1969年デイリースポーツ入社。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われるほどに。
有馬記念2025の追い切りは、年末グランプリを的中させるうえで最重要ポイントです。
中山芝2500mはコース形態が特殊で、能力だけでは押し切れない年も多いレース。だからこそ最終追い切りの動き=当日の走りに直結しやすく、仕上がりの差がハッキリ出ます。
本記事では、2025年12月24日(水)の最終追い切りを全16頭分チェックし、S〜C評価で格付けしました。
さらに追い切りタイム(6F〜1F)・脚色・調教師コメントまでまとめているので、予想の軸決めにそのまま使えます。
追い切りから見える好調馬・注意馬を整理しているので、ぜひ最終予想の前に確認してみてください。
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| 日付 | レース名 | 買い目 | 払戻金額 | 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 2025/12/21(日) | 阪神8R |
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3,008,180円 | 62670% |
| 2025/12/21(日) | 中京5R |
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1,900,360円 | 39590% |
| 2025/12/21(日) | 阪神4R |
|
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有馬記念2025追い切り評価/全頭診断コメント
有馬記念2025の出走予定全馬の最終追い切り評価や調教タイムをまとめました。予想の参考にぜひお役立てください。評価は上からS→A→B→Cの4段階です。
※調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロン(1ハロン=200m)ラップタイムを表しています。
【C評価】アドマイヤテラ|強めでも終いが甘く、上積みは限定的

netkeiba
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 栗東坂路(重) | 55.4 | 40.2 | 13.3 | 強め | ||
| 1週前 | 栗東CW(良) | ⑦98.9 | 67.1 | 52.5 | 37.2 | 11.6 | 一杯 |
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.8 | 38.4 | 12.7 | 強め |
前走のジャパンカップ(G1)でスタート直後に落馬し競走中止となったアドマイヤテラは、今回は栗東坂路で単走の最終追い切りを行いました。助手騎乗で強めに追われ、4F55秒4・ラスト1F13秒3を記録し、仕上げとしてしっかり負荷をかけています。
1週前(12月18日)は栗東CWコースで3頭併せの真ん中から一杯に追われ、7F98秒9-終い1F11秒6をマーク。ただ僚馬に遅れて見栄えは地味でしたが、荻野極騎手は前より良くなっていると評価し、友道康夫調教師も元々動かないタイプと過度に気にしていません。
最終追いでは前向きさは見せたものの、終いは13.0-13.3秒と伸び切れず目立つ内容ではありません。ただ反動は見られず、状態自体は安定。実戦では好位で流れに乗る形が理想でしょう。
【B評価】アラタ|8歳でも動きは素直、使って良化の気配

netkeiba
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 美浦W(良) | 82.6 | 66.4 | 52.2 | 37.7 | 12.3 | 直強め |
| 前走最終 | 美浦W(良) | 83.2 | 66.3 | 51.7 | 37.5 | 11.7 | 強め |
最年長8歳馬のアラタは、美浦ウッドチップコースでロードスカイブルー(3歳1勝クラス)と併せ馬の最終追い切りを消化しました。助手を背に外めを回り、僚馬を3馬身追走して直線で強めに仕掛けると、6F82秒6-ラスト1F12秒3の時計で半馬身先着しています。
小島良助手は「馬場が深かったが、最後までしっかり走れて元気が良い。順調です」とコメントしており、前走の福島記念(G3)後も状態は着実に上向き。1週前(12月17日)にはウッドで一杯に追われ、5F66秒7-末1F12秒0をマークして先着しました。
大きな上積みこそありませんが、道中の推進力と前向きさは健在。右回りの中山コースや2500mの距離も守備範囲で、この馬なりに良好な仕上がりです。
【C評価】エキサイトバイオ|1週前がピーク気味で、最終は地味

netkeiba
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 栗東坂路(重) | 54.1 | 39.2 | 12.9 | 一杯 | ||
| 1週前 | 栗東坂路(良) | 51.4 | 38.1 | 12.6 | 末強め | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 51.6 | 37.7 | 12.8 | 一杯 |
繰り上がりで出走が決まった菊花賞3着馬エキサイトバイオは、栗東坂路で単走の最終追い切りを行いました。一杯に追われて4F54秒1-ラスト1F12秒9を記録し、しっかり負荷をかけています(追い切りは荻野琢真騎手、レース本番は荻野極騎手が騎乗)。
1週前(12月17日)の坂路追い切りでは末強めに追われ、自己ベストとなる4F51秒4-1F12秒6をマーク。万葉ステークスを見据えて調整されていたこともあり、仕上げ自体は順調に進んでいました。今野貞一調教師も「出る準備はできていた。菊花賞の時より具合はいい」とコメントしており、状態面への不安はありません。
ただ最終追いでは、一杯に追った割に全体時計はやや地味で、終いも12.8-12.9秒と減速気味。1週前と比べて大きな上積みは感じにくい内容でした。状態自体は悪くないものの、当日は中2週の疲労が残っていないか、パドックや返し馬での気配確認がポイントになりそうです。
【B評価】エルトンバローズ|仕上がりは良いが、距離適性が最大の課題

netkeiba
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 栗東坂路(重) | 56.0 | 40.4 | 12.7 | 馬なり | ||
| 1週前 | 栗東CW(良) | 85.6 | 68.8 | 53.0 | 37.0 | 11.1 | 馬なり |
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.4 | 38.7 | 11.8 | 馬なり |
マイル路線で活躍してきたエルトンバローズが、果敢にも中山芝2500mのグランプリに参戦します。最終追い切りは栗東坂路で単走の馬なり調整でしたが、頭を低く保ったフォームで軽快に登坂し、4F56秒0-終い1F12秒7を計時。軽めながら好感の持てる動きでした。
1週前(12月18日)はCWコースで西村淳也騎手を背に単走馬なり。6F85秒6-終い1F11秒1と鋭い伸びを見せ、直線では手前を替えて2F11.8-1F11.1秒の加速ラップを刻んでいます。杉山晴紀調教師も「状態は整っている。距離はポイントだが、中山のトリッキーなコースは合う」とコメント。
使い詰めながら状態は右肩上がりで、叩き良化型のこの馬にとって今回は高い完成度にあります。距離適性には不安が残るものの、この仕上がりなら未知の舞台でも末脚を発揮できる可能性はありそうです。
【A評価】コスモキュランダ|終いの反応が鋭く、中山替わりで怖い存在

netkeiba
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 美浦坂路(良) | 52.7 | 38.4 | 12.0 | G前仕掛け | ||
| 1週前 | 美浦W(良) | 82.7 | 66.3 | 51.9 | 37.4 | 11.5 | G前仕掛け |
| 前走最終 | 美浦坂路(稍重) | 52.3 | 38.7 | 12.2 | 末一杯 |
中山巧者のコスモキュランダは、美浦坂路でデザートイーグル(2歳新馬)との併せ馬で最終追い切りを消化しました。横山武史騎手が騎乗し、僚馬を3馬身追走してゴール前で軽く仕掛けられると、4F52秒7-終い1F12秒0の時計で半馬身先着しています。
1週前(12月18日)は美浦ウッドで丹内祐次騎手が騎乗し、プレイザリード(2歳未勝利)と併せて6F82秒7-終い1F11秒5を馬なりでマークし3馬身先着。ウッドでは後肢の踏み込みに甘さは残るものの、仕掛けてからの反応は良く、要所の動きは上々でした。
最終追い切りの坂路でも序盤から脚取りはキビキビしており、ゴール前ではグッと加速。差し馬らしい鋭い末脚を発揮しています。加藤士津八調教師も「チークピーシズ再着用で集中力が出てきた。中山の方がいい」と語っており、前走以上の気配。芝2400m以上での実績はありませんが、近走の充実ぶりからスタミナが持てば、昨年の有馬記念(4着)のような差し脚も期待できそうです。
【B評価】サンライズジパング|負荷は十分、芝対応が鍵

netkeiba
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 栗東坂路(重) | 51.9 | 37.6 | 12.2 | 一杯 | ||
| 1週前 | 栗東坂路(良) | 54.6 | 39.6 | 12.7 | 馬なり | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 50.6 | 37.0 | 12.2 | 一杯 |
ダート重賞で活躍中のサンライズジパングが、まさかの芝G1参戦を表明しました。最終追い切りは栗東坂路でフィドルファドル(3歳2勝クラス)との併せ馬。一杯に追われて4F51秒9-終い1F12秒2をマークし、併入しています。
鮫島克駿騎手が大きく促すと、それに応えるように首を使って力強く伸びており、折り合い面の不安は感じられません。1週前(12月18日)は坂路単走で4F54秒6-1F12秒7と軽めの調整ながら、頭の高い走法でもリズム良く登坂できていました。
前走のチャンピオンズカップ(G1)から中2週と間隔は詰まっていますが、動きに疲れは見られず活気十分。前川調教師も「前走を使った上積みはある。この時期の中山の馬場は合っている」と語っており、状態は維持されています。芝の長距離適性は未知数ですが、先行力とストライドを活かせれば、伏兵として一考できそうです。
【A評価】ジャスティンパレス|高水準で安定、ラストラン仕上げ上々

netkeiba
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 栗東CW(重) | 53.6 | 38.2 | 11.8 | 馬なり | ||
| 1週前 | 栗東CW(良) | 83.0 | 67.9 | 52.7 | 37.7 | 11.5 | 一杯 |
| 前走最終 | 栗東CW(良) | 52.0 | 37.3 | 11.5 | 馬なり |
今回がラストランとなるジャスティンパレスは、栗東CWコースで単走の最終追い切りを行いました。泉谷楓真騎手が騎乗し、4F53秒6-ラスト1F11秒8を馬なりで計時する軽めの調整です。
1週前(12月17日)はCWコースでウィンストン(3歳1勝クラス)との併せ馬。一杯に追われて6F83秒0-終い1F11秒5の時計で併入しました。内めを立ち回った道中は推進力十分で、直線では徐々にペースを上げ、終盤の促しにも素直に反応して長く脚を使っています。
杉山晴紀調教師は「動きに大きな変わりはなく、高いレベルで状態をキープできている」とコメント。秋に古馬G1を2戦使いながらも体の柔らかさは健在で、最終追いでも肩やトモの可動域の良さが目立ちました。前走のジャパンカップ(6着)は馬場に戸惑った印象でしたが、得意の中山芝2500mなら、有終の美を飾れる仕上がりにあります。
【B評価】シュヴァリエローズ|海外帰りとしては合格、上積みは控えめ

netkeiba
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 栗東坂路(重) | 53.9 | 39.2 | 12.8 | 馬なり | ||
| 1週前 | 栗東CW(良) | 82.2 | 66.5 | 51.4 | 36.9 | 11.4 | 一杯 |
| 前走最終 | 海外出走 |
7歳馬シュヴァリエローズは、前走の海外遠征(英チャンピオンS)帰りとなりますが、栗東坂路で単走の最終追い切りを消化しました。馬なりで4F53秒9-ラスト1F12秒8をマークし、感触を確かめる程度の調整内容です。
1週前(12月17日)はCWコースで一杯に追われ、6F82秒2-終い1F11秒4を記録。馬体はややふっくら見えましたが、脚取りは力強く、小刻みなピッチで長く脚を伸ばしており、海外帰りとしては負荷をしっかりかけられています。
最終追いでは序盤にややフラつく場面があったものの、踏み込み自体はパワフル。ただ終盤は脚色が鈍り、ラスト2Fはいずれも12秒8と強調材料は控えめでした。清水久詞調教師は「遠征の疲れはなく、いつも通り来られている」と語っており、仕上がりはまずまず。パンパンの良馬場なら持ち味を発揮できそうです。
【B評価】シンエンペラー|悪くないが、もう一段階欲しい内容

netkeiba
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 栗東坂路(重) | 55.4 | 39.9 | 12.3 | 末強め | ||
| 1週前 | 栗東CW(良) | 81.6 | 66.8 | 52.6 | 37.8 | 11.6 | 一杯 |
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.7 | 39.0 | 12.4 | 馬なり |
シンエンペラーは栗東坂路でアスクアイルビゼア(4歳2勝クラス)との併せ馬を行いました。主戦の坂井瑠星騎手が騎乗し、僚馬を2馬身半追走する形から終い強めに追われ、4F55秒4-ラスト1F12秒3を記録して1馬身先着しています。
1週前(12月17日)はCWコースでグラヴィス(4歳3勝クラス)と併せ、一杯に追われて6F81秒6-終い1F11秒6をマークしたものの、半馬身遅れました。内側での追い切りで頭が高く、手前替えも多く見られるなど、動きはややチグハグ。馬体にもまだ余裕があり、もう一段階の良化余地を残しています。
矢作芳人調教師は「前走より良くなっているが、もう一段上げたい」とコメント。最終追いでは頭の高さは残ったものの、前走時より踏み込みは良化しており、末強めの指示通りラストまで伸びた点は好材料です。大きな上積みは感じにくいものの、順調な仕上がりで力は出せる状態。展開が噛み合えば上位争いも可能でしょう。
【S評価】タスティエーラ|全体も終いも文句なし、仕上がり最上位

netkeiba
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 美浦W(良) | 80.9 | 64.2 | 49.9 | 35.6 | 11.8 | 馬なり |
| 1週前 | 美浦W(良) | 81.1 | 64.9 | 50.2 | 35.9 | 11.6 | 馬なり |
| 前走最終 | 美浦W(稍重) | 81.4 | 65.3 | 50.5 | 36.2 | 11.4 | 馬なり |
今年で現役引退(ラストラン)となるダービー馬タスティエーラは、美浦ウッドチップコースでエコロシード(2歳1勝クラス)など3頭併せの最終追い切りを消化しました。助手騎乗で馬場の2分どころから馬なりのまま僚馬を3馬身半追走し、6F80秒9-ラスト1F11秒8の好時計で半馬身先着しています。
1週前(12月18日)も同じくウッドで3頭併せを行い、馬なりで6F81秒1-終い1F11秒6を記録して併入。序盤から小刻みなフットワークで積極的に動き、直線でも外の僚馬と並んでゴールしました。終い3Fは12.7-11.6-11.6秒と長く良い脚を使っており、終いまで脚色を維持できた点は大きな収穫です。
堀宣行調教師も「健康状態は良好で、秋3戦目でもフレッシュさを保てている」と状態面に太鼓判。最終追いでもコーナーからスムーズに加速し、馬なりのまま併せた2頭に迫るなど気合乗りは十分でした。前走のジャパンカップは枠の影響もあり力を出し切れませんでしたが、得意の中山で迎える今回は文句ない仕上がり。ラストランで悲願の古馬G1制覇を狙えるデキにあります。
【A評価】ダノンデサイル|派手さはないがフォームが良く、完成度高い

netkeiba
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 栗東坂路(重) | 55.3 | 40.9 | 13.5 | 馬なり | ||
| 1週前 | 栗東CW(良) | 81.6 | 66.4 | 51.8 | 37.1 | 11.3 | 馬なり |
| 前走最終 | 栗東CW(良) | 81.3 | 65.0 | 49.7 | 35.3 | 11.4 | 馬なり |
昨年の有馬記念で3着に入ったダノンデサイルは、安田翔伍調教師自ら騎乗して栗東坂路で馬なりの最終追い切りを行いました。**4F55秒3-ラスト1F13秒5(重馬場)**と時計は目立ちませんが、リラックスした走りでフォームは安定しており、状態面の不安は感じられません。
安田調教師は「ジャパンカップのダメージはなく、経験を積んでレースの時期を理解してくれるようになっている」とコメント。1週前(12月17日)にはCWコースを馬なりで追われ、6F81秒6-終い1F11秒3の加速ラップを刻んで併入しました。内めを回って楽に動けており、直線では自ら脚色を引き上げて鋭く伸びています。
最終追いは軽めでも、右手前で地面をしっかり掻き込む安定した登坂フォームが印象的。昨年の海外遠征を経て馬体の充実度も高く、経験値の上積みは十分です。枠順次第では、昨年以上のパフォーマンスを見せても不思議ではありません。
【A評価】マイネルエンペラー|久々でも動けており、仕上がりは良好

netkeiba
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 栗東CW(重) | ⑦98.5 | 67.8 | 53.3 | 37.9 | 11.3 | 馬なり |
| 1週前 | 栗東CW(良) | 80.9 | 65.2 | 51.1 | 36.6 | 11.4 | 直強め |
| 前走最終 | 栗東CW(良) | 81.5 | 66.1 | 51.0 | 36.1 | 11.3 | 強め |
8か月ぶりの実戦となるマイネルエンペラー(前走:天皇賞・春9着)は、栗東CWコースで2歳新馬のレッドパラジウムと併せた最終追い切りを行いました。助手騎乗で外ラチ沿いを馬なりのまま進み、7F98秒5-6F81秒9-終い1F11秒3の時計で併入しています。
1週前(12月17日)はCWでブラックコーラル(2歳未勝利)と併せ、直線強めに追われて6F80秒9-終い1F11秒4をマークし2馬身先着。休み明けながら四肢の動きは俊敏で、手前を替えてから持久力ある末脚を見せる内容でした。
清水久詞調教師も「体つきも動きも良く、あとは長いブランクだけ」と語っており、仕上がり自体には満足している様子。最終追いでも自ら脚を伸ばして併入するなど動きは前向きで、久々を感じさせない仕上がりです。実績のある舞台でスタミナ勝負になれば、ロングスパートで見せ場を作る可能性は十分あるでしょう。
【B評価】ミステリーウェイ|順調だが集中面に課題、展開頼み

netkeiba
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 栗東CW(重) | 82.9 | 68.0 | 53.3 | 38.2 | 11.8 | 馬なり |
| 1週前 | 栗東CW(良) | ⑦98.9 | 67.0 | 52.6 | 37.5 | 11.5 | 馬なり |
| 前走最終 | 栗東CW(良) | 85.3 | 69.8 | 54.4 | 38.4 | 11.5 | 馬なり |
アルゼンチン共和国杯(G2)を逃げ切ったミステリーウェイは、栗東CWコースで松本大輝騎手を背に単走の最終追い切りを行いました。馬場の中央をスムーズに駆け抜け、6F82秒9-ラスト1F11秒8と上々の時計でまとめています。
1週前(12月17日)もCW単走で7F98秒9-終い1F11秒5を馬なりでマークしており、前走後も調整は順調。道中はやや頭の高い走りながら、流れるようなフットワークでスピードを維持できており、腹回りもシャープです。
小林真也調教師は「途中で競馬をやめてしまう面が解消されてきた」と成長を評価。最終追いでは前方を気にする場面もありましたが、走りのバランスは良く、最後まで脚色は衰えませんでした。大崩れしにくい安定感が持ち味で、展開次第では粘り込みも十分考えられる仕上がりです。
【S評価】ミュージアムマイル|1週前の自己ベスト級が光り、充実一途

netkeiba
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 栗東坂路(重) | 55.5 | 40.6 | 12.5 | 馬なり | ||
| 1週前 | 栗東CW(良) | 78.5 | 64.4 | 50.8 | 36.5 | 11.4 | 一杯 |
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.8 | 38.6 | 12.3 | 一杯 |
今年の皐月賞馬ミュージアムマイルは、栗東坂路でアンズアメ(3歳3勝クラス)との併せ馬による最終追い切りを行いました。助手騎乗で馬なりのまま僚馬を半馬身追走し、5F55秒5-ラスト1F12秒5の時計でクビ差先着。序盤にもたれる場面はありましたが、その後は力強い脚取りで並走し、前向きな闘争心が感じられる内容でした。
1週前(12月17日)はCWコースでC.デムーロ騎手が騎乗し、タケルハーロック(3歳1勝クラス)と併せ馬。一杯に追われて6F78秒5-ラスト1F11秒4の自己ベストを叩き出し半馬身先着しています。コーナーから積極的に動き、直線でもジリジリと差を詰めて捉えるなど、デビュー以来もっとも充実した動きでした。
高柳大輔調教師も「前走以上」と評価する通り、馬体の張り・気配ともに申し分なし。距離克服が鍵にはなりますが、得意の中山なら持ち味の瞬発力を存分に発揮できる仕上がりです。
【B評価】メイショウタバル|気持ちが前向きすぎる面も、能力は健在

netkeiba
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 栗東CW(重) | 68.5 | 53.0 | 37.4 | 11.3 | 馬なり | |
| 1週前 | 栗東CW(良) | 79.8 | 65.1 | 51.2 | 36.5 | 11.4 | 一杯 |
| 前走最終 | 栗東CW(良) | 68.9 | 53.2 | 37.4 | 11.1 | 馬なり |
今年の宝塚記念を制したグランプリホース、メイショウタバルは栗東CWコースで単走の最終追い切りを行いました。助手騎乗で馬なりのまま進み、5F68秒5-ラスト1F11秒3を余力十分にマークしています。
1週前(12月18日)はスマートサニー(5歳オープン)と併せ、一杯に追われて6F79秒8-終い1F11秒4の好時計で2馬身半先着。道中はやや頭の高い走りでしたが、直線で手前を替えてからは全身を使った力強い伸びを見せました。
石橋守調教師も「中山の方が合う。今日は良かった」と手応えを語っており、1週前にしっかり負荷をかけた分、最終追いは予定通りの内容。気性面に課題は残るものの、折り合って運べれば、中山2500mで巻き返しが期待できる仕上がりです。
【B評価】レガレイラ|最終追いで良化、連覇へ上向き気配

netkeiba
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最終追切 | 美浦W(良) | 82.9 | 66.3 | 51.2 | 37.0 | 11.2 | 強め |
| 1週前 | 美浦W(良) | 83.7 | 66.7 | 51.7 | 37.5 | 11.3 | G前仕掛け |
| 前走最終 | 美浦W(良) | 83.1 | 66.7 | 51.7 | 37.4 | 11.4 | 馬なり |
昨年の有馬記念覇者レガレイラは、美浦ウッドチップコースでソニックスター(4歳オープン)を含む3頭併せの最終追い切りを行いました。助手騎乗で馬場の3分どころから半馬身追走し、直線強めに追われて6F82秒9-ラスト1F11秒2をマークして併入しています。
1週前(12月17日)もソニックスターと併せて6F83秒7-終い1F11秒3を計時。序盤から小気味いい脚さばきは見せたものの、やや前脚の硬さがあり、突き抜けるまでには至りませんでした。
最終追いでは集中力が高まり、直線でも僚馬と併せる形から2F12.3-1F11.2と鋭く伸びています。木村哲也調教師も「態勢は整ってきた」と手応えを口にしており、昨年と比べると完調一歩手前ながら、ひと叩きされた効果で馬体の張りは上々。舞台適性は文句なく、連覇を狙える仕上がりにあります。
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「絶対に当てたい」「予想に自信がない」
そんな方にぴったりなのがカチウマの定理です。
| 日付 | レース名 | 買い目 | 払戻金額 | 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 2025/12/21(日) | 阪神8R |
|
3,008,180円 | 62670% |
| 2025/12/21(日) | 中京5R |
|
1,900,360円 | 39590% |
| 2025/12/21(日) | 阪神4R |
|
882,180円 | 18378% |
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有馬記念2025 追い切り評価ランキング
| 順位 | 評価 | 馬名 |
|---|---|---|
| 1位 | S | タスティエーラ |
| 2位 | S | ミュージアムマイル |
| 3位 | A | コスモキュランダ |
| 4位 | A | ジャスティンパレス |
| 5位 | A | ダノンデサイル |
| 6位 | A | マイネルエンペラー |
| 7位 | B | レガレイラ |
| 8位 | B | メイショウタバル |
| 9位 | B | シンエンペラー |
| 10位 | B | エルトンバローズ |
| 11位 | B | アラタ |
| 12位 | B | ミステリーウェイ |
| 13位 | B | サンライズジパング |
| 14位 | B | シュヴァリエローズ |
| 15位 | C | アドマイヤテラ |
| 16位 | C | エキサイトバイオ |
有馬記念2025の追い切りに関するよくある質問
有馬記念の追い切り動画はどこで見られますか?
有馬記念の追い切り動画は、JRA公式サイトおよびJRA公式YouTubeチャンネルで無料公開されています。
① JRA公式サイト(今週の注目レース)
レース週には、JRA公式サイトの「今週の注目レース」ページ内で、最終追い切り映像・調教の様子が掲載されます。
映像は馬ごとに確認でき、フォームや反応をじっくりチェックできます。
② JRA公式YouTubeチャンネル
JRA公式YouTubeチャンネルでは、金曜〜土曜にかけて有馬記念の追い切り動画が公開されるのが通例です。
スマホでも見やすく、動きの良し悪しを直感的に判断できます。
③ JRAレーシングビュアー(調教映像特集)
より詳細に見たい方は、JRAレーシングビュアー内の調教映像ページも参考になります。
レース特集ページから追い切り映像へアクセス可能です。
映像では、フォームの安定感・手前替え・追われてからの反応・余力といった点を意識して見るのがおすすめです。
本記事の追い切り評価と映像を併用することで、最終予想の精度を一段引き上げることができます。
追い切り評価は予想でどれくらい重視すべきですか?
有馬記念のような年末の大一番では、追い切り評価は非常に重要です。特に秋に使い込まれている馬や、休み明け・叩き2走目の馬は、仕上がりの差が結果に直結しやすくなります。
ただし、追い切りだけで決め切るのではなく、枠順や展開、コース適性と組み合わせて判断するのが理想です。
最終追い切りと1週前追い切りはどちらを重視すればいいですか?
基本的には最終追い切りを重視しますが、有馬記念では1週前追い切りの内容も同じくらい重要です。
1週前に強い負荷をかけ、最終追い切りを軽めにまとめている馬は、仕上げの流れが良いケースが多く見られます。両方の内容を見て、仕上がりの「過程」をチェックすることが大切です。
坂路追い切りとウッド追い切りは、どちらが有利ですか?
一概にどちらが有利とは言えません。有馬記念は中山芝2500mの持久力勝負になりやすいため、ウッドコースで長めからしっかり負荷をかけている馬は好印象です。
一方で、坂路で終いの反応が鋭い馬は、直線での伸びや瞬発力を活かせる可能性があります。馬のタイプに合った調教内容かどうかを見ることが重要です。
追い切り評価が低い馬は買わない方がいいですか?
必ずしもそうとは限りません。追い切り評価が低めでも、元々調教で動かないタイプの馬や、レースで一変するタイプも存在します。
ただし、有馬記念のようなメンバーが揃うレースでは、追い切り評価が低い馬は好走条件が限られるため、ヒモ評価や条件付きでの検討が現実的です。
最終追い切りで時計が遅い馬は状態が悪いのでしょうか?
時計が遅い=状態が悪いとは限りません。馬場状態や調教の意図(馬なり・折り合い重視など)によって時計は大きく変わります。
特に有馬記念では、無理に時計を出さず、気配やフォーム重視の調整を行う陣営も多いため、動きの質や反応を重視して評価することが大切です。
追い切り評価と実際の結果がズレることはありますか?
あります。競馬は展開・位置取り・枠順・馬場状態など多くの要素が絡むため、追い切り評価が高くても力を出し切れないケースはあります。
ただし、長期的に見ると、好走馬の多くは追い切り評価が一定以上の水準にあるのも事実です。予想の軸を決める材料として、追い切りは非常に有効です。
有馬記念2025 追い切り評価まとめ
| 評価 | 馬名 | 状態・仕上がり総評 | 追い切りのポイント |
|---|---|---|---|
| S | タスティエーラ | 全体・終いともに完成度が非常に高く、ラストランに向けて文句なしの仕上がり | 美浦Wで2週続けて高水準。最終も馬なりでまとめつつ気配が強い |
| S | ミュージアムマイル | 1週前の自己ベスト級が強烈。成長力がはっきり感じられる充実ぶり | 1週前CWで高負荷→最終坂路は馬なりで余力。闘争心も見せた |
| A | コスモキュランダ | 終いの反応が鋭く、中山替わりで怖い存在 | 坂路・Wで終い重点。仕掛けてからの加速が目立つ |
| A | ジャスティンパレス | 高いレベルで安定。ラストランに向けて状態をキープ | 1週前に負荷→最終は軽め。反応とフォームが安定 |
| A | ダノンデサイル | 派手さはないが完成度は高い。状態面の不安は少ない | 1週前CWで終い鋭く、最終は坂路で整える形。体幹がブレない |
| A | マイネルエンペラー | 久々でも動けており、ブランクを感じさせない仕上がり | CWで長めから余力十分。持久力型らしい動きが出ている |
| B | レガレイラ | 最終追いで良化。連覇へ向けて上向き気配 | 美浦Wで強めに追われ終い鋭化。集中力が増した |
| B | メイショウタバル | 前向きさが強く出た分、折り合いがカギ | 1週前に強負荷。最終は馬なりでまとめたが気性がポイント |
| B | シンエンペラー | 悪くはないが、もう一段階欲しい内容 | 坂路で末強め。頭の高さなど課題は残るが踏み込みは良化 |
| B | エルトンバローズ | 仕上がりは良いが、距離適性が最大の課題 | 1週前CWで終い11秒台。最終は坂路で整えつつ軽快 |
| B | アラタ | 8歳でも動きは素直。使って良化の気配 | 美浦Wで直線強め。推進力と前向きさを維持 |
| B | ミステリーウェイ | 順調だが集中面に課題。展開頼みの立場 | CWで馬なり中心。動きは滑らかも気の散る面が残る |
| B | サンライズジパング | 負荷は十分。芝対応が鍵 | 坂路で一杯に追われる。折り合いは悪くなく状態は維持 |
| B | シュヴァリエローズ | 海外帰りとしては合格。上積みは控えめ | 1週前CWで負荷→最終坂路は軽め。終いは平行線 |
| C | アドマイヤテラ | 強めでも終いが甘く、上積みは限定的 | 坂路強めで負荷はかけたが、終いの減速が目立つ |
| C | エキサイトバイオ | 1週前がピーク気味で、最終は地味 | 坂路一杯でも全体時計が地味。気配確認は当日が重要 |
有馬記念2025の最終追い切りを総合すると、タスティエーラとミュージアムマイル(S評価)の2頭が一歩抜けた仕上がりに見えました。
どちらも1週前にしっかり負荷をかけ、最終追いで整える王道の流れができており、動きの質・反応・気配まで揃った印象です。
A評価にはコスモキュランダ、ジャスティンパレス、ダノンデサイル、マイネルエンペラーが入りました。
コスモキュランダは終いの反応が鋭く、中山替わりで怖い存在。
ジャスティンパレスは高いレベルで状態をキープしており、ラストラン仕様としても安定感があります。
ダノンデサイルは派手さこそないもののフォームの崩れがなく完成度が高い仕上がり。
マイネルエンペラーは久々でも動けており、ブランクを感じさせない気配を見せました。
B評価組は状態自体は悪くない一方で、上位評価組と比べると「もう一押し」「決め手」「上積み」の面で一段譲る印象です。
ただし、レガレイラは最終追いで良化しており、連覇へ向けて上向き。
メイショウタバルは前向きさが強く出たぶん折り合いが鍵ですが、噛み合えば巻き返し可能。
シンエンペラーはもう一段階ほしい内容で、エルトンバローズは仕上がりは良いが距離適性が大きなポイントになります。
アラタ、ミステリーウェイ、サンライズジパング、シュヴァリエローズもそれぞれ動けていますが、条件(展開・馬場・適性)がハマるかどうかが焦点です。
C評価のアドマイヤテラ、エキサイトバイオは、最終追いの内容から強調材料が少なく、追い切りだけで見ると優先度は下がる評価にしました。
ただし状態が極端に悪いわけではないため、当日のパドックや返し馬での気配変化は確認しておきたいところです。
なお、12月24日(水)の馬場は、美浦が良馬場で時計が出やすめ、栗東は重馬場で坂路の時計が出にくい状況でした。
数字だけで一律判断するのではなく、動きの質・反応・余力も含めて評価するのがポイントです。
本記事はあくまで最終追い切りの動きと仕上がりに特化した評価です。
実際の馬券検討では、枠順・展開・コース相性・当日の馬場も踏まえて総合判断していきましょう。
最終予想(本命・穴・買い目)については、別記事で詳しく解説しています。
追い切り評価と合わせてチェックすれば、狙うべき馬と勝負のポイントがよりはっきり見えてくるはずです。
参考・参照元一覧
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| 日付 | レース名 | 買い目 | 払戻金額 | 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 2025/12/21(日) | 阪神8R |
|
3,008,180円 | 62670% |
| 2025/12/21(日) | 中京5R |
|
1,900,360円 | 39590% |
| 2025/12/21(日) | 阪神4R |
|
882,180円 | 18378% |
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