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更新日:2025.09.24
毎日王冠2025予想

【毎日王冠2025予想】有力馬・穴馬・展開を過去10年の傾向から徹底予想!

監修者:鶴谷義雄
鶴弥義雄

1969年デイリースポーツ入社。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われるほどに。

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開催日・発走時間 2025年10月5日(日)<発走時刻未定>
開催会場 東京競馬場
グレード G2
ダートor芝・距離 芝・1800m(左)
出走条件・頭数 3歳以上(国際)(指定)・別定/フルゲート18頭
優先出走権 なし(前哨戦だが本競走での優先出走権付与はありません)
出走予定頭数 未定(出馬表公表時に確定)
1着本賞金 未発表(前年度実績:6,700万円)

2025年10月5日(日)の毎日王冠2025(GII)は、秋の東京競馬開幕を告げる伝統の一戦東京芝1800m(長い直線+高速決着の舞台)で“秋の主役候補”が激突します。

本記事では初心者にもわかりやすく、過去10年のデータから有力馬・穴馬・展開を分析し、東京芝1800mのコース特徴を踏まえて予想をお届けします。

毎日王冠2025の最終予想

最終追い切り終了後、10月3日(金)に更新します。

毎日王冠2025の追い切り評価

最終追い切り終了後、10月3日(金)に更新します。

毎日王冠2025 出走予定馬(想定)

馬名 騎手
エルトンバローズ 西村淳也
サトノシャイニング 武豊
ジェイパームス
シリウスコルト 古川吉洋
シルトホルン
チェルヴィニア
ディマイザキッド
レーベンスティール
ロングラン

随時更新します。

毎日王冠2025の有力馬3頭

今年の毎日王冠は秋のG1戦線を見据える実績馬と、勢いある3歳が激突。

中でも軸候補となる3頭をピックアップします。

シックスペンス

3歳の成長力+東京巧者ぶりが魅力。上がり性能が高く、瞬発力勝負になれば最有力。斤量面の恩恵も追い風です。

春のクラシック戦線では惜しい競馬が続いたものの、潜在能力は世代トップクラス。東京芝1800mは切れ味を発揮しやすい舞台で、データ的にも毎日王冠は3歳馬の好走が多く、傾向にも合致。

秋の飛躍をかけて古馬撃破を狙う一頭として注目必至です。

ローシャムパーク

中距離G2覇者クラスの総合力を誇り、古馬重賞で培った経験値はメンバー随一。東京1800mは長い直線での持続力が問われる舞台で適性○。

昨年から安定して重賞戦線で結果を残しており、崩れにくさが強み。瞬発力だけでなく持続力勝負にも強いタイプで、ペースが流れても対応できるのは大きな武器です。

東京コースでは上がり性能もしっかり発揮でき、展開次第で主役争いに食い込む可能性は十分。

実績+安定感で古馬勢の大黒柱といえる存在です。

エルトンバローズ

マイル~中距離で安定した実績を積み重ねてきた実力馬。流れが締まれば先行して長く脚を使えるタイプで、展開ひとつで勝ち切るシーンも十分に想定できます。

昨年からG1戦線で強豪相手に善戦を続けており、地力は疑いようなし。ペースが速くなっても崩れにくい持続力が大きな武器で、東京芝1800mの舞台にも適正アリ。

安定感と勝負強さを兼ね備えた存在として注目必至の一頭です。

毎日王冠2025の穴馬2頭

実力馬の信頼度が高い毎日王冠ですが、東京芝1800mは展開や仕掛けひとつで着順が入れ替わる舞台。過去にも人気薄の激走例があり、配当妙味を狙うなら伏兵の台頭にも目を向けたいところです。

ここでは、展開や条件次第で上位進出が期待できる注目の穴馬2頭を紹介します。

ホウオウビスケッツ

安定した先行力が最大の武器で、スムーズに運べればしぶとさを発揮できるタイプ。これまで重賞で善戦を繰り返しており、東京芝1800mでも地力不足はない。

瞬発力勝負では分が悪い面もあるが、ペースが流れて持久力戦になれば前残りのシナリオは十分。人気の盲点になりやすいだけに、押さえておきたい存在です。

ヨーホーレイク

能力はG1級の素質馬。屈腱炎による長期休養を挟みながらも、復帰後は重賞戦線で存在感を示しており、地力の高さは折り紙付きです。

一瞬の切れ味に優れ、展開がハマれば直線で突っ込んでくる末脚が最大の武器。久々の実戦でも調教次第で力を出せるタイプで、東京芝1800mの長い直線はまさに得意舞台といえるでしょう。

人気を落とすようなら押さえて妙味十分の一頭です。

毎日王冠2025が開催される東京芝1,800mの特徴

毎日王冠2025予想 東京競馬場芝1,800mの特徴
出典:JRA

毎日王冠は東京競馬場・芝1800m(左回り)コースで行われます。そのレイアウトと傾向を押さえておきましょう。

瞬発力勝負になりやすい舞台

スタート地点は正面スタンド前直線のポケットから。最初のコーナー(1コーナー)までの距離はおよそ150mと短く、ある程度ポジション取りが重要になります。

向正面に入ると緩やかな上りを経て3コーナーへ。直線は約525mと日本最長クラスで、最後の高低差2mの長い上り坂を含むタフな構造です。

そのため一瞬のスピードだけでなく、直線で長く脚を使える持続力・末脚性能が求められます。特にG1級馬が揃う毎日王冠では、直線での切れ味比べになるケースが多いのが特徴です。

枠順の有利不利は小さい

東京芝1800mは広く直線も長いため、枠順の有利不利は少ないコースです。過去の傾向でも内外で大きな差は出ておらず、地力や展開判断が勝敗を左右します。

ただしスタート直後にコーナーへ入る構造上、内枠はロスなく運びやすいメリットがあり、外枠馬は序盤で脚を使わされやすい点には注意が必要です。

毎日王冠2025の過去10年のデータと傾向

着順 枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 所属 人気 単勝 騎手
2024年 1 7 11 シックスペンス 牡3 56.0 (美) 1 3.5 ルメール
2 2 2 ホウオウビスケッツ 牡4 57.0 (美) 4 7.4 岩田康
3 8 14 エルトンバローズ 牡4 58.0 (栗) 5 8.3 西村淳
2023年 1 5 6 エルトンバローズ 牡3 55.0 (栗) 4 17.5 西村淳
2 7 10 ソングライン 牝5 57.0 (美) 1 2.0 戸崎圭
3 1 1 シュネルマイスター 牡5 58.0 (美) 2 2.9 ルメール
2022年 1 3 3 サリオス 牡5 56.0 (美) 1 3.0 松山弘
2 8 9 ジャスティンカフェ 牡4 56.0 (栗) 3 5.9 福永祐
3 4 4 ダノンザキッド 牡4 56.0 (栗) 4 6.7 戸崎圭
2021年 1 1 1 シュネルマイスター 牡3 56.0 (美) 1 2.6 ルメール
2 5 7 ダノンキングリー 牡5 58.0 (美) 2 2.7 川田将
3 4 5 ポタジェ 牡4 56.0 (栗) 4 8.7 吉田隼
2020年 1 7 9 サリオス 牡3 54.0 (美) 1 1.3 ルメール
2 5 5 ダイワキャグニー セ6 56.0 (美) 4 10.6 内田博
3 6 7 サンレイポケット 牡5 56.0 (栗) 5 18.9 荻野極
2019年 1 8 9 ダノンキングリー 牡3 54.0 (美) 1 1.6 戸崎圭
2 3 3 アエロリット 牝5 55.0 (美) 2 4.0 津村明
3 4 4 インディチャンプ 牡4 58.0 (栗) 3 5.0 福永祐
2018年 1 6 9 アエロリット 牝4 55.0 (美) 1 2.3 モレイラ
2 4 5 ステルヴィオ 牡3 55.0 (美) 3 5.3 ルメール
3 1 1 キセキ 牡4 58.0 (栗) 6 15.8 川田将
2017年 1 6 8 リアルスティール 牡5 57.0 (栗) 3 5.8 Mデム
2 8 12 サトノアラジン 牡6 58.0 (栗) 5 8.7 川田将
3 6 7 グレーターロンドン 牡5 56.0 (美) 4 6.9 田辺裕
2016年 1 7 10 ルージュバック 牝4 54.0 (美) 1 3.3 戸崎圭
2 6 7 アンビシャス 牡4 57.0 (栗) 3 4.5 ルメール
3 1 1 ヒストリカル 牡7 56.0 (栗) 11 75.3 横山典
2015年 1 8 13 エイシンヒカリ 牡4 56.0 (栗) 1 4.9 武豊
2 4 4 ディサイファ 牡6 57.0 (美) 4 6.7 四位洋
3 5 6 イスラボニータ 牡4 57.0 (美) 7 9.2 蛯名正

毎日王冠は例年上位人気の信頼度が高く、特に1番人気は好走率抜群。さらに3歳馬の勝利が目立ち、斤量差を活かして古馬を撃破するケースが多いです。

ローテは安田記念・ダービー・エプソムC組が中心で、王道路線からの参戦馬を重視すべき一戦といえます。

過去10年の血統傾向

種牡馬 条件 着別度数 勝率 連対率 複勝率
キズナ 当該重賞 1-1-0-0/2 50% 100% 100%
当該条件 2-3-1-10/16 13% 31% 38%
ディープブリランテ 当該重賞 1-0-1-0/2 50% 50% 100%
当該条件 1-0-1-8/10 10% 10% 20%
ロードカナロア 当該重賞 0-1-0-4/5 0% 20% 20%
当該条件 2-3-2-29/36 6% 14% 19%
エピファネイア 当該重賞 0-1-0-1/2 0% 50% 50%
当該条件 2-2-1-17/22 9% 18% 23%
ルーラーシップ 当該重賞 0-0-1-0/1 0% 0% 100%
当該条件 1-0-3-11/15 7% 7% 27%
ハービンジャー 当該重賞 0-0-0-5/5 0% 0% 0%
当該条件 4-3-1-33/41 10% 17% 20%
スクリーンヒーロー 当該重賞 0-0-0-2/2 0% 0% 0%
当該条件 0-0-1-7/8 0% 0% 13%
モーリス 当該重賞 0-0-0-3/3 0% 0% 0%
当該条件 1-0-1-11/13 8% 8% 15%

過去10年の血統傾向

血統面ではキズナ産駒の相性が抜群で、当該重賞では2頭出走して2頭とも馬券内(勝率50%・複勝率100%)。安定感でもトップクラスです。

続くのはエピファネイアディープブリランテで、いずれも高い複勝率を残しています。

一方でロードカナロア・モーリス・ハービンジャーは当該重賞での好走例が少なく、やや信頼度に欠けます。

血統的には「ディープ系・キズナ系」を軸に、東京向きの瞬発力血統を重視したい傾向です。

過去10年の人気傾向

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1番人気 8-1-0-1/10 80% 90% 90%
2番人気 0-2-1-7/10 0% 20% 30%
3番人気 1-3-1-5/10 10% 40% 50%
4番人気 1-3-3-3/10 10% 40% 70%
5番人気 0-1-2-7/10 0% 10% 30%
6番人気 0-0-1-9/10 0% 0% 10%
7番人気 0-0-1-9/10 0% 0% 10%
8番人気 0-0-0-10/10 0% 0% 0%
9番人気 0-0-0-10/10 0% 0% 0%
10~人気 0-0-1-29/30 0% 0% 3%

人気別の成績を見ると、1番人気の信頼度が非常に高く、勝率80%・複勝率90%と抜群の安定感を誇ります。対して2番人気は勝ち切れず、3~4番人気が穴として絡むケースが目立ちます。

5番人気以下は大きく成績が落ち込み、特に8番人気以下はほぼ壊滅的。本線は上位人気中心で組み立てるのが鉄則と言えるでしょう。

過去10年の枠順傾向

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 1-0-3-6/10 10% 10% 40%
2 0-1-0-9/10 0% 10% 10%
3 1-1-0-9/11 9% 18% 18%
4 0-2-3-9/14 0% 14% 36%
5 1-2-1-13/17 6% 18% 24%
6 2-1-2-13/18 11% 17% 28%
7 3-1-0-16/20 15% 20% 20%
8 2-2-1-15/20 10% 20% 25%

上位人気の信頼度と比べると枠順による大きな偏りは少なく、フラットな傾向が特徴です。 内では1枠が複勝率40%と安定し、4枠も36%と健闘。外では7枠(勝率15%)8枠(複勝率25%)が好走を見せています。逆に2枠は複勝率10%とやや不振。

基本はどの枠からもチャンスがあるレースと言えます。

過去10年の前走ローテ傾向

前走レース 着別度数 勝率 連対率 複勝率 1着シェア 3内シェア
安田記念 3-4-3-13 13.0% 30.4% 43.5% 30.0% 33.3%
東京優駿 3-1-0-4 37.5% 50.0% 50.0% 30.0% 13.3%
エプソムC 2-2-1-6 18.2% 36.4% 45.5% 20.0% 16.7%
中山記念 1-0-1-0 50.0% 50.0% 100.0% 10.0% 6.7%
ラジオNI 1-0-0-2 33.3% 33.3% 33.3% 10.0% 3.3%
宝塚記念 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0% 0.0% 6.7%
札幌記念 0-1-0-6 0.0% 14.3% 14.3% 0.0% 3.3%
函館記念 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0% 0.0% 3.3%
新潟記念 0-0-1-8 0.0% 0.0% 11.1% 0.0% 3.3%
新潟大賞典 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0% 0.0% 3.3%
関屋記念 0-0-1-2 0.0% 0.0% 33.3% 0.0% 3.3%
中京記念 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0% 0.0% 3.3%
その他 0-0-0-38 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%

安田記念・東京優駿・エプソムCが主要ローテで、特に安田記念組は複勝率43.5%と安定、ダービー組は勝率37.5%で破壊力抜群です。

エプソムC組も複勝率45.5%と堅実で、前走G1・東京1800m適性の裏付けある馬が中心。

その他路線からの好走は少なく、実績舞台から直行してきた馬を重視すべき傾向です。

毎日王冠2025予想まとめ

以上、毎日王冠2025予想をお届けしました。
データとメンバー構成を総合すると、上位人気の信頼度が高く、なかでも勢いある3歳+東京巧者が中心軸。実績と完成度を兼ね備えたエルトンバローズ、瞬発力勝負で強みを出せる上がり自慢、地力確かな中距離型が優勝争いの双璧という評価です。

相手筆頭は、先行してしぶといホウオウビスケッツや、能力が高く一変の余地を残すヨーホーレイク
一方で波乱の芽もあり、コース適性や展開ひとつでレーベンスティール、ペース次第で積極策がハマるシルトホルン、末脚の切れで浮上するジェイパームスなどの台頭にも注意したいところです。

基本戦略は実力馬を軸に、相手は王道路線組を厚め、高配当を狙うなら東京向きの差し・先行の中穴まで手広くフォロー。

当日は馬場コンディションと枠順、直前の気配を最終チェックし、秋の主役へ名乗りを上げる一頭を見極めましょう。

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