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更新日:2025.12.27
中山金杯2026予想

【中山金杯2026予想】本命・穴馬・展開を過去10年の傾向・全頭追い切りから徹底予想!

監修者:鶴谷義雄
鶴谷義雄

1969年デイリースポーツ入社。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われるほどに。

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中山金杯2026の概要
開催日・発走時間 2026年1月4日(日)15:45頃
開催会場 中山競馬場
グレード GIII(国際)
芝・距離 芝・2000m(右)
出走条件 サラ系4歳以上(国際)
負担重量 ハンデキャップ
1着本賞金 4300万円

中山金杯2026徹底予想

中山金杯は、新年最初の重賞競走であり「一年の計は金杯にあり」とも言われる伝統の一戦です。

舞台は中山芝2000m(内回り)。スタート直後とゴール前に急坂があり、冬場は馬場も力が要るため、スピードだけでなくスタミナ・パワー・立ち回りが問われます。さらにハンデ戦だけに、実績馬の斤量次第では伏兵の台頭も十分ある一戦です。

本記事では、過去10年のデータ傾向とコース特徴を踏まえ、有力馬・穴馬・展開予想まで徹底的に掘り下げます。

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新年最初の重賞で「金杯で乾杯」を目指しましょう!

中山金杯2026有力馬3頭

記事中盤で詳しく分析していますが、過去データを見ると勝ち馬は5番人気以内が中心で、1番人気も【4勝・複勝率60%】と安定しています。

実力上位馬が素直に結果を出しやすい一方、ハンデ戦らしく中穴の食い込みも無視できません。

その傾向を踏まえ、今年の出走馬の中からデータ的に軸向きの3頭をピックアップします。

シリウスコルト(牡5)– 新潟大賞典制覇の実力馬、ハンデ克服で軸筆頭

シリウスコルト
出典:
netkeiba

重賞実績と脚質の安定感を考えれば、シリウスコルトは中山金杯2026の軸として最も信頼できる存在です。

昨春の新潟大賞典を制した重賞ウイナーで、芝2000mの重賞勝ち実績はメンバー中でも最上位クラス。過去10年の中山金杯勝ち馬がすべて重賞連対以上の実績馬である点からも、データ面で軸に最適と言えるでしょう。

トップハンデ想定は懸念材料ですが、先行して長く脚を使えるタイプで中山芝2000mとの相性は良好。1番人気想定でも【勝率40%・複勝率60%】という高い信頼度を考えれば、総合力で押し切る可能性は十分あります。

ニシノエージェント(牡4)– 昨年京成杯Vのコース巧者、世代代表の対抗格

ニシノエージェント
出典:
netkeiba

中山芝2000mの重賞実績と斤量面の恩恵を考えれば、ニシノエージェントは古馬撃破も十分に狙える対抗候補です。

2025年の京成杯を制した重賞ウイナーで、中山芝2000mでの勝利経験は大きな強み。過去10年の中山金杯連対馬の多くが芝1800~2200mの重賞実績馬である点からも、データ的に有力な存在と言えます。

年明け金杯で好走例の多い4歳馬で、斤量面の恩恵も見込める点は魅力。先行力と器用さを兼ね備えた脚質で中山内回りとも相性が良く、世代代表として注目したい一頭です。

アンゴラブラック(牝5)– 充実期を迎えた上がり馬、軽量を活かし台頭十分

アンゴラブラック
出典:
netkeiba

4歳秋から一気に力をつけてきたアンゴラブラックも注目の存在です。

キズナ×ルーラーシップのスタミナ型血統で、夏から3連勝でオープン入りし、初の重賞挑戦となったアイルランドTでも2着と好走。近走内容からも充実期に入った印象です。

中山金杯では牝馬の勝利こそ少ないものの、軽斤量を武器に好走する例はあり、想定52~53kgなら展開ひとつで一発も十分。先行して粘り込めるタイプで、時計の掛かる馬場や持久戦になれば、軽斤量を活かした粘り込みで波乱を演出する可能性があります。

有力馬3頭まとめ
◎シリウスコルト(実績最上位。先行力と安定感で軸最有力)
○ニシノエージェント(コース重賞勝ちの4歳馬。斤量利で逆転狙う)
▲アンゴラブラック(充実の上がり馬。軽量活かし波乱の使者に)

中山金杯2026の穴馬2頭

上位人気馬が実績的にも強力な一方で、ハンデ戦ならではの伏兵の台頭も見逃せません。

過去には2017年ツクバアズマオー(6番人気)や2022年レッドガラン(7番人気)の勝利があり、中穴クラスまでなら十分馬券圏内に突っ込んできます

アラタ(牡9)– ベテラン復活なら侮れない穴党の星

アラタ
出典:netkeiba

実績・中山適性・ハンデ減が噛み合えば、アラタはベテランの意地で馬券圏内まで十分に届く存在です。

9歳ながら重賞戦線で息長く活躍しており、一昨年の中山金杯でも7番人気で4着と健闘。中山コース適性の高さは証明済みです。

7歳以上の好走には前走内容が重要とされますが、陣営が立て直しに手応えを掴んでいる点は好材料でしょう。

父キングカメハメハ系の血統背景も中山金杯向きで、中団から脚を伸ばす展開になれば浮上の余地は十分あります。

リカンカブール(セ7)– 一昨年の覇者、中山巧者の復活走に注意

リカンカブール
出典:netkeiba

得意の中山芝2000mで展開がハマれば、リカンカブールは一変して波乱を演出できる伏兵です。

2024年の中山金杯勝ち馬で、同舞台での実績は最上位クラス。近走不振で人気は落ちそうですが、父シルバーステートのパワー型血統もタフな中山向きです。

中団後方からのまくりが得意で、中山芝2000mで決まりやすい展開になれば、再びロングスパートから上位進出する可能性は十分あります。

中山金杯2026 最終予想

※「最終予想」は枠順確定後の1/2(金)に更新予定です。

中山金杯2026 全頭追い切り評価

※最終追い切り終了後に更新予定。

中山金杯2026 出走想定馬

馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 所属 調教師 寸評 短評
シリウスコルト 牡5 57.0 未定 美浦 田中勝春 重賞ウイナー、安定感魅力 実力断然で軸最有力
ニシノエージェント 牡4 55.0 未定 美浦 千葉直人 昨年京成杯馬、コース巧者 斤量魅力で世代の意地
アンゴラブラック 牝5 53.0 未定 美浦 尾関知人 3連勝から重賞2着、勢いあり 軽量活かし上位進出も
ウエストナウ 牡5 54.0 未定 栗東 佐々木晶三 上がり馬も重賞初挑戦 キャリア浅く未知の魅力
カネラフィーナ 牝4 52.0 未定 美浦 手塚貴久 良血馬、古馬初対戦 斤量魅力も相手強化
ケイアイセナ 牡7 56.0 未定 栗東 平田修 ディープ産駒、OP実績安定 決め手不足も展開次第
アラタ 牡9 57.0 未定 美浦 和田勇介 2015新潟記念馬、近走低調 ベテラン一発警戒
バビット 牡9 56.0 未定 栗東 浜田多実雄 逃げ一手の超個性派 展開嵌まれば粘り込み怖い
リカンカブール セ7 56.0 未定 栗東 田中克典 一昨年覇者も近走不振 得意舞台で復活あれば

中山金杯2026の展開予想

バビットの単騎逃げから平均~やや速めの流れとなり、先行~好位勢が有利な展開を想定します。

明確な逃げ馬はバビットのみで、スタートから1コーナーまでの距離も短く、序盤の先行争いは落ち着きそうです。ただし楽に逃げてもペースを緩めないタイプのため、全体としては平均以上の流れになる可能性が高いでしょう。

先行勢はシリウスコルト、ニシノエージェントが好位を確保し、アンゴラブラックも軽斤量を活かして前目につけたいところ。一方、アラタやリカンカブールは後方待機が濃厚です。

向正面から3コーナーにかけて隊列は縦長になり、中山芝2000m特有の下り坂を利用した早め進出も発生しやすい展開。直線は短いため、坂上で抜け出した先行勢が押し切る形が本線ですが、前半が速くなれば差し・まくり勢の台頭も十分あります。

総合力上位のシリウスコルトを中心に、外からニシノエージェントが迫り、後方からはアラタやリカンカブールの一発にも注意が必要。最後は力差の出にくい混戦のゴール前になる可能性が高いでしょう。

※枠順未確定時点での想定展開です

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中山芝2000m(内回り)の特徴【中山金杯2026開催コース】

中山競馬場芝2000mのコース図
出典:JRA

中山芝2000m(内回り)は、スタート直後とゴール前に高低差2.2mの急坂があるタフなコースです。最初のコーナーまで約405mありますが、上り坂の影響で序盤は流れやすく、1~2コーナーで一度ペースが落ち着く傾向にあります。

向正面は下り坂、3コーナーから再び上りに転じ、直線は約310mと短め。スピードだけでなく、持続力とパワー、そして小回りでの器用さが求められます。基本は内枠・先行有利ですが、流れ次第ではまくりも決まるため油断は禁物。

まとめると、好位で運び、長く脚を使えるタイプが最も安定して力を発揮しやすく、後方一気の追い込みは決まりにくいコースと言えるでしょう。

中山金杯 過去10年のデータ傾向

最後に、予想の裏付けとなる過去10年(2015~2024年)の中山金杯データを振り返ります。

人気、配当、騎手、血統、枠順、脚質など主要ファクター別に傾向をまとめました。

近年の傾向を把握することで、今年のレースの狙いどころがより明確になるでしょう。

過去10年の人気別傾向

人気 勝ち数 2着数 3着数 勝率 連対率 複勝率
1番人気 4 0 2 40% 40% 60%
2番人気 1 1 1 10% 20% 30%
3番人気 2 0 0 20% 20% 20%
4番人気 2 0 1 20% 20% 30%
5番人気 1 2 0 10% 30% 30%
6番人気 0 3 1 0% 30% 40%
7番人気 0 3 0 0% 30% 30%
8番人気 0 1 1 0% 10% 20%
9番人気 0 0 1 0% 0% 10%
10番人気以下 0 0 3 0% 0% 4%

※本データは2015〜2024年のJRA中山金杯の成績をもとに独自集計(詳細な出典は下部参照

中山金杯は軸を上位人気に置き、相手に中穴まで押さえるのが最も効率的なレースです。

過去10年では1番人気が【勝率40%・複勝率60%】と高い信頼度を誇り、勝ち馬もすべて5番人気以内。極端な大波乱は起きていません。

一方で6~7番人気の2着や、8~9番人気の3着例はあり、中穴の食い込みには注意が必要です。とはいえ10番人気以下は複勝率4%と低く、大穴狙いは非効率。軸は1~5番人気、ヒモで6~9番人気までが基本スタンスと言えるでしょう。

過去10年の配当傾向

券種 最高配当 最低配当 平均配当
単勝 1,590円(2022年) 250円(2018年) 約600円
馬連 12,640円(2022年) 680円(2018年) 約3,500円
馬単 28,410円(2022年) 1,100円(2018年) 約6,700円
3連複 18,300円(2021年) 7,500円(2022年) 約12,000円
3連単 93,740円(2025年) 2,640円(2017年) 約40,000円

※2015~2024年の中山金杯(JRA)の払戻金をもとに独自集計

中山金杯は配当妙味よりも、堅実に当てにいく組み立てが向くレースです。

配当面を見ると、単勝は200~300円台の年も多く、高くても2015年の1,840円、直近では2022年の1,590円が最高。馬連・馬単も万馬券はほぼ出ておらず、多くが数千円台に収まっています。3連複は堅いと数千円、荒れても2万円台まで、3連単も近年は10万円未満が続いています。

超大穴が絡みにくい傾向から、高配当一本狙いは分が悪く、基本は人気サイドを厚めに、波乱を見込む場合でも中穴までが現実的。的中重視の堅実な馬券戦略が最も噛み合うレースと言えるでしょう。

過去10年の騎手別成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率
戸崎圭太 2-1-1-5 / 9 22.2% 33.3% 44.4%
津村明秀 1-0-0-6 / 7 14.3% 14.3% 14.3%
横山武史 0-0-1-4 / 5 0.0% 0.0% 20.0%
横山典弘 0-0-0-4 / 4 0.0% 0.0% 0.0%
横山和生 0-0-0-3 / 3 0.0% 0.0% 0.0%
石川裕紀人 0-0-0-4 / 4 0.0% 0.0% 0.0%
菅原明良 0-0-0-3 / 3 0.0% 0.0% 0.0%
三浦皇成 0-0-0-3 / 3 0.0% 0.0% 0.0%
その他 7-6-8-53 / 74 9.5% 17.6% 28.4%

※2015~2024年の中山金杯結果をもとに主な騎手を抜粋

中山金杯は戸崎圭太騎手を中心に、関東所属の騎手を重視したい一戦です。

戸崎騎手は2018年・2023年と2勝を挙げ、複勝率44.4%と抜群の相性。中山芝2000mで得意とする捲りの判断力が、このレースでも大きな武器になります。一方で、横山典弘騎手のように実績豊富でも結果が出ていないケースもあり、ハンデ戦ならではの難しさが表れています。

近年は津村明秀騎手や吉田豊騎手など関東勢の活躍も目立ち、地元・中山を熟知した騎手が有利な傾向。騎手面から狙うなら、戸崎騎手を軸に関東の有力ジョッキーを押さえるのが基本スタンスと言えるでしょう。

過去10年の種牡馬別成績

種牡馬 条件 着別度数 勝率 連対率 複勝率
キングカメハメハ 当該重賞 1-1-1-6/9 11% 22% 33%
当該条件 5-7-6-35/53 9% 23% 34%
ロードカナロア 当該重賞 1-0-0-3/4 25% 25% 25%
当該条件 4-3-0-20/27 15% 26% 26%
シルバーステート 当該重賞 1-0-0-1/2 50% 50% 50%
当該条件 2-1-0-15/18 11% 17% 17%
Frankel 当該重賞 0-0-1-1/2 0% 0% 50%
当該条件 0-0-1-2/3 0% 0% 33%
ディープインパクト 当該重賞 0-0-0-13/13 0% 0% 0%
当該条件 15-8-11-76/110 14% 21% 31%
ルーラーシップ 当該重賞 0-0-0-5/5 0% 0% 0%
当該条件 2-2-6-27/37 5% 11% 27%
キズナ 当該重賞 0-0-0-3/3 0% 0% 0%
当該条件 2-0-2-31/35 6% 6% 11%
エピファネイア 当該重賞 0-0-0-1/1 0% 0% 0%
当該条件 2-4-2-26/34 6% 18% 24%

※2015~2024年 種牡馬別成績(当該重賞=中山金杯、当該条件=中山芝2000m)

中山金杯はキングカメハメハ系など、パワーと持久力を伝える血統を重視したいレースです。

過去10年ではキングカメハメハ産駒が【1-1-1-6/複勝率33%】と安定しており、ラブリーデイ(2015年)を輩出。ロードカナロア産駒も2022年にレッドガランが勝利し、存在感を示しています。一方、ディープインパクト産駒は0勝・0連対と不振で、瞬発力型は中山金杯では割引が必要です。

近年ではシルバーステート産駒も好結果を残しており、パワーと持久力のバランス型血統が有利。今年はキングカメハメハ系のアラタや、シルバーステート産駒のリカンカブールに血統面の後押しが期待できるでしょう。

過去10年の枠番別傾向

勝ち数 2着数 3着数 勝率 連対率 複勝率
1枠 1 2 3 6% 17% 33%
2枠 2 2 1 11% 22% 28%
3枠 2 0 1 11% 11% 16%
4枠 3 3 0 15% 30% 30%
5枠 3 2 1 15% 25% 30%
6枠 1 0 2 5% 5% 16%
7枠 0 0 0 0% 0% 0%
8枠 0 2 3 0% 7% 19%

※本データは2015〜2024年のJRA中山金杯の成績をもとに独自集計(詳細な出典は下部参照

中山金杯は4~5枠の中枠を軸に、内枠は展開次第、外枠は評価を下げたいレースです。

過去10年では4枠・5枠がともに勝ち馬3頭、複勝率30%と安定しており、特に5枠は勝率15%・複勝率30%で最上位。中枠の馬が力を発揮しやすい傾向が見て取れます。内枠(1~3枠)は一定の好走例がある一方、包まれるリスクもあり過信は禁物。ただし1枠は複勝率33%と安定感があります。

外枠(7~8枠)は勝ち馬ゼロと苦戦傾向で、7枠は馬券絡みなし。8枠は2・3着の例があり、勝ち切れないがヒモ候補まで。枠の有利不利は年々小さくなっていますが、最終的には枠順・脚質・騎手の組み合わせで判断するのが有効でしょう。

過去10年の脚質別傾向

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0-1-2-7 / 10 0.0% 10.0% 30.0%
先行 4-3-3-23 / 33 12.1% 21.2% 30.3%
差し 6-5-5-56 / 72 8.3% 15.3% 22.2%
追込 0-0-0-44 / 44 0.0% 0.0% 0.0%
捲り 0-1-0-2 / 3 0.0% 33.3% 33.3%

※2015~2024年の中山金杯出走馬の脚質をJRA公表の上がり3F順位から分類

中山金杯は逃げ・追い込みが不利で、先行~好位差しが最も安定するレースです。

過去10年で逃げ切り勝ちはゼロ、追い込みも馬券絡みなしと極端な傾向。先行勢(道中5番手以内)は複勝率30%超で最も安定しており、好位から早めに動ける馬が結果を出しやすい舞台です。差し馬も勝ち切る年はありますが、来ない年は全滅しやすく安定感には欠けます。

例外的に決まるのが「捲り」で、流れ次第では中団から早め進出がハマるケースも。総合すると、好位差しを本線に、スローなら前残り、流れれば早め進出型を重視するのがセオリーでしょう。

過去10年の前走レース傾向

前走レース 成績(勝-2着-3着-着外) 勝率 連対率 複勝率
チャレンジC (GIII) 【2-2-1-12】 11.1% 22.2% 27.8%
ディセンバーS (L) 【2-1-2-8】 15.4% 23.1% 38.5%
エリザベス女王杯 (GI) 【1-1-0-2】 25.0% 50.0% 50.0%
ジャパンカップ (GI) 【1-0-1-5】 14.3% 14.3% 28.6%
その他のGII 【3-1-3-18】 11.5% 15.4% 26.9%
その他のGIII 【1-3-3-30】 2.7% 10.8% 18.9%
OP・L 【0-2-0-21】 0.0% 8.7% 8.7%

※2015~2024年の中山金杯出走馬の前走を分類し集計

中山金杯は前走内容とローテを素直に評価したいレースです。

前走で掲示板を確保していた馬の好走率が高く、特に高齢馬で前走凡走だったケースは割引。今年は、格上相手の大敗だったシリウスコルトは度外視可能で、ニシノエージェントは休み明けの4歳勢として評価。アンゴラブラックは上昇ローテが魅力で、アラタやリカンカブールは立て直しが鍵となります。

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中山金杯2026予想まとめ

中山金杯は実績上位を軸に、中穴までを拾うのが最も噛み合うレースです。

中山芝2000mは急坂を2度越えるタフな小回りコースで、スピードだけでなくスタミナ・パワー・立ち回りを備えた総合力型が有利。データ的にも1~5番人気の決着が中心で、極端な大荒れは少ない一方、ヒモには中穴が絡みやすい傾向です。

ハンデ戦のため油断は禁物で、斤量差や展開次第では伏兵の台頭も十分。中枠がやや有利ですが、枠順よりも脚質と展開の噛み合いが重要で、スローなら先行有利、流れれば中団から早めに動ける馬にチャンス。馬場が重めならパワー型、高速なら切れ味にも注意したいところです。

今年はシリウスコルトを中心に、ニシノエージェント、アンゴラブラックといった有力馬が揃い、順当なら堅め決着も想定されますが、「金杯は荒れる」の格言通り一筋縄ではいかない可能性も。新年最初の重賞にふさわしい熱戦に期待しましょう。

参考・参照元一覧

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