1969年デイリースポーツ入社。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われるほどに。
ジャパンカップの最終追い切りは、各陣営が本番へ向けて最も重要視する仕上げの段階です。
距離2400m、世界から強豪が揃う大一番では、最終追い切りの動きが結果に直結します。
本記事では、2025年11月26日(水)に行われた最終追い切りを全18頭分チェックし、SSS〜B評価で格付けしました。
追い切りから見える本命馬・穴馬の気配まで、仕上がりの良し悪しを徹底解説します。
この追い切り評価を踏まえた予想は下記で公開しているのでぜひチェックしてみてください!
目次
無料で全レース公開のAI予想!
「確実に当てたい」「根拠のある予想だけを試したい」
そんな方にぴったりなのがカチウマの定理です。
| 日付 | レース名 | 買い目 | 払戻金額 | 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 2025/12/07(日) | 中京8R |
|
3,536,000円 | 73666% |
| 2025/12/07(日) | 阪神10R |
|
376,620円 | 7846% |
| 2025/12/07(日) | 阪神3R |
|
294,840円 | 6142% |
30秒で登録するだけで中央競馬の全レース無料予想を公開。 これまで的中率90%の実力をぜひ試してみてください!
〖評価SSS〗タスティエーラ
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 美浦W(稍重) | 81.4 | 65.3 | 50.5 | 36.2 | 11.4 | 馬なり |
| 1週前 | 美浦W(良) | 65.4 | 50.8 | 36.5 | 11.5 | 馬なり |
タスティエーラは、美浦ウッドで僚馬シュトルーヴェとの併せ馬。ダミアン・レーン騎手騎乗で3馬身後方から追走し、軽く仕掛けただけで二枚腰を発揮して僚馬に2馬身先着しました。
秋初戦の天皇賞(秋)を叩いて状態はグンと上向き、長い四肢を大きく伸ばすフットワークは迫力十分です。
直線で見せた加速力の鋭さはさすがダービー馬で、仕上がり面は申し分なく絶好調と判断できます。
今年の追い切りNo.1評価でSSS。
〖評価SS〗マスカレードボール
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 美浦坂路(稍重) | 53.0 | 38.1 | 12.4 | |||
| 1週前 | 美浦W(良) | 96.9 | 67.4 | 52.1 | 37.3 | 11.3 | G前仕掛け |
天皇賞(秋)を制した勢いそのままに、マスカレードボールは美浦坂路で2頭併せの追い切り。僚馬を2馬身追走して霧の中を楽な手応えで駆け上がり、ラスト1F12秒4と余力を残したまま同入しました。
中3週ながら疲労感は見られずフットワークは力強い印象で、手塚調教師も「動き自体はよかった」と合格点。
春のダービー以降さらに逞しくなった印象で、秋2戦目でも状態は良好キープです。
〖評価SS〗クロワデュノール
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 栗東CW(良) | 82.4 | 65.8 | 50.6 | 35.8 | 11.1 | 馬なり |
| 1週前 | 栗東CW(良) | 83.4 | 66.6 | 51.0 | 36.2 | 11.1 | 一杯 |
クロワデュノールは、栗東CWコースで2歳馬2頭との三頭併せを消化しました。
クリスチャン・デムーロ騎手(レース本番は北村友一騎手)が騎乗し、馬なりのまま直線で内外の2頭にスッと並びかけて、最後は僚馬(未勝利馬)にアタマ差先着。休養明け初戦かつ海外帰りでしたが、1週前より格段に動きが良化しており、馬なりで11秒1をマークした脚力は健在です。
まだ本来の迫力はこれからという余地も感じますが、ダービー馬らしい力強い伸びを見せており仕上がりは上々と言えます。
〖評価SS〗ディープモンスター
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 栗東CW(良) | 83.3 | 66.4 | 51.0 | 36.2 | 11.2 | 馬なり |
| 1週前 | 栗東CW(良) | 95.7 | 64.6 | 50.9 | 36.2 | 11.1 | 一杯 |
7歳にして今年の京都大賞典で待望の重賞初制覇を遂げたディープモンスター。その勢いを裏付けるように最終追い切りでも栗東CW単走で軽快な動きを披露しました。
軽めの内容ながら6F全体83秒3-ラスト1F11秒2と瞬発力十分で、前走時と同等の好時計をマーク。1週前には自己ベストとなる6F78秒台の猛時計を叩き出しており、ここにきて過去最高の充実ぶりです。
年齢を感じさせないキレと活気があり、伏兵の域を超える大駆けの気配を漂わせています。
無料で全レース公開のAI予想!
「確実に当てたい」「根拠のある予想だけを試したい」
そんな方にぴったりなのがカチウマの定理です。
| 日付 | レース名 | 買い目 | 払戻金額 | 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 2025/12/07(日) | 中京8R |
|
3,536,000円 | 73666% |
| 2025/12/07(日) | 阪神10R |
|
376,620円 | 7846% |
| 2025/12/07(日) | 阪神3R |
|
294,840円 | 6142% |
30秒で登録するだけで中央競馬の全レース無料予想を公開。 これまで的中率90%の実力をぜひ試してみてください!
〖評価S〗カランダガン
世界レーティング1位の呼び声高いフランス調教馬カランダガンは、来日初戦でも万全です。
東京競馬場の芝コースで帯同馬を大きく先行させる形から追走し、最後は仕掛け無しでグングンと加速。5F全体で65秒台、ラスト1F12秒1を計時し、僚馬と馬体を並べたところでゴールしました。
まだ7分程度の力でこの走りとのことで、フットワークには明らかな余裕があり、Graffard調教師も「大変満足できる内容」と好感触をコメント。
初の日本の高速馬場も上々の適応を見せており、世界最強馬の名に違わぬ軽快な動きでした。
〖評価S〗ブレイディヴェーグ
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 美浦W(稍重) | 83.6 | 66.7 | 51.5 | 37.6 | 11.4 | 馬なり |
| 1週前 | 美浦W(良) | 82.2 | 65.9 | 51.1 | 36.5 | 11.4 | 馬なり |
唯一の牝馬ブレイディヴェーグは、美浦ウッドで単走追い切り。ここ一年勝ち星から遠ざかっていますが、終始リラックスした走りで直線もスムーズに加速し、ラスト1Fは11秒4を馬なりで計時しました。
1週前にはM.マーカンド騎手を背に長めから併せ馬で好時計を出しており、調整過程は順調そのもの。かつてGI戦線で上位争いした頃の気配に徐々に近づいており、動きの軽快さは全盛期さながらです。
牡馬の骨っぽい顔ぶれ相手でも、仕上がりの良さで久々の好走が狙える状態にあります。
〖評価S〗ホウオウビスケッツ
2400mへの距離延長が鍵となるホウオウビスケッツですが、最終追い切りの動きは極めて良好です。
美浦ウッドで僚馬を前に置く形から折り合い良く進み、直線は馬なりのまま楽々と反応して1馬身先着しました。時計は5F68秒3-終い1F11秒4と平凡ながら、ゴール板を過ぎても勢いは衰えませんでした。
前走の天皇賞(秋)13着から中3週ですが疲れは感じられず、デキ自体は高いレベルで安定しています。初の東京2400mでも、自分のリズムで運べれば一発を秘める仕上がりと言えるでしょう。
〖評価A〗ダノンデサイル
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 栗東CW(良) | 81.3 | 65.0 | 49.7 | 35.3 | 11.4 | 馬なり |
| 1週前 | 栗東CW(良) | 78.2 | 63.9 | 49.6 | 35.4 | 11.8 | 末一杯 |
昨年の日本ダービー馬ダノンデサイルは、栗東CWコースで3頭併せの追い切り。折り合い重視で馬なりのまま直線半ばで先頭に立つと、最後は少し気を抜いたのかゴール前で僚馬と並ぶ形になりました。
とはいえ全体時計6F81秒3に加え、ラスト1Fは11秒4と鋭く、久々の帰国初戦としては上々の動きです。
安田翔伍調教師も「競馬モードに入っている」と手応えを語っており、課題の集中力さえ保てれば持ち味の末脚を最大限に発揮できるデキにあります。
〖評価A〗ドゥレッツァ
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 美浦W(稍重) | 80.8 | 64.7 | 50.5 | 36.7 | 11.6 | 強め |
| 1週前 | 美浦W(良) | 65.1 | 50.4 | 36.5 | 11.4 | G前仕掛け |
昨年のジャパンカップ2着馬ドゥレッツァは、美浦ウッドで古馬オープン馬と併せ馬。助手騎乗で直線強めに追われるとグッと脚を伸ばし、6F80秒8-終い1F11秒6の好タイムで併入しました。
1週前も同じ相手にプーシャン騎手が騎乗して先着を果たすなど、調教内容は非常に充実しています。多少反応にワンテンポ遅れを感じる場面もありますが、使える脚自体は健在で、長くいい脚を使うこの馬らしさが戻りつつある印象です。
昨年の東京適性を思えば侮れない存在で、仕上がりは今年も安定しています。
〖評価A〗ヨーホーレイク
7歳馬ヨーホーレイクは、栗東坂路で僚馬アドマイヤテラと併せ馬。僚馬を3馬身追走して馬なりのまま迫り、4F全体52秒1-終い1F12秒6の自己2番時計となる好タイムをマークし半馬身先着しました。
年齢的な衰えを微塵も感じさせない軽快な登坂で、動きの良さでは相手を圧倒。元々末脚の確実さには定評がある馬で、今年も重賞戦線で堅実に駆けています。
今回も派手さはないもののデキ自体は悪くなく、ベテランらしい安定感のある仕上がりです。展開や馬場が嵌れば上位進出も可能な状態でしょう。
〖評価A〗コスモキュランダ
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 美浦坂路(稍重) | 52.3 | 38.7 | 12.2 | 末一杯 | ||
| 1週前 | 美浦W(良) | 83.7 | 67.5 | 51.9 | 37.4 | 11.6 | 強め |
二桁人気の伏兵ながら、コスモキュランダの最終追い切りは目を見張るものでした。
美浦坂路で未勝利馬との併せ馬では、丹内騎手騎乗で末一杯に追われつつも4F52秒3-ラスト1F12秒2の好時計をマークし3馬身先着。自身2番目に速い時計を叩き出し、脚さばきも終始機敏で活気十分でした。
1週前のウッド併せでも鋭い伸び脚を見せており、疲労もなくコンディションは良好。東京コースの実績こそありませんが、追い切り内容だけなら上位馬にも引けを取らないほどで、近走からの大変身があっても驚けない動きを見せています。
無料で全レース公開のAI予想!
「確実に当てたい」「根拠のある予想だけを試したい」
そんな方にぴったりなのがカチウマの定理です。
| 日付 | レース名 | 買い目 | 払戻金額 | 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 2025/12/07(日) | 中京8R |
|
3,536,000円 | 73666% |
| 2025/12/07(日) | 阪神10R |
|
376,620円 | 7846% |
| 2025/12/07(日) | 阪神3R |
|
294,840円 | 6142% |
30秒で登録するだけで中央競馬の全レース無料予想を公開。 これまで的中率90%の実力をぜひ試してみてください!
〖評価B〗ジャスティンパレス
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 栗東CW(良) | 52.0 | 37.3 | 11.5 | 馬なり | ||
| 1週前 | 栗東CW(良) | 84.0 | 68.3 | 53.0 | 37.5 | 11.5 | 強め |
春の天皇賞馬ジャスティンパレスは、距離短縮となる今回は終いの切れが課題となります。
最終追い切りは栗東CWで単走追い。泉谷騎手が手綱を取り、4F52秒0-1F11秒5と前走時と同程度のタイムを馬なりで軽快にマークしました。
前走(アルゼンチン共和国杯)から引き続き状態は維持していますが、特筆するような上積みや迫力は感じられず平行線といった印象です。
元々長丁場でバテない持久力が武器のタイプだけに、直線瞬発力勝負になると見劣る懸念は残ります。それでも調整自体は順調で、ペースが流れる展開になれば持ち味を活かせる仕上がりにはあります。
〖評価B〗アドマイヤテラ
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.8 | 38.4 | 12.7 | 強め | ||
| 1週前 | 栗東CW(良) | 99.3 | 67.6 | 52.8 | 37.7 | 11.4 | 一杯 |
目黒記念を制した実力馬アドマイヤテラは、栗東坂路で同厩のヨーホーレイクと併せ馬を行いました。
助手騎乗で先行する形から強めに追われ、自己ベストの4F52秒8をマークする意欲的な内容。しかし、直線では仕掛けられてからやや脚色が鈍り、馬なりの僚馬にゴール前で半馬身遅れを取る形となりました。
1週前に負荷をかけた効果で動き自体は悪くありませんが、最後まで僚馬に食らいつけなかった点は少し気がかりです。
それでも終始ブレのない走りで好調は維持しており、あとは実戦でどこまで粘れるかといったところでしょう。
〖評価B〗ダノンベルーガ
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 美浦W(稍重) | 83.0 | 66.8 | 51.7 | 36.6 | 11.2 | 一杯 |
| 1週前 | 美浦W(良) | 81.2 | 65.2 | 50.7 | 36.6 | 11.6 | 一杯 |
かつてクラシック戦線で期待されたダノンベルーガですが、近走は精彩を欠いており今回も人気薄の立場です。
最終追い切りは美浦ウッドで併せ馬。一杯に追われて6F83秒0-終い1F11秒2の時計を出し僚馬と併入しましたが、動き自体は平凡な印象でした。
1週前にも長めから強く追われましたが、大きな良化は窺えず反応の鈍さが残ります。昨年の毎日王冠以来勝ち星から遠ざかっており、正直ここでも強調材料に欠けるデキです。
久々の2400mで一変を狙いますが、現状では能力発揮にはもうひと押し必要でしょう。
〖評価B〗サンライズアース
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 栗東CW(良) | 84.0 | 68.5 | 53.4 | 38.0 | 11.4 | 一杯 |
| 1週前 | 栗東CW(良) | 98.2 | 67.5 | 53.0 | 37.9 | 11.4 | 一杯 |
今年の阪神大賞典を快勝したスタミナ自慢、サンライズアース。最終追い切りは栗東CWで池添騎手を背に僚馬と併せ、一杯に追われて6F84秒0-ラスト1F11秒4を計時し2馬身半先着しました。
時計自体はこの馬としては平凡ですが、道中は前向きさを保ち、直線でもじわじわと伸びて最後までバテずに駆け抜けています。
1週前も強めに追われており、大きな上積みこそないものの仕上がりは安定しています。
高速決着になると切れ負けの懸念はありますが、持ち味のしぶとさを活かせる消耗戦になれば浮上の余地はありそうです。
〖評価B〗セイウンハーデス
セイウンハーデスは栗東坂路で単走追い切り。橋口調教師の指示通り直前はサラッと流す程度に留め、4F54秒6-終い1F12秒7を馬なりでマークしました。
前週に坂路で自己ベスト級の52秒4を出して負荷をかけているだけに、最終追いは軽めでも問題ないという判断。実際、登坂の動きには余裕が感じられ、目一杯に追われた1週前と比べてもリラックスして走れていました。
気性面に課題がある馬ですが、この中間は落ち着きがあり好気配。実績的には苦戦必至も、マイペースの逃げに持ち込めれば粘り込みのシーンを少し考えられる仕上がりです。
〖評価B〗シュトルーヴェ
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 美浦W(稍重) | 82.4 | 66.3 | 51.3 | 37.0 | 11.9 | 馬なり |
長期休養明けから復調途上のシュトルーヴェは、美浦ウッドで同厩タスティエーラとの併せ馬に臨みました。
助手騎乗で外ラチ沿いを先行し、馬なりのまま6F82秒4を刻みましたが、直線半ばで内からあっさり交わされて2馬身遅れのゴール。休み明け2戦目で上積みを期待したいところでしたが、まだ動きに硬さが残り、ダービー馬のスパートについていけない内容でした。
ただ、大敗した前走(天皇賞・秋)時よりは気配は確実に良化しており、叩きつつ調子は上向きです。
今回は格上挑戦の立場でどこまで食い下がれるかというところですが、まずは本調子を取り戻すきっかけとしたい一戦です。
〖評価B〗シンエンペラー
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.7 | 39.0 | 12.4 | 馬なり | ||
| 1週前 | 栗東CW(良) | 78.9 | 63.9 | 49.7 | 35.9 | 11.4 | 一杯 |
前走のアルゼンチン共和国杯で掲示板に入ったシンエンペラーは、さらなる飛躍をかけてここに挑みます。
最終追い切りは栗東坂路で単走軽め調整。4F54秒7-終い1F12秒4を馬なりでまとめ、全体的に余力を残した走りでした。1週前にはCWコースで6F78秒台という猛時計を叩き出しており、そこでしっかり負荷をかけたぶん最終追いはセーブ気味の内容です。
坂路では前半から行きたがる面を見せず、集中して駆け上がれた点は収穫と言えます。GIのメンバーに入ると決め手で見劣る印象は否めませんが、状態面は良くも悪くも平行線。展開に恵まれれば一捻りあるかもしれない仕上がりです。
ジャパンカップ2025の最終予想
ジャパンカップの最終予想は下記の記事で詳しく予想しているので、是非チェックしてみてください。
ジャパンカップ2025最終追いきり評価まとめ
| 評価 | 馬名 | 状態・仕上がり総評 | 追い切りのポイント |
|---|---|---|---|
| SSS | タスティエーラ | 今年の中でもトップクラスの出来。フットワーク・反応ともに文句なし | 美浦Wで併せ馬先着。6F81.4-1F11.4を馬なりでマークし加速力抜群 |
| SS | マスカレードボール | 天皇賞秋の反動なく中3週でも活気十分。状態は高いレベルで安定 | 美浦坂路で併せ馬同入。4F53.0-1F12.4と余力残しで好内容 |
| クロワデュノール | 海外遠征明けでも柔らかいフォーム。休み明けとしては上々の仕上がり | 栗東CWで三頭併せ。6F82.4-1F11.1を馬なりで計時し鋭い伸び | |
| ディープモンスター | 秋になってさらに充実。年齢を感じさせない動きで好調キープ | 栗東CW単走で6F83.3-1F11.2。1週前猛時計からの余力十分仕上げ | |
| S | カランダガン | 来日初戦でもコンディション良好。日本の芝にもスムーズに順応 | 東京芝で帯同馬と併せ。5F65秒台-1F12.1を馬なりで楽にマーク |
| ブレイディヴェーグ | 全盛期を思わせる軽さが戻る。牝馬らしいしなやかさが際立つ | 美浦W単走で6F83.6-1F11.4。終始リラックスした走りで好時計 | |
| ホウオウビスケッツ | 前走からの疲れは見られず、心身ともに安定。距離延長に向けて順調 | 美浦Wで5F68.3-1F11.4。併せ馬で楽に先着し、息遣いもスムーズ | |
| A | ダノンデサイル | 帰国初戦としては十分な仕上がり。集中力が高まりつつある段階 | 栗東CWで6F81.3-1F11.4。3頭併せで馬なりのまま先頭に立つ内容 |
| ドゥレッツァ | 使われつつ着実に良化。長く脚を使うこの馬らしさが戻りつつある | 美浦Wで6F80.8-1F11.6強め。2週続けての併せ馬で負荷も十分 | |
| ヨーホーレイク | 7歳でも動きシャープ。太め感も解消し、ベテランらしい安定感 | 栗東坂路で4F52.1-1F12.6。僚馬を追走して半馬身先着と良内容 | |
| コスモキュランダ | 人気以上に状態は良好。攻め強化にきっちり応えている印象 | 美浦坂路で4F52.3-1F12.2末一杯。3馬身先着で活気溢れる動き | |
| B | ジャスティンパレス | 春から状態は大きく崩れず。上積みは小さいが安定した仕上がり | 栗東CWで4F52.0-1F11.5馬なり。前走時と同等レベルの時計 |
| アドマイヤテラ | 気配は悪くないが、比較するともう一段欲しい印象 | 栗東坂路で4F52.8-1F12.7強め。時計は優秀も僚馬に半馬身遅れ | |
| ダノンベルーガ | 調教でしっかり攻められているが、反応にはやや物足りなさ | 美浦Wで6F83.0-1F11.2一杯。数字は出ているが動きは平行線 | |
| サンライズアース | スタミナは健在。調教ではしぶとさが目立ち、状態は安定 | 栗東CWで6F84.0-1F11.4一杯。前走時と同程度の内容で平行線 | |
| セイウンハーデス | 順調さは伝わるが、大きな変化や上積みは感じにくい | 栗東坂路で4F54.6-1F12.7馬なり。1週前に負荷をかけて直前はセーブ | |
| シュトルーヴェ | 前走からは良化も、本調子には一歩手前。復調途上の気配 | 美浦Wで6F82.4-1F11.9馬なり。併せたタスティエーラについていけず | |
| シンエンペラー | 1週前に強め、当週は確認程度。状態はキープだが強調材料は少なめ | 栗東坂路で4F54.7-1F12.4馬なり。大きな変化はなく平行線 |
ジャパンカップ2025の最終追い切りを総合すると、タスティエーラを筆頭に、マスカレードボール・クロワデュノール・ディープモンスターあたりの上位評価組の出来の良さが際立ちました。カランダガンやブレイディヴェーグといった海外馬・牝馬勢も動きそのものは良く、例年以上に「調教から見てもハイレベルなメンバー」が揃った印象です。
一方で、B評価の馬たちは決して状態が悪いわけではなく、「前走から大きな上積みまでは感じないグループ」という位置になります。近走のレース内容や適性、展開次第では当然上位進出の余地はありますが、追い切りだけで見ると優先順位は一段下がる、というイメージです。
あくまで本記事は「最終追い切りの動きと仕上がり」に特化した評価です。
実際にどの馬を重視するか、どの組み合わせで狙うかについては、枠順・過去データ・脚質傾向・コース相性なども踏まえて判断する必要があります。
馬券検討や最終結論については、すでに公開している
【ジャパンカップ2025予想】有力馬・穴馬・展開を過去10年の傾向・全頭追い切りから徹底予想!で詳しくまとめています。
今回の最終追い切り評価と合わせてチェックしてもらえれば、より立体的にレース像を描けるはずです。
無料で全レース公開のAI予想!
「確実に当てたい」「根拠のある予想だけを試したい」
そんな方にぴったりなのがカチウマの定理です。
| 日付 | レース名 | 買い目 | 払戻金額 | 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 2025/12/07(日) | 中京8R |
|
3,536,000円 | 73666% |
| 2025/12/07(日) | 阪神10R |
|
376,620円 | 7846% |
| 2025/12/07(日) | 阪神3R |
|
294,840円 | 6142% |
30秒で登録するだけで中央競馬の全レース無料予想を公開。 これまで的中率90%の実力をぜひ試してみてください!