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更新日:2025.09.16
スプリンターズステークス2025予想

【スプリンターズステークス2025予想】有力馬・穴馬・展開を過去10年の傾向から徹底予想!

監修者:鶴谷義雄
鶴弥義雄

1969年デイリースポーツ入社。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われるほどに。

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開催日・発走時間 2025年9月28日(日)15:40予定
開催会場 中山競馬場
グレード G1(第59回)
ダートor芝・距離 芝・1200m(右)
出走条件・頭数 3歳以上(国際)(指定)・定量/フルゲート16頭
優先出走権 同年のキーンランドC(G3)およびセントウルS(G2)の各勝ち馬に本競走の優先出走権
出走予定頭数 未定(出馬表公表時に確定)
1着本賞金 1億7,000万円

2025年9月28日(日)のスプリンターズステークス2025(GI)は、秋GI開幕の電撃1200m決戦。中山芝1200m(短い直線+急坂)の高速舞台で“年間最速馬”を決めます。

過去10年は上位人気が優勢ながら大波乱もあり振れ幅大。

本記事では初心者にもわかりやすく、過去データから有力馬・穴馬・展開を分析し、中山芝1200mのコース特徴を踏まえて予想をお届けします。

スプリンターズステークス2025の最終予想

枠順確定後、各馬の状態と合わせて9月26日(金)に更新します。

スプリンターズステークス2025の追い切り評価

最終追い切り終了後、9月26日(金)に更新します。

スプリンターズステークス2025 出走予定馬(想定)

馬名 騎手(想定) 前走 主な実績・特徴
サトノレーヴ J.モレイラ ジュライC(英G1)2着 2025年高松宮記念馬、春秋スプリント制覇狙う
ラッキースワイネス K.リョン 香港G3(調整レース)2着 香港短距離王者、G1通算4勝の実力馬
ルガル 川田将雅 高松宮記念(G1)15着 2024年スプリンターズS優勝馬、連覇を狙う
ナムラクレア C.ルメール 高松宮記念(G1)2着 高松宮記念3年連続2着、悲願のGI制覇へ
ママコチャ 岩田望来 (休養明け) 2023年スプリンターズS優勝、健在の6歳牝馬
カンチェンジュンガ 坂井瑠星 セントウルS(G2)1着 2025年阪急杯・セントウルS優勝、勢い十分
トウシンマカオ 横山武史 セントウルS(G2)2着 2025年京王杯SC優勝、重賞5勝の実力馬
カピリナ 戸崎圭太 函館SS(G3)1着 2025年函館スプリントS優勝、上昇中の4歳牝馬
ジューンブレア 武豊 函館SS(G3)2着 父米三冠馬の4歳牝馬、重賞で連対歴あり
ピューロマジック 松山弘平 アイビスSD(G3)1着 直線1000m巧者、重賞3勝の快速4歳牝馬
ヤマニンアルリフラ 団野大成 北九州記念(G3)1着 2025年北九州記念馬、ハンデ戦からの挑戦
ウインカーネリアン 三浦皇成 キーンランドC(G3)5着 2022年関屋記念馬、マイル路線から転向

スプリンターズステークス2025の有力馬3頭

秋のスプリント王決定戦にふさわしく、今年のスプリンターズSも国内外から実力馬が集結しました。

その中でも優勝争いの中心となりそうな3頭を紹介します。

サトノレーヴ

今年3月の高松宮記念を制した現役最強スプリンターです。春のGI初制覇後は海外遠征にも挑戦し、香港G1・英国G1で連続2着と世界を相手に健闘。充実ぶりを示して帰国し、史上数頭しか達成していない春秋スプリントGI制覇を狙います。

中山コースは初めてですが、父ロードカナロア譲りのスピードと、母父サクラバクシンオー譲りの短距離適性で克服可能でしょう。

陣営も「パワーアップして帰ってきた。日本のファンに強さを証明したい」と意気込んでおり、オッズ上も1番人気が予想される主役です。

ラッキースワイネス

香港から参戦する刺客。ラッキースワイネスは香港スプリント(G1)を含むGI4勝を挙げる現地チャンピオンスプリンターです。

前哨戦として9月の香港ローカルG3で2着に入り、日本遠征に照準を合わせてきました。過去に香港馬の制覇は2010年ウルトラファンタジー以来無く、15年ぶりの外国馬Vが懸かります。

「高速馬場への対応がカギ」とも言われますが、香港での持ち時計は1分7秒台と優秀で適応可能でしょう。

ナムラクレア

6歳牝馬ながら近年短距離戦線で常に上位争いを演じている実力馬です。

高松宮記念では3年連続の2着と涙を呑んできましたが、昨年のスプリンターズSでも3着と健闘するなどGIタイトルに手が届きそうで届かない“善戦ウーマン”です。

それでも重賞5勝の実績と安定感はメンバー随一で、特に速い上がりを長く使える末脚は武器となります。中山コースは昨年克服済みで、今回は悲願のタイトル奪取に向けてC.ルメール騎手との新コンビで挑みます。

陣営も「幾度も悔しい思いをしたぶん、今度こそ勝たせたい」と並々ならぬ意気込み。人気も上位に支持される見込みで、勝ち負け必至の一頭でしょう。

スプリンターズステークス2025の穴馬2頭

実力馬が順当に強さを発揮する一方で、スプリント戦らしく伏兵の台頭も十分考えられます。

今年も侮れない2頭をピックアップしました。

トウシンマカオ

5歳牡馬。重賞5勝を誇る実力馬ですが、GIではあと一歩届かない存在でした。

しかし今年は京王杯スプリングC(G2)を制し、短距離適性の高さを再アピールしています。もともと先行力とスピードの持続力が武器で、昨年のセントウルSを逃げ切った実績もあります。

今回も内枠を引ければハナを主張する可能性があり、マイペースで運べれば粘り込み十分です。

実績上位馬に比べ人気は一段落ちる見込みですが、展開ひとつで高配当の立役者になり得る一頭と言えます。

ピューロマジック

4歳牝馬。今年のアイビスサマーダッシュ(G3)を制したように、直線競馬1000mで無類の強さを見せる快速馬です。

今回は初の中山1200mとなりますが、父クロフネ譲りのパワーと母系キングカメハメハのスピードでこなせる可能性は十分あります。小柄な牝馬ながら鋭い加速力を長く維持できるタイプで、展開が縦長の消耗戦になれば台頭もあり得るでしょう。

重賞3勝の実績がありながらGIでは人気薄必至だけに、軽視は禁物。一発の魅力を秘めた伏兵として要チェックです。

スプリンターズステークス2025の展開予想

スプリンターズステークス2025のレースの展開を予想してみましょう。

ハイレベルな短距離戦ならではの流れを、メンバー構成や過去の傾向から探ります。

①スタートからハイペース必至

1200mのGIだけに、序盤から激しい先行争いが予想されます。

逃げ候補はトウシンマカオやウインカーネリアン、海外馬ラッキースワイネスも先行策を取る可能性があります。各馬が押し出されれば前半600mは32秒台後半~33秒前半の速いラップで飛ばす展開もあり得ます。

極端なハイペースになると後続にもチャンスが広がりますが、スプリントGIでは先行勢もそれを見越して仕掛けをワンテンポ抑えるケースもあり、平均~やや速めくらいの流れに落ち着くこともあります。

②先行有利だが差しも台頭

中山芝1200mは最後の直線が約310mと短く急坂もあるため、基本的には先行有利と言われます。

ただし近年のスプリンターズSでは、レッドファルクスやグランアレグリアのように差し・追い込み馬が豪脚で差し切るシーンも見られます。ポイントは4コーナーでの位置取りで、先頭から5~6番手以内に付けて直線を迎えた馬がそのまま粘り込むか、あるいは坂上で末脚自慢が一気に差し切るかの攻防になるでしょう。

過去10年の勝ち馬の半数以上が上がり3F最速をマークしており、速い上がりを繰り出せる馬であれば差し切りも十分可能です。

③鍵を握るスタートと急坂

“スタート一瞬のミスが命取り”とも言われる短距離戦だけに、ゲートの出が極めて重要です。

出遅れ癖のある馬は大きなハンデを負いますし、逆にダッシュ力のある馬は序盤で好位を取りやすくなります。また、ゴール前の急坂では一気のギアチェンジは難しく、持続する底力が問われます。3コーナーの下り坂から勢いを付け、坂の途中で先頭に立つくらいの競馬が理想的です。

枠順も重要で、内枠でロスなく立ち回れれば理想ですが、閉じ込められるリスクもあります。一方、外枠からでもスムーズに加速できれば問題なく、結局は各馬のスタート~加速力次第で有利不利を覆せるでしょう。

当日の馬場や風向きも含め、各騎手の戦略が光る展開になりそうです。

スプリンターズステークス2025が開催される中山芝1,200mの特徴

スプリントステークス2025予想 中山競馬場芝1,200mの特徴
出典:JRA

スプリンターズステークスは中山競馬場・芝1200m(右回り)コースで行われます。そのレイアウトと傾向を押さえておきましょう。

持久力とパワーが肝心

中山芝1200mは向正面のポケット(シュート)からスタートし、すぐに3コーナーへと入ります。スタート後しばらくは緩やかな下り坂になっており、自然とペースが上がりやすい形態です。その後、最後の直線手前で一旦平坦になり、直線に入って約200m地点から高低差2.4mの急坂を駆け上がります。直線の長さは約310mと短めで、しかもゴール前に坂が待つため、スピードだけで押し切るのは容易ではありません。

瞬間的な切れ味より、坂でも減速しない持久力とパワーを兼ね備えた馬が好走しやすいコースと言えます。

内枠がやや有利

コーナーまでの距離が短いことから内枠がやや有利です。実際、過去の傾向でも1~4枠の連対率16.3%、複勝率27.5%に対し、5~8枠は連対率8.9%、複勝率10.1%と明確に内寄りが好成績を収めています。

ロスなく立ち回れる内枠勢は要注目ですが、外枠からでも能力のある馬は勝ち負けに加わっており(※2014年は18番枠のスノードラゴンが優勝)、展開次第で枠順不利を覆すケースもある点には注意が必要です。

スプリンターズステークス2025の過去10年のデータと傾向

着順 枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 所属 人気 単勝 騎手
2024年 1 7 13 ルガル 牡4 58.0 (栗) 9 28.5 西村淳
2 1 2 トウシンマカオ 牡5 58.0 (美) 5 9.6 菅原明
3 5 5 ナムラクレア 牝5 56.0 (栗) 4 8.2 横山武
2023年 1 3 6 ママコチャ 牝4 56.0 (栗) 3 4.9 川田将
2 5 10 マッドクール 牡4 58.0 (栗) 6 14.0 坂井瑠
3 1 1 ナムラクレア 牝4 56.0 (栗) 1 2.9 浜中俊
2022年 1 1 2 ジャンダルム 牡7 57.0 (栗) 8 20.3 荻野極
2 4 7 ウインマーベル 牡3 55.0 (美) 7 20.0 松山弘
3 3 6 ナランフレグ 牡6 57.0 (美) 5 18.6 丸田恭
2021年 1 2 4 ピクシーナイト 牡3 55.0 (栗) 3 5.3 福永祐
2 6 12 レシステンシア 牝4 55.0 (栗) 2 3.4 ルメール
3 1 1 シヴァージ 牡6 57.0 (栗) 10 47.5 吉田隼
2020年 1 5 10 グランアレグリア 牝4 55.0 (美) 1 2.2 ルメール
2 2 3 ダノンスマッシュ 牡5 57.0 (栗) 3 5.1 川田将
3 8 16 アウィルアウェイ 牝4 55.0 (栗) 10 60.9 松山弘
2019年 1 4 8 タワーオブロンドン 牡4 57.0 (美) 2 2.9 ルメール
2 4 7 モズスーパーフレア 牝4 55.0 (栗) 3 6.2 松若風
3 1 2 ダノンスマッシュ 牡4 57.0 (栗) 1 2.8 川田将
2018年 1 4 8 ファインニードル 牡5 57.0 (栗) 1 2.8 川田将
2 5 9 ラブカンプー 牝3 53.0 (栗) 11 31.7 和田竜
3 1 1 ラインスピリット 牡7 57.0 (栗) 13 63.7 武豊
2017年 1 4 8 レッドファルクス 牡6 57.0 (美) 1 3.2 Mデム
2 1 2 レッツゴードンキ 牝5 55.0 (栗) 5 10.8 岩田康
3 3 6 ワンスインナムーン 牝4 55.0 (美) 7 16.0 石橋脩
2016年 1 7 13 レッドファルクス 牡5 57.0 (美) 3 9.2 Mデム
2 8 15 ミッキーアイル 牡5 57.0 (栗) 2 8.2 松山弘
3 2 4 ソルヴェイグ 牝3 53.0 (栗) 9 27.1 田辺裕
2015年 1 1 2 ストレイトガール 牝6 55.0 (栗) 1 4.4 戸崎圭
2 2 4 サクラゴスペル 牡7 57.0 (美) 11 28.8 横山典
3 3 6 ウキヨノカゼ 牝5 55.0 (美) 9 19.6 四位洋

過去10年(2015~2024年)のスプリンターズステークスの結果データを振り返り、主な傾向を分析します。

総合傾向

基本は上位人気馬が優勢ですが、2022年ジャンダルム(8番人気)、2024年ルガル(9番人気)のように波乱例もあるため油断は禁物です。

近年は牝馬・牡馬が互角で、勝ち馬は牡馬6頭・牝馬4頭。世代別では4~5歳が中心ですが、2017年レッドファルクス(6歳)、2022年ジャンダルム(7歳)のように高齢馬の激走もあります。

3歳は参戦数こそ少ないものの、2021年ピクシーナイトが制覇しており、やはり充実期の4~5歳を重視するのがセオリーです。

過去10年の血統傾向

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率 勝ち馬占有率 3着以内占有率
スウェプトオーヴァーボード 2-0-1-1 50.0% 50.0% 75.0% 20.0% 10.0%
ディープインパクト 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0% 10.0% 6.7%
アドマイヤムーン 1-0-1-7 11.1% 11.1% 22.2% 10.0% 6.7%
クロフネ 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0% 10.0% 3.3%
モーリス 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0% 10.0% 3.3%
Kitten’s Joy 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0% 10.0% 3.3%
フジキセキ 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0% 10.0% 3.3%
ドゥラメンテ 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0% 10.0% 3.3%
Raven’s Pass 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0% 10.0% 3.3%
ロードカナロア 0-1-1-12 0.0% 7.1% 14.3% 0.0% 6.7%
ダイワメジャー 0-1-1-4 0.0% 16.7% 33.3% 0.0% 6.7%
キングカメハメハ 0-1-0-3 0.0% 25.0% 25.0% 0.0% 3.3%
アイルハヴアナザー 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3% 0.0% 3.3%
Speightstown 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3% 0.0% 3.3%
ショウナンカンプ 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3% 0.0% 3.3%
サクラプレジデント 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0% 0.0% 3.3%
Dark Angel 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0% 0.0% 3.3%
ビッグアーサー 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0% 0.0% 3.3%
ミッキーアイル 0-0-2-4 0.0% 0.0% 33.3% 0.0% 6.7%
ジャスタウェイ 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0% 0.0% 3.3%
ゴールドアリュール 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0% 0.0% 3.3%
オンファイア 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0% 0.0% 3.3%
First Samurai 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0% 0.0% 3.3%
その他 0-0-0-77 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%

スピード決着になりやすいGIらしく、父系には短距離適性の高い血統が目立ちます。

ロードカナロア産駒は父自身に続き2019年タワーオブロンドン、2021年ピクシーナイトなどが好走。キングカメハメハ系やサンデー系でもスプリント適性を伝える配合が強く、2018年ファインニードル、2020年グランアレグリアが好例です。

母系ではサクラバクシンオーの血が強力で、サトノレーヴやナムラクレアは直線の坂でも減速せず持続力を発揮。ナムラクレアは父ミッキーアイルの新興スプリント血統で、近年存在感を増しています。

総じて、スピード型か欧州的パワー型血統が台頭しやすいのが特徴です。

過去10年の人気傾向

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率 勝ち馬割合 3着以内割合
1番人気 4-0-2-4 40.0% 40.0% 60.0% 40.0% 20.0%
2番人気 1-2-0-7 10.0% 30.0% 30.0% 10.0% 10.0%
3番人気 3-2-0-5 30.0% 50.0% 50.0% 30.0% 16.7%
4番人気 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0% 0.0% 3.3%
5番人気 0-2-1-7 0.0% 20.0% 30.0% 0.0% 10.0%
6番人気 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0% 0.0% 3.3%
7番人気 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0% 0.0% 6.7%
8番人気 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0% 10.0% 3.3%
9番人気 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0% 10.0% 10.0%
10番人気 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0% 0.0% 6.7%
11番人気 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0% 0.0% 6.7%
12番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%
13番人気 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0% 0.0% 3.3%
14番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%
15番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%
16番人気 0-0-0-9 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%

1番人気は勝率40%、複勝率60%とまずまず安定しており、過去10年で4勝を挙げています。軸としての信頼度は依然高めと言えます。

一方で2~3番人気も勝率10~30%を確保しており、上位人気全体では堅実に結果を残しています。特に3番人気は3勝・2着2回と好成績で、侮れません。

対して4~6番人気は低調で、勝ち馬は出ていません。ただし5番人気や7~9番人気から複数の連対・好走例があり、伏兵の台頭も見逃せません。

さらに2桁人気からの激走もあり、8番人気や9番人気から勝ち馬が出ている点は注目に値します。特に9番人気は3着2回を含め複勝率30%を記録しています。

総じて、本命は上位人気から、相手には中穴~大穴まで幅広く押さえておくのがセオリーと言えるでしょう。

過去10年の枠順傾向

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 勝ち馬割合 3着以内割合
1枠 2-2-4-12 10.0% 20.0% 40.0% 20.0% 26.7%
2枠 1-2-1-16 5.0% 15.0% 20.0% 10.0% 13.3%
3枠 1-0-4-15 5.0% 5.0% 25.0% 10.0% 16.7%
4枠 3-2-0-15 15.0% 25.0% 25.0% 30.0% 16.7%
5枠 1-2-0-16 5.3% 15.8% 15.8% 10.0% 10.0%
6枠 0-1-0-19 0.0% 5.0% 5.0% 0.0% 3.3%
7枠 2-0-0-18 10.0% 10.0% 10.0% 20.0% 6.7%
8枠 0-1-1-18 0.0% 5.0% 10.0% 0.0% 6.7%

中山芝1200mは基本的に内枠有利で、データ上もその傾向が明確です。過去10年の勝ち馬のうち7割が1~4枠から出ており、特に4枠は勝率15.0%と好成績を残しています。

馬券圏内30頭のうち約6割が1~3枠から出ており、内目の枠が優勢です。実際2017年は1~3枠の内枠勢が上位を独占しました。

もっとも外枠からの好走例も存在しており、2018年ファインニードル(5枠8番)、2020年グランアレグリア(5枠10番)のように力のある馬は外枠でも勝ち切っています。

総じて「内有利だが、絶対ではない」点を踏まえ、枠と脚質のバランスが予想のカギになります。

過去10年の前走ローテ傾向

前走レース 着別度数
セントウルS 4-3-1-44
安田記念 2-1-1-6
北九州記念 2-1-1-19
キーンランドC 1-1-5-37
CBC賞 1-1-0-1
ヴィクトリアマイル 0-1-0-1
函館スプリントS 0-1-0-5
高松宮記念 0-1-0-1
朱鷺S 0-0-1-1
パラダイスS 0-0-1-0

スプリンターズSは多様なローテから参戦しますが、主に次のステップが中心です。

セントウルS組: 秋の王道路線で、2018年ファインニードル、2021年ピクシーナイトが優勝。今年もカンチェンジュンガ、トウシンマカオが該当し最重要ステップです。

キーンランドC組: 2019年タワーオブロンドンが制覇、2022年ジャンダルムも凡走から巻き返し。洋芝凡走組の逆襲も要警戒です。

高松宮記念組: 半年前の春GIから直行する馬も多く、グランアレグリアやナムラクレアのように実力馬ならぶっつけでも好走可能です。

その他路線: 函館SSやCBC賞、北九州記念、マイル路線や海外帰りなどもあり、2020年グランアレグリアは安田記念から直行で勝利。適性と仕上がりが重要です。

総じてセントウルS・キーンランドCが中心ですが、休み明けの実績馬も軽視できません

スプリンターズステークス2025予想まとめ

以上、スプリンターズステークス2025予想をお届けしました。

データ・メンバーを総合的に見ると、春の王者サトノレーヴと香港馬ラッキースワイネスの実績が一枚抜けている印象で、この2頭が人気・実力ともに双璧でしょう。
さらに安定感抜群のナムラクレアを加えた3頭が優勝争いの中心となりそうです。

一方で、近年は波乱も起きているだけにヒモ候補には穴馬の台頭にも目を配りたいところ。

今年もトウシンマカオやピューロマジックといった伏兵が展開次第で上位に食い込む可能性を秘めています。

基本は実力馬を信頼しつつも、高配当狙いなら中穴勢まで手広くフォローするのが吉と言えるでしょう。当日は馬場状態や気象条件にも注意を払い、秋初戦にふさわしい「最速の栄冠」を掴む一頭を見極めたいですね。

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