲載されています。

それ以外にも、競馬関係者の情報や競馬に関するコラムなど、読み応えのある記事が豊富です。

ただし、未勝利戦やクラス戦を扱うことはほとんどなく、新馬や重賞レースに限られた情報が多いです。

重賞しか興味がない人や、読み物として競馬を楽しみたい人におすすめです。

ちなみに、競馬雑誌は書店の競馬コーナーやスポーツコーナー、もしくはギャンブルコーナーで入手できます。

競馬番組

競馬番組

競馬番組とは、競馬を扱っているテレビ番組を指します。

競馬番組にはバラエティの一貫として扱っている場合と、専門番組として取り扱うケースがあります。

前者はフジテレビ系列の「みんなのKEIBA」やテレビ東京系列の「ウイニング競馬」など、地上波放送が有名です。

後者はグリーンチャンネルの「中央競馬全レース中継」が有名です。

バラエティ枠として扱っている場合は、15時台の1時間の間のレースが対象で、それ以外のレースは放送しません。

ただし、有名ゲストが自身の予想を公開しながら競馬を盛り上げているので、バラエティとして競馬を楽しめます。

専門番組では、午前から夕方まですべてのレースを中継放送しています。

ただし、地上波ほどバラエティ色は少なく、淡々とレースを紹介・放送しています。

シンプルで分かりやすいうえ、純粋に競馬を楽しみたい人におすすめです。

なお、専門番組でもプロの競馬解説者が出演し、独自の予想を提供しています。

競馬番組を使って予想を収集するのも良いでしょう。

競馬予想サイト

競馬予想サイト

競馬予想サイトでも予想ファクターを入手できます。

競馬予想サイトとは、独自の予想ファクターでレースを分析し、有料もしくは無料で予想を提供しています。

ネット上にはさまざまな競馬予想サイトが存在していますが、その中には実績と評価の高いサイトもあるのです。

当サイト「ぶっちゃ競馬」では評判の良い競馬予想サイトをランキング形式で随時更新しています。

中には常に高配当を叩き出しているサイトもあるのでぜひご覧ください。

競馬予想で必須の重要ファクターを種類別に紹介

解説001

競馬において予想ファクターは20種類以上も存在しているといわれています。

しかし、全ての競馬ファンは全要素を分析せず、特定のファクターを重視した予想を行っています。

なぜなら、全部のファクターを調べるには膨大な時間が必要になるため、重要な要素のみ扱うことが多いのです。

ここからは、数ある予想ファクターの中から特に重要な要素を紹介していきます。

競走馬

競走馬

競馬の主役といえる競走馬に関する予想ファクターにも数多くの要素があります。

その中でも特に多くの人に支持されている予想スタイルをふたつ紹介します。

血統

血統とは、競走馬の両親やさらに先祖の特徴を理解し、競走馬の長所や短所を見抜く予想ファクターです。

人間は両親に似ているといわれていますが、競走馬は人間以上に両親の特徴を引き継ぎやすい生き物です。

例えば、スピードのある両親から生まれた仔は足が速く、丈夫な両親の仔は頑丈になりやすいといわれています。

必ず両親の特徴を引き継ぐわけではありませんが、種牡馬ごとの統計を見ることで特徴が浮かび上がるケースもあります。

統計から傾向を見抜くことで、本命穴馬問わず好走馬を見つけられるのが血統予想の醍醐味といえるでしょう。

成績

競走馬の予想で欠かせなのが過去の成績です。

全ての競走馬にはレースの詳細が馬柱に記載されています。

特に、直近5戦のデータは重要といわれています。

なぜなら、最新の馬の状態を見ることができるからです。

例えば、勝ち続けている馬と惨敗続きの馬を比較すると前者のほうが調子がいいことが明白だからです。

それ以外にも、過去の成績からは競走馬の脚色や得意コースなども見抜くことができます。

馬柱には小さな枠にたくさんの情報が記載されており、細かな文字からデータを見抜くことこそ競馬予想の醍醐味といえるでしょう。

コース適性

コース適性とは、競走馬の成績から、コースの得意不得意を見抜く予想ファクターです。

競走馬は生き物なので、全てのコースで最大限のパフォーマンスを引き出せるとは限りません。

むしろ、人間と同じように得手不得手があるのが実情です。

例えば、芝のG1タイトルを9つ手にした名牝アーモンドアイは、手にした9つのG1タイトルの内の6つが東京競馬のものでした。

対して、中山競馬で開催された有馬記念に出走した際は1番人気に支持されながらも9着に沈んでいます。

アーモンドアイのように、どんなに強い馬でも条件次第であっさり崩れることもあるのです。

コース適性を理解することで本命馬のリスクや穴馬の激走を見抜くことが可能になります。

距離適性

距離適性とは、競走馬の適した距離を見抜く予想ファクターです。

競馬のコースには1,400m以下の短距離レースや1,600mのマイル、2,000〜2,400mが舞台の中距離、3,000m越えの長距離があります。

レースによってさまざまな距離が設けられていますが、短距離から長距離まで幅広く走れる馬はほぼ存在しません。

全ての競走馬は自身の特徴にあったコースを選択し、大舞台での勝利を目指します。

そのため、特定の距離で結果を残しだしたらほかの距離を選択することはほとんどありません。

逆に、近走凡走続きの馬は距離不適性の可能性があるため、異なる距離を選択するケースがあります。

別の距離を走った瞬間、激走して才能を開花する場合もあり、距離適性を上手く使えば、このような馬を見抜くことも可能になります。

騎手編

騎手

競馬の主役は競走馬だけではありません。

競走馬に騎乗する騎手の存在もレースで勝つうえで欠かせないのです。

一般的に競馬で勝つには「馬の力が7割、騎手の力は3割」と言われています。

騎手の力量も勝敗では非常に重要といえるでしょう。

実は、騎手によっても好走条件は変わってきます。

ここからは、騎手の予想ファクターについて紹介します。

成績

騎手の成績を予想する上で参考にしている人は多いはずです。

全ての騎手のレース結果は胴元であるJRA(日本中央競馬界)やNAR(地方競馬協会)で統計がまとめられています。

また、過去の着順に応じて勝率や連対率、複勝率もまとめられており、これらの要素を分析して予想に利用することもできます。

また、そこまで目立った活躍を見せていない騎手でも特定の競馬場の成績がよければ、参考にできます。

騎手の成績から、勝ち馬を見抜くこともできるのです。

騎乗馬との相性

競走馬と騎手の相性も重要といわれています。

強い騎手が強い馬に騎乗したとしても、人馬の相性が悪ければ凡走することは多いです。

逆に、そこまで実力がない馬でも特定の騎手とコンビを組んだら激走するケースは珍しくありません。

ディープインパクトのように、デビュー当初から同じ騎手が継続し続けている場合は人馬の相性はぴったりといえます。

逆に、凡走が続くことでこれまで騎乗していた騎手が乗り変わりとなった場合は、相性を考慮して心機一転を図ったといえるでしょう。

馬との相性も予想する上で重要なのです。
すべてのレース結果は胴元であるJRAやNARに記録されていますが、勝利数の多い騎手は「リーディング」という形で公開しています。

リーディングとは競馬におけるランキングを指し、勝利の多い騎手はリーディング上位の位置にいます。

競馬予想とはすなわち勝ち馬を予想することなので、騎手の勝利数が多いほど信頼しやすいです。

また、馬主や生産者、調教師にとっても管理する馬はリーディング上位の騎手に騎乗してもらいたいです。

なぜなら、強い騎手が騎乗して勝利することで大舞台で勝てる可能性が増すからです。

強い騎手には強い馬が来ることが多いことから、リーディング上位の騎手を見ながら予想するのも競馬予想として成り立っています。

コース編

コース

競馬予想ファクターは競走馬や騎手の特徴が重要ですが、舞台となるコース状態も好走する上で重要です。

ここからは、コースにおける予想ファクターを3つ紹介します。

コース特性

コース特性とは、競走馬とコースの相性を併せて好走するのか、それとも凡走するのか予想するファクターです。

競走馬も1頭1頭個性や適性があります。

そのため、全てのコースで必ず勝ち切れるわけではありません。

むしろ、どんなに強い馬でもコースによっては凡走する傾向があります。

コース適性を使うと人気馬の不安要素を見出したり、穴馬の激走にも期待できるので意外と活用している人は多いです。

枠順によるバイアス

枠順のバイアスも競馬予想で大きな影響を与えます。

枠順とは、スタート前の並びを指しますが、枠の並びによっては馬が力を発揮できない場合があります。

例えば、スタートから最初の1コーナーまでの距離が短いコースで逃げ馬が大外に入った場合、先頭に立つのは難しいです。

また、内枠に逃げや先行馬がそろった場合、外に入った先行馬は後ろの位置で競馬する可能性が高くなります。

また、コースによって枠の影響が大きく変わることもあります。

ビッグレース有馬記念の舞台である中山芝2,500mはスタートから最初のコーナーまでの距離が短いため外枠不利です。

逆に、新潟の芝1,000mは馬場の痛みが少ない外枠の馬のほうが有利と言われています。

コースや出走馬の脚色によって枠の影響も強くなるため、枠順を活かした予想手段もあるのです。

馬場状態

馬場状態を見抜く予想ファクターもあります。

競馬は屋外で開催されるレースなので、雨風の影響を受けやすいです。

そして、コースの含水量に応じて「良」、「稍重」、「重」、「不良」の4つの馬場に区分できます。

芝とダートで異なりますが、芝レースの場合は重馬場になればなるほどスピードがでにくく、タフな馬場になります。

逆に、ダートコースは良と不良がタフで、稍重と重馬場は雨で馬場が固くなるためスピードが出やすくなります。

馬場傾向は競走馬の勝敗に大きく影響するため、多くの人が予想ファクターに利用しています。

競馬予想する際の重要ファクターランキング

ランキング01

競馬にはさまざまな予想ファクターがあります。

その中には血統や馬場といった重要ファクターも存在しています。

数ある予想ファクターより多くの人が意識しているファクタートップ3を紹介します。

1位:距離適性

距離

競走馬の予想ファクターの中で、もっとも重要視されているのは距離適性でした。

全ての競走馬にはそれぞれ適性があります。

例えば、現役時代のディープインパクトは中距離以上の舞台で結果を残してきました。
しかし、もしも短距離レースを走るとなったら結果は違っていたものでしょう。

適性は血統や馬体からある程度判断できるといわれていますが、実際のところレースを走ってみないと分かりません。

また、特定の距離で明らかに結果が変わる馬を見極めることも大切です。

例えば、サクラバクシンオーは勝利した11戦すべてが1,400m以下の短距離でした。

マイル以上の距離では一度も勝利がなかったことから生粋のスプリンターといえます。

サクラバクシンオーのように、得意・不得意がある馬は必ず存在するため、過去の戦績を見ながら好走傾向を見抜きたいです。

2位:コース適性

コース

競馬の予想ファクターで2番目に重視されていたのはコース適性でした。

先に紹介した距離適性でも少し触れましたが、すべての馬は適性があり得意コースと苦手なコースがあります。

本章でも紹介したアーモンドアイは東京コースで高い成績を残した半面、唯一出走した中山の有馬記念では凡走しました。

逆に、マツリダゴッホという馬は手にした6つの重賞全てが中山のものです。

東京コースは4回走りましたが、いずれも馬券外に沈んでいます。

このように、コースによって強い馬でも走らない場合がありますし、逆も然りです。

コース適性を予想に活かすことができれば人気馬の取捨選択や思わぬ穴馬の激走も見つけられるかもしれません。

3位:血統

血統

血統予想も重要視している人は多いです。

血統は競走馬が主役の競馬独自の予想ファクターで、同じ公営競技である競輪や競艇にはありません。

競走馬は両親の特徴を引き継ぎやすく、強い馬ほど身体能力が高くなりやすいです。

特に、父馬は一年で多くの牝馬と交配するため、父馬の産駒だけで統計が取れるほどです。

父馬の統計データを見ると、良馬場で好走したり特定の競馬場の成績が良いなど、好走傾向を見ることもできます。

血統を活かして予想するのも競馬予想の楽しみといえるでしょう。

まとめ

競馬にはさまざまな予想ファクターがありますが、どのように予想しているかは人それぞれです。

当記事では数ある予想ファクターの中から特に重要なものをピックアップしました。

競馬初心者の方は数ある予想ファクターを一通り実践したうえで、自身にあった予想で競馬を楽しんでください。